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1. サイレントヒル
多分監督はゲームの大ファンなんだろうね。忠実に映画化しようとする意図は解るんだけど、忠実になり過ぎて訳解んなくなってるし。やっぱゲームはゲームでしょ!?ゲームをやっている身としては、思い当たる場面やキャラが多くてニヤっとするけど、内容はと言うと・・・。もうちょっと映画としての視点で作ればスゴい傑作になった気がするんだけどな~。[映画館(字幕)] 6点(2006-12-27 15:40:47)
2. エンゼル・ハート
《ネタバレ》 昔「バックアップ」という深夜番組で、おすぎがオススメ映画として挙げていたのを思い出します。その時、この人も評論家としてちゃんと映画を観てるんだな~と感心しました。
映画を観始めてから20年以上経ちますが、未だに自分の中で燦然と輝く傑作中の大傑作。
全体を覆う退廃的な雰囲気、それを濃厚なモノに押し上げるトレヴァー・ジョーンズの音楽、そして何よりもミッキー・ロークの脱力した名演。
ボサボサ頭、無精髭、たるんだ体型、だらしない服装と決してスマートさはないけれど、あそこまで色気を発散できるミッキー・ロークに脱帽!
探していた人物が実は自分自身だったというオチは今でこそ斬新さはないが、改めて観返しても戦慄を覚える程独特の雰囲気を持った映画です。
最後、エレベーターに乗って墜ちて行くシーンは、まさしくハリーの絶望を象徴しているようで、ズッシリと心に響きます。
[DVD(字幕)] 10点(2006-12-27 09:30:47)(良:2票) 《改行有》
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