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プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
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1. ヒットラー 第1章:覚醒/第2章:台頭<TVM>
《ネタバレ》 ヒットラーといえば、歴史の汚点、悪の代名詞のような描かれ方を
どの映画でもしていますよね。
もし本作品を見て、悪役=ヒットラーでもないかもしれないなどと、
洗脳され感化されたら今までの歴史&戦争映画は意味がなく、
2枚組みということもあり躊躇していました。
ヒットラーのユダヤ人嫌いがどこから発祥したのかがよくわかり、
その性格さえもこの作品を見ればなるほどなとうなづけます(本人でないのにわかるのか?)
面白いのは生まれてから改革に燃えるまでの1巻目なのですが、
私的には2巻目のほうがより現実的で狂気に満ちて面白かった。
まるで、「ゴッドファーザー」の殺戮のようで、これは妙な気になりました。
その殺戮のリズムにテレビ映画ということも忘れ見入ってしまった。
が・・エンディングでその後のみんなが知っている歴史が語られると、
ヒットラー=悪という気持ちに穏やかに変わってゆくのです。
自分でもこういう洗脳映画は怖いなぁとおもいました。
本当にこのエンディングがなかったらと・・
オトゥールさんは、ヒンデンブルグ役ですが、これもしかしたら
ヒットラーが大統領を殺したんじゃないのと疑うほど、ことがうまく進んでゆくのが怖い。
ストリーテラー役の新聞記者がまたいいんです。
「メンフィスベル」に出ていた、マシュー・モディン。
この人の最後も残酷でした・・
結局ヒットラーは、自分にはむかう者、そしてユダヤ人は惨殺してゆきます。
この世に悪の世界を作るなら、まず善良なものを殺せばいい・・
こんな風な言葉がエンディングで流れます。
悪の冷酷で切れのある優美な匂いと、善が壊される恐怖とはかなさ。
でもこれ、現実なんですから、それもなん100年も前のことじゃなくて。
この作品を見た後に、「シンドラーのリスト」を見たら、精神はまともになるでしょうが・・
かといって(この世で一番かしこくて偉いのはユダヤ人)というのもないでしょう。
みんなどんな人種も平等なはずだから・・
不平等に扱ったヒットラーがドイツ人だからといって、
ドイツ人は悪いというのもまた、ヒットラーと同じ狭い人間になるのです。
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-20 04:50:09)《改行有》
2. ピーター・パン2/ネバーランドの秘密
《ネタバレ》 私はこの二作目のほうがもっと好きですね。
不覚にも一作目で泣かなかったのに、これで感動して
泣きましたもの・・
一作目は、切なくてウルウルきましたが、これは
まんまと泣かされちゃった感じ。
お話的にもこっちのほうがいい。
ただし、それは一作目があったからウェンディが母になり、
ピーターと再会できるわけで、二作目だけを見て感動したか
と言えばできないですが・・
この母親が娘のころも今もかわいいんです。
その娘が妖精もピーターパンも信じない設定で、
強い意志を持ってるんですが・・
飛べない子供が飛べる描写や、ラストは感動もので、
ティンカーベルがE.T.の蘇生と化したときは、
すでにもうウルウルきてました。
あ~ディズニーも泣かせにきたって思ったけど、
それが心地よいの。見てて幸せな気分で感動できるんだから
よしとしましょう。後味はよすぎて、うまくまとまり、
一作目のように残りはしないけど、でも良かった。
時計ワニが出てこなかったのが残念。
BBマックが歌うかっこいい曲は、
ラヴィン・スプーンフルの65年の大ヒット曲
「Do You Believe In Magic?(魔法を信じるかい?)」
のカヴァー。なんか懐かしくて、ものすごく良い!8点(2004-03-31 04:31:04)《改行有》
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