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プロフィール |
コメント数 |
913 |
性別 |
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自己紹介 |
ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。 「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。 映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。 目指せ1000本! |
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1. ルーム
《ネタバレ》 カメラは"部屋"から出ることはない。"部屋"には常にママがいて、疲れた表情を見せながらも生きる術を教えている。ときどき男が配給しにやってくる。5歳になったジャックには"部屋"が世界の全て。この限定的なシチュエーションでほぼ二人芝居で息苦しくスリリングに見せる監督の演出力が光る。そこからどうやって脱出するか、そして脱出してからが本当の闘いだった・・・。中盤までと比べると物足りなさを感じるが、犯人との間に生まれた孫に対する祖父母の戸惑いと、自由になったはずなのに逆に追い詰められていく母親、全てが刺激的すぎて"部屋"に戻りたいジャックを丹念に見せてくれたおかげで、"世界"が残酷な現実をもたらす試練にもなりえることを実感させる。それでも母子は決して優しくないだろうその"世界"に挑み続け、正反対の感情で"部屋"に別れを告げるラスト、好き。母子の闘いはこれからも続く。[地上波(字幕)] 7点(2019-05-31 23:17:10)
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