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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
1. ブルーノのしあわせガイド おおざっぱで無頓着で不注意、いい加減でだらしがない怠け者と本人が言うように、脱落者にさえ思えるブルーノ。また悪友と遊び回り、勉強せず落第点をとるルカ。本当に似たもの同士と思える親子のふれあいが実に良い。見た後の爽快感がとてもよく心温まる映画だった。"Scialla!"と何度も繰り返すエンディング曲が印象的、多くの人に見てほしい。[映画館(字幕)] 9点(2014-05-08 08:40:56) 2. ふたりのトスカーナ イタリアのロレンツァ・マッツェッティの自伝小説に基づく映画。前半のトスカーナ地方ののどかさと後半の戦争の悲劇とのコントラストがあまりにも大きく衝撃的だ。イザベラ・ロッセリーニの主演で知られるが、ペニーを演じた子役ヴェロニカ・ニッコライがかわいかったし(事実上の主人公)、ユダヤ人夫を演じたジェローン・クラッペの毅然たる態度も印象的だった。[DVD(字幕)] 8点(2013-12-28 11:01:33) 3. プッチーニの愛人 《ネタバレ》 ドーリア・マンフレーディ事件の新解釈によって映画が作られているというので興味深く見たが、いやー、まいった。こういう映画は苦手だ。 オペラ作曲家の劇的な物語かというと静かなもの、淡々と進んでいく。流れるようにではなく、切れ切れに。そう思うのは会話がきわめて少ないのだ。 進行の内容がわかるのは、電報だったり手紙だったり、不思議な手法である。プッチーニやメイドを演じた俳優さんたちはほとんど素人のこと。そのプッチーニが作曲する姿、ピアノ演奏するシーンはなかなか堂にはまっていると思ったら、本職の作曲家だそうだ。 メイドの突然の死によって映画は終わるが、そのとき運命的に鳴るのがシューベルトの「死と乙女」[映画館(字幕)] 5点(2011-10-28 20:29:26)《改行有》 4. ブーベの恋人 映画「鉄道員」でカルロ・ルスティケリを知り、彼の映画音楽集で「ブーベの恋人」を知った。そして映画を見たのは、彼女とのデート。不覚にも映画館で私は涙ぐんでしまい、彼女とはそれきりになってしまった。 感動的な映画を見るとすぐに涙ぐむことに気づいた私は、それ以来、悲しさのこもったロマンス映画は絶対に一人で見ることにした。 私事はおいといて、映画は実にすばらしい。マーラがブーベを愛し尽くす心が痛いようにわかる、最高のラブロマンスだと思う。イタリア映画は心の描写が実に丁寧で、胸にジーンとくる映画が多いと思う。[映画館(字幕)] 8点(2011-03-14 10:18:45)《改行有》
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