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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
21. 永遠のマリア・カラス 《ネタバレ》 ♪ラリーィ なぜ泣くの カラスの勝手でしょ~ ファニー・アルダン様をお慕い申し上げるかーすけ、ほんとはけなしたくないのだけど、ラストの急転、これはサスペンス並みに驚かされ&がっくり~。パクパク苦悩をもっと掘り下げて欲しかった。これも書きたくないけど、監督さんがお年を召されていることが裏目ではないかとさえ思う。自分はカラスを熟知してます、実力に反して彼女自身の苦しみはこれこれで、多少の誇張も入れて表現しました、観客の皆さんなら容易に理解していただけますでしょう・・といった老練なる自信である(私の思いすごしであってほしいです)。中盤までは皆さんが書いておられる通り、それはそれは盛り上がったので、最後にヘナッと気が抜けてしまった私でした。アルダンの英語はちょっと気になったけど、ハンデ克服努力が画面一杯に感じられたし、稽古中にキレるところなどは(ギリシャ系?の)カラスに似せて叫んでいたように思う。「ある晴れた日に」は良かった、生声付きやし。もっと気になったのはロン毛が超違和感のジェレミー・アイアンズ・・正面から映しても病弱な老人に見え、意欲満々の製作者という風格を感じられませんでした、演技は言うまでもなく素晴らしいんですが・・。ああ、大好きなジャンルなのにケナすだけになってしまいそうだ、、老女メイド役:ブルーナを演じた女優さんが祖母コン心をグラグラ揺らしてくれたので+1点。旧作になったらも一回観ます。7点(2004-03-18 00:51:47)《改行有》 22. 青い体験(1973) ↓↓きっと、皆さん、お殿方ばっかりよねぇ、いややわぁ私・・でも学生時代、深夜TVに大喜びで見たのは事実なのでした。ビデオ屋さんで目に入るだけで恥ずかしいです、でもこの上ないタイトルです、この時代・この分野での代表作だと思います。7点(2004-01-17 10:55:07) 23. 昨日・今日・明日 ラブコメなんて呼びたくないわ、人情喜劇?ですねぇ確かに(教えて下さったおばちゃんさんに幾度目かわからないほど感謝してます)、ほろほろ。臨月よりでっかいおかみさんや子どもたちの「腹ボテ」ウェーブにげらげら笑って、ず~~と笑って、男二人の愛あふれるカンツォーネ(?)にはもう涙、涙。ひたすら明るいローレンはやっぱイタリア語じゃないとダメだわ、「逢いびき」(だったかな?)などの英語出演はほんと物足りなかった記憶がありますし。ダサくてやつれた顔と可愛い色男を演じわけるマストロヤンニがとっても素敵。このカップル、私は浜田&吉永より、リズ&バートンよりお似合いと思ってました、ポンティ氏を知らなかったせいかしら。 7点(2004-01-12 10:31:10)《改行有》 24. 昼顔(1967) ここのドヌーヴより美しい女優、いますでしょうか!。髪から靴のつま先まで、もう惚れ惚れ、、。 (シェルブールにもあったけれど)まるで停止画面のように思える車中での表情シーンもあります。 女性から見ると、下着姿よりも、お洋服着ている彼女に好意的な羨望を持ちます、品良く美しすぎる。娼館のおかみさん(?)が、彼女にこの名前を提案したときはなぜか泣けました、、なんでそんなことをせなあかんんねんやめときやめとき、といった情けなさか。色魔の有閑夫人、と取らず、いくらかわかるのも女の性か。 先輩主婦娼婦?のコートの着こなし、景観の美、BGM一切なくFIN文字を見ると、おフランス~の気分に浸ってしまう懐古趣味の私にはにたまりません、シャンシャンシャンシャン。 7点(2003-11-05 23:24:10)《改行有》 25. クイーン・コング 女性問題の核心に触れ、私たちを奮い立たせてくれる70年代感動怠作。ドツボです。 彼もコングも森でこけてます。そして本作も(ハハ)。 さて↓おっしゃってるように、 ☆ジャケットにあるピンクのブラも、それからポスターにあるピンクのタイやガウンもなぜか着用してないノブ子先生、じゃなくて・・・特に色白というわけではないけれど、愛する人をまっすぐ求めキョロキョロと流して動くつぶらな瞳、セクシーな薄め唇、控えめなバスト、ともうすべてが愛らしいゆかりタン、じゃなくてクイーン・コング。 ☆何事も強気でぐいぐい迫るヤリテ型、カールのきいたボリュームヘアが似合うさつき女史、じゃなくて女監督:在宅しててもルースさん。 ☆ロン毛で力強い演説、これが民衆の心とらえるモテ男:純一郎氏、じゃなくて太一郎氏が声年齢も口の動きも無視してモーレツにアドリブ飛ばす主人公レイ。 ☆一・九分けがとっても可愛い幹事長、じゃなくて警察署長。 ☆水色衣装でバチリと決めましたつもりな邦子大臣、じゃなくて英国女王。 ・・の皆さんが登場されます。(恐ろしや。乱文まことにすみませんです。平にお詫びを、、何卒、、。) コトバは時代を映す鏡・・「パンナコッタ」「おっはー!」「フロッピー」などの用語から、吹き替えが当時のものではないという大発見。あーカンゲキ。 「電話に出んわー」など、それはそれは洗練された言葉の魔術にアナタはきっと酔えるはず、ぜひにごらん下され~。 [地上波(吹替)] 6点(2005-11-02 00:41:35)(良:1票) 《改行有》 26. スウェプト・アウェイ 裸自威賞(こんな字ではないけど、まあこんな内容・ただしヌードではなくて筋肉体だす)、いくつも堂々ゲットでしたね。「流されて・」は、下心のみで昔TV放映見た、が記憶にありません 。 甘っちょろい日常にカツ!生き延びる・とは、幸せ・とは、、こういうことが学べるので家庭科の授業に使ってもいいのでは?と私は思います。ド憎たらしいマドンナと、きゃわいそうなマドンナ両方拝めました。「要らないものばかり持っていた」というセリフは良かった、音楽も切ない系。 でもメインのカモナマイハウスはなぜ、自分で歌わなかったのかしら?ここだけ疑問です。私はコレ結構好き、後半は泣き通しでした、←きっと私だけです。 6点(2004-02-13 13:57:56)《改行有》 27. ひきしお 《ネタバレ》 変わったシュミの契約愛人?役のドヌーブは、美しさ(記憶正しければ、残念ながらヌードはなし、背中だけ)に加え、役柄ゆえ意外なワイルドさも見れた。 マストロヤンニに愛されたい奥さんの気持ちが哀しゅうて、かわいそー。 ラストも空しさが尾を引きますが、どんよりした雰囲気が嫌でない70年代仏映画ファンには懐かしい限り、ハ~ッ。6点(2003-10-15 00:15:37) 28. 輪舞(1964) なんとも10人の男女が、あちこちでイチャイチャ、付いたり離れたりで、踊りも恋愛模様も、巡り巡って~というわけです。お美しいモーリス・ロネとジェーン・フォンダ出てなかったら観てませーん、この夫婦の寝室での会話がしょーもないけどなんか好きでした。インテリアなど絢爛さは味わえました、それだけかも。5点(2004-01-04 13:23:05)
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