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プロフィール |
コメント数 |
565 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
三度の飯より映画好きです。どうぞよろしく。 ※匿名性ゆえの傲慢さに気を付けながらも、思った事、感じた事を率直に書いていますので、レビューによって矛盾が生じていたり、無知による残念な勘違いや独善的で訳分らん事を書いているかもしれませんが、大きな心でお許し下され。 ※管理人様、お世話になっております。 ※レビュワーの皆様、楽しく読ませて頂いております。
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1. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 実際に起きた悲惨な出来事を題材とし、いかにも〝これが現実です〟と訴えている場合、どこまで真実を語っているか検証したくなるところですが、これはドキュメンタリーではなく映画であり(おそらく映画というメディアを使い、娯楽に寄ることが世界中で大勢の人々に見てもらう最善の策なのだが)、ドン・チードルが否応無しに巻き込まれるサスペンスの要素が多分に強いため、ここではその問題は度外視します。
そしてサスペンスの面で言えば巧くいっているとは言い難いです。例えば、砦となるホテルの見せ方は外からも内からも不明瞭ですし、チードルは賄賂を武器に闘うわけですが、お金や物資や水が段々と底を尽きてゆく様を見せてくれないと切羽詰ってゆく感じが乏しくなります。また、赤十字の車が無惨に引っくり返っている光景を映し出しておきながら、そのあと車の主である女性が何事も無かったかのように普通にフレームインしてくるのもいかがなものでしょうか。
・・・と、文句ばかり書いてしまいましたが、すっごく集中して見ました。しかし、それはおそらく〝映画〟の強さではなく現実に起きた題材の強さによるものです。そして私は結局、ホアキン・フェニックスが言ったように「世界は大変だね」と思うだけの普通の平和ボケ人間なのですが、それは棚に上げておいて、行動に移らないのは残念ながら映画の力が及ばないからだとも思ったり。[DVD(字幕)] 6点(2010-10-06 18:41:41)《改行有》
2. ボウリング・フォー・コロンバイン
《ネタバレ》 嘘をつかなくても全てを語らない事により真実は歪められます。本作がまさにそれに該当すると思います。例えばNRA(全米ライフル教会)の集会を開いた事を問題視していますが、あの集会は法律で定められていて中止に出来なかった事、そして実際自粛した事に関しては一切触れていません。こういう事が他にもいくつかあります。このような問題を論ずるのに多面的に考察せず、一部を誇張表現するのは方法として正しくないと思います。さらにカナダで銃がありながらの平和社会を写しながら、最後には再びチャールトン・へストン宅を訪ねるという論理の矛盾もあります。これをドキュメンタリーとしては評価できません。他の真面目なドキュメンタリー映画に対して失礼です。しかし銃問題に関して最も大切なのは一人一人が考える事だと思います。ですからその場を提供してくれたのは素晴らしいと思いますので、それは評価します。[DVD(字幕)] 3点(2006-08-29 18:57:19)(良:2票)
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