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1. エンジェル ウォーズ
アビー・コーニッシュ(スイートピー)が見たかったので。(彼女の「ブライト・スター/いちばん美しい恋の詩」はソフト化されないので、登録してもらったのにレビューできず) でも一番見ちがえたのはジェナ・マローン(ロケット)、「ランナウェイズ」のシェリーは彼女にやってほしかったと思うほど妖艶な変わりよう。 ブロンディは「サンダーバード」の子だネ。 現実と空想が入り混じる映画は昔からヴィジュアル派には多くって、日本好きのザック・スナイダーらしくそれっぽい要素もあり、PVといわれてもしかたないほどUKヒットチューン(SWEET DREAMSからLOVE IS THE DRUGまで)がかかりまくる。 悪役オスカー・アイザック(ブルー)は今まで見た中ではもっとも濃密な演技を見せ、「ライトスタッフ」のスコット・グレンが渋くていい役でした。 「未来世紀ブラジル」のような哀しさのある映画ですが、スナイダー作品としては「300/スリーハンドレッド」の方が好き。[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-01 06:59:59)
2. エンゼル・ハート
アラン・パーカーはこういう映画も撮る。 依頼されてある人物を追う探偵自身が実は…というお話。 音と映像で生み出される独特の暗く湿ったムードはやはり感覚的に秀でた人なのだと思わせるけど、画面に溢れる血が多すぎて趣味じゃない。 シャーロット・ランプリングの出番もぽっちり。 ミッキー・ロークが人気あった頃(かっこいいかなぁ…)、CMの"Angel Heart"とドスのきいた声の方がこの映画より怖い。 ハリーにとって因縁ある女性の名エピファニーは「本質が露呈する瞬間」と隠喩的、デ・ニーロの出演時間はわずかでも場をさらい、ニューヨークから因習強いニューオーリンズへの移動は変化あってよい。[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-25 00:00:01)
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