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1.  ダーウィンの悪夢 《ネタバレ》 最初のうちはノンキに、ナイルパーチという魚の加工産業があるのなら、アフリカでもいいほうなんじゃないか、などと思っていた。なのに映像がどんどん記録していく地元の疲弊、とりわけ子どもたちの悲惨な状況、炊けたわずかの飯を奪いあい、梱包材を焼いた煙をドラッグ代わりにしているのは、それなら何故なのか。映画は急がずに、そのからくりを解いていく。「甘い生活」の怪魚を思い出させるナイルパーチの肉は、外国(ヨーロッパと日本)へ輸出され、地元が食べる安い魚はナイルパーチに食べ尽くされてなくなってしまった。これが外国資本に食べ尽くされていくアフリカに重なってくる。弱肉強食のダーウィンの悪夢。人を生かす食べ物が人を殺す武器と交換されていく。やがて餌のなくなったビクトリア湖でナイルパーチが滅んだとき、外国資本もまた別の土地を求めて撤退していくだろう。この仕組みを理解するだけなら、本で読んでも出来る。でも「なるほど、こういうことか」という深い体感のような納得に至れるのが、蝿やウジのたかる魚の残骸を食用のために干しているシーンの映像の力、戦争を待ち望む警備員のひそめた話し声のトーンが伝わる記録の力だ。貨物機が飛ぶ同じ映像でも、冒頭とラストとでは、もう見るこちらが変わってしまっている。一番安い「のり弁」を買うと乗っていたなんだか分からない白身魚のフライ、あれがこれか?[DVD(字幕)] 7点(2007-12-10 12:20:46)

2.  第9地区 エイリアンの存在が日常と化している、その設定のみ評価。今まで宇宙人は『宇宙戦争』みたいに対立するものにしろ、『未知との遭遇』みたいに友好的なものにしろ、なんというか、敵とか神とか非日常的な「目覚ましい」存在だった。ここでは被保護者として日常的に存在している。『E.T.』も被保護者ではあったが、ああいう特定の狭い環境下ではなく社会そのものでそうなっている。もっぱら宇宙人もので国家が介在してくると、「国防」問題としてだったのが、ここでは「治政」問題として登場する。そういう状況をスケッチしていった冒頭が楽しかった。まあ結局、世界にあふれている異民族間の軋轢を(あるいは狭く南アの問題を)、難民としての宇宙人に置き換えて描いただけじゃないか、ということだが、でもそうやって置き換えることで新鮮に見えてくるものもある。苛酷な植民地支配を徹底的に受けた大陸を舞台にして生まれた発想だろう(でも後から入ってきた白人がエイリアンになぞらえられてるわけではなく、意図的なのか無邪気ゆえなのかは分からないけど、微妙なネジレがある)。今まで宇宙船がもっぱら北半球に訪れたこと自体に、宇宙の偏見(!)があったのかも知れない。ただドラマとして展開していくには、既製の北半球的物語を利用するしかなかったのが弱点で、冒頭でワクワクした分、物足りなかった。でも晴れ渡った・影のくっきりしたゴマカシのない世界像はいい。[DVD(吹替)] 6点(2010-12-07 09:56:49)

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