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プロフィール |
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919 |
性別 |
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自己紹介 |
ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。 「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。 映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。 目指せ1000本! |
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1. 静かなる叫び
《ネタバレ》 女性排斥を掲げて尚も強い未練を残す殺人犯。脅しに屈したために多くの女性が射殺され自責の念に囚われた男子学生。銃撃されながらも生還し心身に深い傷を負った女子学生。この三名を軸に銃乱射事件とその後日談を冷徹なモノクロ映像で捉える。時制を交錯させながらも無駄を削ぎ落した構成に、天地を逆転させたカメラワークを用いて、古き絶対の価値観の危うさが浮かび上がる。「男の子には愛を、女の子には世界に羽ばたくことを教えます」。授かった命に不安を感じつつも前に踏み出すラスト。カナダ時代のヴィルヌーヴの非凡さを感じさせる。[インターネット(字幕)] 7点(2021-04-26 21:40:52)
2. シン・レッド・ライン
ほぼ同年に作られ、時代背景もジャンルも似ている『プライベート・ライアン』と比較されるが、方向性が全く逆の"戦争アート映画"。美しく詩的な映像と熾烈な戦闘シーンのコントラストは印象に残るが、退屈なシーンはとにかく退屈で、目的を果たしたあとの最後の一時間は拷問のようだった。これだけの豪華キャストなのに下手すれば誰なのかも分からないチョイ役レベルの扱いは勿体ない。それなら別に無名の役者でも成立するんじゃ・・・仮に理解できて感じられても、「だから何だ?」としか感じられないな、自分は。[DVD(字幕)] 3点(2015-06-19 23:56:13)
3. 灼熱の魂
《ネタバレ》 確かに完成度は高いが、釈然としない。ここまで都合良く行くも行かないも、あくまで"寓話"でしかないからだ。一番問題なのは「双子を巻き込む必要はあったのか?」ということ。双子に限らず、対岸の火事でしかない悲惨な戦争の事実を我々も知るべきかもしれない。ただ、出生の真実まで知ったところで二度と笑顔にはなれないし、罪のない双子に深い業を背負わせたところで何が生まれるというのだ? 回りくどいことをせず、同僚に任せて、"父"と"兄"に手紙を渡せば良いだけだと思うが。以前、誰かが的を得た発言をした。「墓場の中まで持っていく話」。その通りだと思う。
[DVD(字幕)] 6点(2015-01-10 19:21:51)《改行有》
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