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プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
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1.  ライディング・ザ・ブレット 《ネタバレ》 冒頭ほんの数分だけどマックス・ヘッドルームのマットが出ている。老けたなあ。それはともかく。キング原作のこの作品は、男の子たちが「死のスリル」と戯れたがることについて描いているようだ。アラン・パーカーというどっかで聞いたような名前の主人公の男の子。彼はお行儀が悪いだけで、普通にヘタレな男の子である。ほとんどすべての男の子はヘタレと決まっているからである。そして男の子は「死のスリル」と戯れがちだ。なぜかというと、橋本治風にいうなら、男の子には生理が来ないからである。下世話な話をしないと説明できないので申し訳ないけれど、これが本当の事だ。生理というのは、本人の意思に関係なく無理やりに訪れる。自分の意思でコントロールすることはできない。男の子の射精と根本的に違うのはここのところだ。生理とは「おまえは生きているぞ。忘れるな。」という「確認を求められる」現象なのだ。「そうか。不本意ながらやっぱり生きているのか。」女の子はほぼ毎月それを繰り返しているのだ。男の子と比べてヘタレなはずがなかろう。女の子が「死のスリル」と戯れる必要がない理由はこれである。男の子はこれがないので、しばしば「自分が本当に生きているのか」について確認する必要があるらしい。この作品はそのことについて言っていると思う。亡霊のジョージが、「彼女をBULLETに誘ったが生理なので断られた」と言うが、これが端的に現している。BULLETに乗ることは「死のスリルを味わう」行為でありすなわち「生の確認」なのであるが、「彼女」は「生理」があるので、そんなもの必要ないのだ。ラストにキングらしい説教くささがあるが、これはどこまでも男の子の話であり、とりあえず「女の子」には必要のない教訓である。[DVD(字幕)] 7点(2006-03-02 21:16:33)

2.  ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ロメロのゾンビもの好きとしては、過去の栄光は随所にうかがえるものの、レグイザモのイキのよさくらいしか見るべきところが思い当たらない。なんていうか、ゾンビのキャラも含め、各キャラが浅いのだな。予想を裏切る個性の持ち主が一人も居ない。「この人はこうするだろうな」というとおりに動いていく。あまりにも円滑な脚本。アルジェントの娘は、雰囲気よいが、娼婦には全然見えないし。ライリーは外見も含め薄っぺらだし。デニスホッパーのセリフの長回しには「舞台か?」と興ざめするし。もはや「田舎暮らしの手すさびに」という感。老いたかなー。[DVD(字幕)] 6点(2005-12-23 15:48:46)

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