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1. 閉ざされた森
何の予備知識も無く見た為かなかなか面白かった。この種の作品は極力事前の情報を入れずに見るべきと思う。詳細なストーリー・ネタまで仕入れて見ては何の面白みも無い。
(情報が溢れる今では情報をシャットアウトする方が難しいと思うが)
皆さんが言われているように隊員の顔と名前を一致させるのが大変だった。
でもこれが出来ないと話が全然分からなくなるので辛い。
キャストではコニー・ニールセンが良かった。ベリーショートの金髪で「ノイズ」での
シャーリズ・セロンを思い出させる。ニールセンは180cmの長身でスタイル抜群。
軍服姿もりりしく、颯爽と決まっていた。彼女はダイアン・レインと同じ年齢のはずだが
本作と言い、「ハンテッド」と言い、最近の方が以前より若々しく魅力的になっている。
不思議な人だ。7点(2004-11-22 14:01:18)《改行有》
2. トリコロールに燃えて
最初の感想はシャーリズの着せ替えファッション・ショーという感じ。ともかくシーン
ごとに変わるヘアスタイル、ドレスの艶やかさは正にため息ものである。前作「モンスター」でのブスメイクの鬱憤を一気に晴らしているかのようである。しかし、美しいのだが
何か人工的な美しさだ(メイクもかなり濃いし)。ちょっと前なら「スイート・ノベンバー」、最近なら「ミニミニ大作戦」の彼女の方がその魅力がストレートに出ていたと思う。白人女性の容貌の変化は早くて今の彼女には「スイート・ノベンバー」の頃までの可憐さ、可愛らしさはもう無い。その代わり絢爛豪華なゴージャスさが出てきているが、昔
からのファンとしては何か寂しい感じがする。S・タウンゼントは彼の「線の細さ」と
言う致命的欠点がもろに出て、作品を支え切れていない。シャーリズと並ぶと存在すら
霞んでしまう。ロードオブザリングを降ろされたのも当然だろう。本人のためにももう
シャーリズとは共演しないほうが良い(ラブシーンも実生活の延長のようで白けるし)。
ペネロペは意外に地味な役(メイクはケバかった)だったが好演していたと思う。
映画としては前半の展開が遅くイライラした。映像と音楽は美しい。シャーリズの
ファンには無条件に進められるが、そうでない人にはちょっと退屈な作品かもしれない。
この作品が彼女にとって「オスカーの呪い」の第一歩と成らない事を祈るのみである。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-22 10:39:00)《改行有》
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