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1.  道(1954) 《ネタバレ》 -La Strada- “道”。 アタマのLaは三人称単数のLaみたいで、フランス語みたくLe(男性)、La(女性)ではなかった。ので、“彼らの(彼女らの)道”…みたいなことでしょうかね??全然違ったらごめんなさい。 事前情報無しで観たから、最初コメディだと思ってた。夜道で待ちぼうけするジェルソミーナが、野良馬にビックリするシーンがとても好き。 私が子どもの頃は、親に「言うこと聞かないとサーカスに売り飛ばすよ!」なんて言われた世代だけど、もしかしたらこの映画の影響なのかもしれない。今じゃ“サーカスに売る”なんて差別発言になるだろうね。 主な登場人物は3人。言葉狩りに臆せず書くと(って、普段から気にしてないか)、ジェルソミーナ=知的障害者。イル・マット=キチガイ。ザンパノ=野蛮人…今だとモラハラ男かも。こういうところ、変にオブラートに包まれると、この時代の映画の本筋が観えなくなる気がするなぁ。 ジュリエッタ・マシーナは当時33歳だから、ジェルソミーナも少女と言うにはとうが立っていて、成人しているのに料理もできないし、美人でもない。家では流木拾いくらいしか使い道がない知的障害者。 貧しい一家が食べていくための“口減らし”。ジェルソミーナが1万リラで売られる時の、お母さんの極端な猿芝居がちょっと可笑しかったけど、真面目に見ると怖い。1954年の1万リラは当時の5400円くらい。今の価値で20万円くらいらしい。リアルだ。 ローザ(たぶん姉)の死も、母「かわいそうに、お墓がどこかもわからない」なんて、それ以上ザンパノに聞かない母親のしたたかさ。ローザが何故死んだのか、わかったもんじゃないのに、ジェルソミーナを同じ男に売る母親。あぁここは確かに、帰るべき場所じゃないわ。 海岸でひとり微笑むジェルソミーナ。芸人に成ることにちょっと嬉しそうなあたり、状況を理解できてないんだろうな。 母親に売られたのは仕方ないとして、サーカス団に誘われた時、イル・マットに誘われた時、修道院に残りたいか聞かれた時。その後の道を選ぶのはジェルソミーナ自身だった。きっとどれを選んでも幸せになったかもしれないのに、ザンパノと行くことを選んでしまった。 ついついザンパノをからかうイル・マット。やらなくてもいいのに。せっかくサーカス団と行く決心をしたジェルソミーナの決心が揺らぐ。「私はこの世で何をしたらいいの?」に対し「俺と来れば綱渡りを教える。でも、お前でも何か、ザンパノの役には立ってるんだろう?」この会話、イル・マットはジェルソミーナに一緒に来るように誘っているように見せて、ザンパノと一緒に残るよう誘導してないか?からかってないか?だとしたらホント、キチガイだ。でも別れ際にネックレスを渡すあたり、キチガイの良心かもしれない。あのネックレスはジェルソミーナの今後の辛い生活の、心の支えになったことだろう。別れ際ジェルソミーナにラッパを置いていってやるザンパノの心理も同様。あのラッパは、今後独りで生きていくジェルソミーナの飯の種になったことだろう。 海岸で始まり海岸で終わる。友達と言えるイル・マットを殺し、パートナーのジェルソミーナを捨ててきたザンパノ。 姉のローザの死は、きっと彼に何も残さなかった。『死んじまったか、面倒くさいな。』くらいの気持ちで、代わりのジェルソミーナを連れてきた。突如僧院で彼女に求婚された。自分を好きになる努力をする女を前に、何も考えないことにしたザンパノ。 『この小石も何かの役に立っているハズだ。空の星と同じように』は2人の共通のテーマかもしれない。 海岸で泣き崩れるザンパノ。このシーンにはいろんな解釈があるけど、ザンパノは空の星を見上げて、自分の道を考えたのかもしれない。 ジェルソミーナは小石を見て自分の未来の道=今後自分がなにかの役に立つこと。を考えたのに対し、ザンパノは空の星を見て自分の過去の道=自分の愚かな行いで失ってきたこと。を考えたのかも。 でも今さら遅い。考えたって取り返せない。ザンパノの歩んだ過去も、ジェルソミーナの可能性の未来も。[インターネット(字幕)] 7点(2022-09-23 15:33:41)《改行有》

2.  皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ 《ネタバレ》 -皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ-いきなり日本語タイトルがババ~ン!! だけど実際、皆は鋼鉄ジーグでなく“スーパークリミナル”って呼ぶんだよね。アレッシアも“ヒロシ”って呼んでるね。 原題-Lo chiamavano Jeeg Robot-“ジーグ・ロボット(鋼鉄ジーグの伊題)と呼んでいた”…変わらんね。 世代が違い鋼鉄ジーグ観てないから、アレッシアが挙げる登場人物の名前に全く反応出来ず。知ってたらクスリと出来ただろうか? 予備知識無しで見た結果、まさかの変身ヒーロー物の映画だったけど、主人公と鋼鉄ジーグに共通点は無く、たまたまアレッシアがハマってるアニメを怪力エンツォに重ねただけっていうのは、斬新な気がしないでもない。 エンツォが怪力を手に入れて、最初にするのがATM強盗ってのがまた、今までのヒーロー物にない、鑑賞者突き放し感がある。 ただケチなチンピラが急に生き方を変えるでなく、アレッシアとの生活で徐々に徐々に変わっていく様子は共感できて、段々とエンツォに魅力を感じるようになってくる。観覧車のシーンは良かったなぁ、あそこは凄く良い。 アレッシアが一生懸命編んでたものが、手袋か何かかと思いきや鋼鉄ジーグのマスクだったのは、なかなか斜め上を行っていた。…マスク編むか?普通。 アレッシアの死からアッサリ終わるかと思いきや、ジンガロも同等の力を手に入れる、ヒーロー物らしい展開は予想外。 ただこれ、タイトルに鋼鉄ジーグ入ってなかったら観る機会激減だったかも。[インターネット(字幕)] 5点(2022-01-01 15:51:20)《改行有》

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