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自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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【製作国 : カナダ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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21.  白い刻印 《ネタバレ》 力作だ。それはわかる。ニックノルティ渾身の一作。しかしなあ、救われない話なんだこれがー。見た後1週間気が晴れない、というような。寝たまま凍死してるって、誰が考えたんだか、すごすぎるよなあ。なかなか思いつかないぞ。ところで、やっぱり上の子のほうが、影響受けちゃって下の子の防波堤になって親の人生かぶっちゃうんだよね。そうだそうだ、もうひでー親父なんか、大人になったらみんなやっちゃえ。でも自分も似てしまったことが、救われないんだなあ。どうしたらいいんでしょうね、こういう場合。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-21 22:05:43)

22.  ニュースの天才 《ネタバレ》 この人「ボーイズドントクライ」のあのサド男だったのかあ。なぜかクロエも出てるし。サースガード美しい。演技もできるし。悩殺流し目に驚く。ところですべての解は「快感」にあったのですね。「快感」なのでやめられなくなって、どんどんエスカレート。ドラッグと一緒。ヤクにはまるやつもいれば、こういう高度な「快感」にはまるIQの高いやつもいるぞと。「目的」なんかあるわけない、「快感」でやめられなくなってるだけなんだからさ。本人見てこいつゲイだなー、と思ったけどそのわりにデブだ。[DVD(字幕)] 7点(2005-11-19 14:06:13)

23.  ポエトリー、セックス 《ネタバレ》 ストレートの一般人は、まず女どうしの同性愛を見せられると軽くショックを受けてそのことで頭が一杯になっちゃいますよね。もうそのことばっか考えて、映画の内容を冷静にジャッジできなくなります。レズビアンは映像作品にあんまりちゃんと出てこないから、見る機会が少ないため、慣れていないからです(なんであんまり出てこないかっていうと、それはこの作品の意図とも関係あるので後で言います)。 しかし、そんなことで目を眩まされてはいけないのだ。 主人公のジルが「男」だったと仮定してみてください。 なんのことはありません。元デカのアウトロー探偵が、捜査上の関係者とデキてしまったが相手に疑惑を持ち始め、結局そんなことだったんじゃん…というこのあらすじに、どーゆー新味があるでしょうか。ゼロ。 つまりこの話は、ジルが男性でさえあったならば最も使い古された私立探偵サスペンスの王道なわけで、それ以上でもそれ以下でもないのだ。 なんだ、大した話じゃないじゃんか。そうです。 「詩」を小道具として使ったことで、もったいぶった話にしたつもりでいますが、考えてみてください。ミッキーが死んだ理由は、インテリ夫婦と3Pで変態プレイをしたらやりすぎちゃったから、という、文学や教養と程遠い理由ではないですか。「詩」とか関係ないよね全然。 この作品は、レズビアンでなければいけない理由はなにひとつなくて、「いつもあんたたちが見ている探偵サスペンスをレズにしてみたわよ、どう、新鮮でしょ」ということなんですよ。 そしてその理由は、これまでレズビアンを扱ったマトモな映像がほとんど作られてこなかったことへの「アンチ」なのです。なぜ作られてこなかったかというと、作り手はほとんど「ストレートかゲイの男」だったから+男性の観客に好まれない(除くポルノ)からです。もっと言えば、「レズビアンの男役(つまりタチ)」というものは、「ストレートの男の分け前(女性という資源)を奪う存在」として憎まれているからです。 サマンサ・ラングはこのことに対してアンチの声を響かせたかったのです。その意気は理解できるが、あまりにもストーリー自体がバカバカしいので、凝った編集や演出でもどうにもならないシロモノになったことだった。[地上波(字幕)] 6点(2010-08-17 18:40:39)《改行有》

24.  サイレントノイズ 《ネタバレ》 中盤までは、そんなに悪くはなかったと思う。 映像も綺麗だし、役者さんも悪くない。キートンのシワの微妙さは味わい深いし、お疲れ顔のデボラ・カーラ・アンガーもキャストとしては合っている。演出も編集も、それなりに洗練されている感じがして、そんなに悪くない。 …が、ちょっと脚本がイケてないんでは。ジョナサンがビルに単身乗り込んだ後の展開が決定的にイカんかった。悪霊をビジュアルで見せたうえ、直接襲ってきたりしたら、なんのために今まで小出し小出しにしていたんだか、まるで意味がないじゃないかー。 なんか、非常に惜しい一品だ。[DVD(字幕)] 6点(2007-06-27 22:34:18)《改行有》

25.  ザ・フォッグ(2005) 《ネタバレ》 なんだかとても惜しい気がする作品だ。 これは、悲劇と夫婦愛の話であるから、怖いとかそういうことを期待してはダメなのだ。 なんといっても、現代っ娘としての自分と、よみがえる前世のブレイク夫人としての自分との狭間で翻弄されるエリザベスをどう描くかという脚本演出、そして女優さんのウデにかかっているわけだ。 それは、ニックのガールフレンドとしてのエリザベスと、19世紀に生きるやり手の商人ブレイク船長夫人としてのエリザベス、それぞれの男性の吸引度を秤にかけてもらわなければならない。 が、どちらも中途半端なんだよなあ。だいたいニックというのが単なるハンサムのスケコマシ、ブレイク船長とは、ハナから太刀打ちできぬ軟弱な奴だ。これでは、「どちらの男性を選ぶか」などと悩む必要もなし。ドラマにならない。ブレイク船長というのが…この俳優さんは誰だか知らないがこの作品の中では格の違う出色の出来なのだ。しかも、ほとんどセリフなどないに等しいというのに、そのたたずまい、もう、目いっぱい「19世紀」している。なんでもうちょっとガイコツじゃない通常の場面を増やして、エリザベスとの夫婦愛を表現しないかなあ。惜しすぎる。 そして、エリザベス役の女優さんというのが、役不足。前世の記憶がところどころよみがえるという場面の後では、自分でもワケのわからぬ「過去の夫」への思いに、とらわれている様子を表現してくれなくては。単に「何かマボロシを見ちゃったわ」とか思っている場合じゃないのだ。物語のキモなのだぞ。 子々孫々タタられても仕様があるまい、というような悪業を犯しておきながら、リベンジに来られたと思ったら、妻を取り返したら気が済んで帰っちゃった、というオチにするならば、それほどの「夫婦愛」をきっちり描いておいてくれないと。例えば、この夫婦は結婚して5年くらいでまだ子供も居ないようだから、「移住したら、子供を何人作ろう」とか、「庭を作って、花の種を植えたいわ」とかさ。 全般に、「あらあらそんなわざとらしいハマり方して」というような凡庸な演出であり、複線の張り方にも工夫がない。監督の力量は知れている。 が、ラスト、結婚時のポートレートで終わったことは誉めておきたい。これはよくできたいい写真だった。ここはエリザベスも毅然としたいい表情だったね。ブレイク船長役の人はとにかく素晴らしかった。(ガイコツじゃない時の)[DVD(字幕)] 6点(2007-02-24 00:09:12)《改行有》

26.  微笑みに出逢う街角 《ネタバレ》 ゴージャスさを消そうと必死に努力しているソフィア・ローレン。この役にはやっぱり無理があるよなあ。ずっとお手伝いさんのいる生活をしているだろうに、車椅子の夫にこき使われる主婦なんて。このゴージャス顔で。リアリティはゼロである。(私はそこがいいと思うような通ではない。) ミラ・ソルヴィーノ。写真を撮りにアンゴラまで行ってしまうようなガッツがあるとはとても思えぬソフトな顔立ちにモデル体型だ。 デボラ・カーラ・アンガー。何に出ていても疲れた顔をしている。「お疲れ顔女優」のトップと思われる。今回はかなり顔がむくんでいた。 この3人が演じた女の人は、とにかく言葉で他人と勝負しない人種なのだ。芸術家だから。 「障害者だからって偉そうに人をこきつかってあんたは何様のつもり。」とか「親父がどんなに偉いか知らないがあたしの仕事に口を出すな」とか「ママを殴り殺しやがって刑期を務めたからって許さん。あんたなんか死ね。」とか口がさけても言いそうにない。 口が無くなったかのようにだまってうつむくばかりの3人。周囲の男の人たちはそういう女たちに中に入れてもらえずグルグル衛星のようにまわっているだけみたいに見える。 そして充分に鬱憤がたまったころに彼女らは突然行動を起こす。そういう人種みたいなのだ。 なんかうっとうしいなあ。好きじゃないなあ。思ったことは言わなければ分からないよ。それじゃ映画にならんのか? [DVD(字幕)] 6点(2006-09-23 16:41:15)《改行有》

27.  マニトウ 《ネタバレ》 むかーしなぜだか原作本を読んでしまったことがある。そののち中古の汚いビデオを購入してしまったことがある。古いこの手の作品の中では、そう悪くない。出だしとか、ドキュメンタリー風なところとか、まず病院とか「エクソシスト」感あり。(レベルは全然違うが)もっともショッキングだったのは、X線の放射のせいで、奇形になってしまったところ!なんて悲しいのかしら。X線のせいでだよ。古代インディアンには全然カンケーないのに。反則だぞ。たのむからちゃんと五体満足に産んでやってくれ。(変??)[ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-15 20:30:15)

28.  アメリカン・サイコ 《ネタバレ》 原作があまりにもイケていたために、これについては…だな。だって小説でないとこのオチっておもしろくないじゃん。それに、田中康夫の小説のごとくしつこくディテールを繰り返すことにに意味があるので、(バカ高い外食料理の名前の数々とか、店の名前とか、ハミガキに使う大量の衛生用品の名称とか、)そういうの全部すっとばして映画化は…。あと、原作を読んで私が思い描いてた主人公とは、ビジュアルが違いすぎた。誰が見てもハンサムでお坊ちゃんで、美しい金髪でしょ。外見はチーズケーキみたいな男だと思うの。ベールかよ。お願い小説を読んであげて。クロエはよかったけど。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-12-25 23:31:26)

29.  ランド・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 ロメロのゾンビもの好きとしては、過去の栄光は随所にうかがえるものの、レグイザモのイキのよさくらいしか見るべきところが思い当たらない。なんていうか、ゾンビのキャラも含め、各キャラが浅いのだな。予想を裏切る個性の持ち主が一人も居ない。「この人はこうするだろうな」というとおりに動いていく。あまりにも円滑な脚本。アルジェントの娘は、雰囲気よいが、娼婦には全然見えないし。ライリーは外見も含め薄っぺらだし。デニスホッパーのセリフの長回しには「舞台か?」と興ざめするし。もはや「田舎暮らしの手すさびに」という感。老いたかなー。[DVD(字幕)] 6点(2005-12-23 15:48:46)

30.  ドリームキャッチャー 《ネタバレ》 カスダンだったのか。カスダンて。映像に比重をおきすぎて失敗。確かにあの物体には驚くがなあ。「どーだい、うまくできてるだろう」と言われているだけのような。それなら、あの「図書館に閉じこもってる」シーンは違和感がありすぎるのでやめたほうがよかったな。どっちかにしないと。「IT」感を急に出されると、「何の映画」だったか混乱してくる。[DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 16:33:04)

31.  リダクテッド 真実の価値 《ネタバレ》 この作品から伝わってくることは主に「オレ(デパルマさん)は怒っているんだぞ!」ということではないでしょうか。 …怒っている場合でも、作品として提供するとなると、そこには「オレの怒り」以外のものが注入されてエンタテインメントとして完成されていなければ、非常に痛いことになってしまうなあというのが「リダクテッド」ではないかと。 オレの怒り、それをモロに出しすぎ。 なんというか、作品としての「深み」に欠けるように私は思いました。 他人の怒りをそのまま見せられると、なんとも言いようがありません。 「そうですかあ…あなたはそんなにお怒りになっているんですね」終わり。 デパルマさんは、映画がエンタテインメントでなければならないことをちゃんと知っていますけれども、今回はそういうものは無視しました。 私はやはり映画として不特定多数の人に提供するのであれば、オレの怒りはもう少し抑えてもらいたかったと思います。 また、呼ばれもしないのによその国へ武装して乗り込んで強姦殺人をするということについて、「あの状況では仕方がなかった」とか「レイプについてはなんとも思わない」とか「殺したことだけが悪い」とかいうふうな感想を抱いてしまう一部の男性観客もいるようですから、そこまで作り手の狙いを外したおかしな感想を抱かせるということは内容に問題があるのであり、作品の作り方にももう少し工夫が必要ではないかと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2011-12-19 18:08:25)《改行有》

32.  ソウ5 《ネタバレ》 4、5と続けて見ましたけど、4はコメントする気にもならないシロモノでしたのでね~。 さすがに、バウズマンを降ろすことを決断せざるを得なかった。いやいや、2を撮った時点でバウズマンなんか蹴りだすべきだったのですが、そのあと2個も撮らせて、やっと彼を切る気になったみたいです。気がつくのが遅すぎます。 で、バウズマンが滅茶苦茶にした4までの狼藉を尻拭いさせられたのが今回の監督さんで、気の毒なことだなあと思いますが、やっぱり基本に戻って「更正しろ」というジグソーの理念にこだわってみるというとこに着地させました。これ以外に方法はなかったと思いますが。突っ込みどころだらけでリアリティのリの字もなくなってしまったことは、2~4の遺産ですから仕方ないのでしょう。 指摘したいのは、ホフマンとストラムという2人の最重要人物がイマイチ変わらない、というか区別がつきにくい外見をしているということです。これはわざとなのかなあ。 どっちも白人、ダークヘアー、同世代、これといった特徴なし。区別つきにくいですよ、アジア人なんかにとっては。 区別をつけようと思ったらどうにでもなるので、髪型、髪の色、メガネ、ヒゲ、パッと見ただけでどっちの人物かわかるという状況に持っていけるはずなんですけど。私は、2人の外見に差をつけるべきだったと思っています。似せても特に意味はないし。 ジグソーの元妻が受け取った箱の中身ですが、彼の凍結精子じゃないでしょうかねえ。それにしてはデカすぎるのですが(もしかして大量の保冷剤とか)、究極のモノって言ったらやっぱりそれかなあと。[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-19 14:47:11)《改行有》

33.  11:14 《ネタバレ》 ものすごくダメなわけではないです。 が、「あざとい」部分が目立ちすぎているので作品としてはあんまり評価されないしできなくなってしまう。 あざといというのはもちろん観客の生理的部分に訴えるようにショッキングなシーンを複数入れてきたことで。私はこういうのは基本的に認めない。そんなんナシで勝負してくんなきゃダメだわ。 だからチ○チ○の部分とエッチの最中に頭の上に石像が落ちてくる部分ナシでも記憶に残るかどうかで考えてみなきゃならない。だとするとたぶん、1ヶ月もしないうちに見たことを忘れているだろう。 こういうのってたぶんリドリー・スコットの悪影響なのかもしれません。駆け出しの新人映像作家たちが安易に飛びつきがちな方法ではあるでしょう。どうすれば観客の記憶に残るか。 しかしリドリー・スコットはもともと変態でして、目立ちたくてそういうことをやってきたわけではないのですたぶん。そういうシーンが無くても、というか無いほうがカレの作品は素晴らしい。そして本人は顰蹙を買っていることにあんまり気がついていないわけです、自分がどのくらい変なのかってよくわからないですから。 ですから新人が安易に真似をする傾向は苦々しいものです。そんなんで記憶に残してはあげませんので残念でした~。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-01 15:34:43)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

34.  デスゲート 11:11 《ネタバレ》 とても妙な感じのする一品で。 見ていて大きく減点したいところは特に出てこないし、死んだ人間がガバッと起き上がって我に返るところなんて一人目のときは結構イケていると思ったのだが、そのワザ(?)を繰り返し使うあたりはちょっとどうかなだし、例の本を読み出したあたりであまりに話が拡大しすぎて「それじゃ1時間半で終わらんだろ」とげんなりし、おまけに「ビューティフルマインド」のパクリで進めていた怪しい幼なじみの正体がいきなり奇天烈なものになっていて急激にやる気が失せます。 ヒロインの女優が微妙にブスなあたりなどは、かえってリアリティをかもしだすのだが(そういえば美人が1人も出てこない)、心理サスペンスのように見せながら最低限のリアリティを保ちつつ進めていたわりに後半でいきなりドドッと壊した感じがします。まあいずれにせよ昔のB級ホラーに比べたらずいぶん良くなったと思います。[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-01 16:13:46)《改行有》

35.  シー・オブ・ラブ 《ネタバレ》 テンポはそこそこいいのだし、脇を固める刑事たちも豪華なのだがサスペンスとしては突っ込みどころが多すぎて、犯人当てのスリルとかはあんまり期待できない。 冒頭から、フランクがサイドミラーを全く見ないで車道側に降りるとかいう細部も気になるし、暴力夫が元妻の男遊びを黙って見過ごしているという設定も有り得ない気がするし、殺すのだったら相手じゃなくて元妻のほうだという気がするし、自分がデートした男が3人も殺されているのに、何も気付かず平然として次の男を漁るヘレンという女も変だなあと思うし。 会ったばかりで「タイプじゃない」と言い放っておきながら、次に偶然会ったらもうベッドインしているヘレンという女は相当変。だいたいなぜ偶然会う。「誰とでも寝る女じゃないのよ」というお約束のセリフが非常に浮いている。 …というように脚本がご都合すぎて、せっかくのパチーノ主演作だというのになんだかなあ。 フランクという男については、仕事以外ではいつも酔っ払っているとか、女性を支配したいタイプの古い男性だとか、なのに女が居ないとどうしてもやっていけない典型的なアメリカの男だとか、人物としてはそこそこ描けていると思う。 でもヘレンについては本当に変。女性が描けていないとまともな作品にはならないという見本のような作品。若き日のサミュエル・L・ジャクソンが冒頭に出ているが話には全く絡まない。[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-07-14 14:23:05)《改行有》

36.  アダム -神の使い 悪魔の子- 《ネタバレ》 デニーロさんはけっこう安い映画に出ているのである。アンジェラ・バセットがスチュワーデスでデニーロの彼女だったやつとか。もう題名も忘れたが。 で、グレッグ・キニアが主役を張るなどそんな…と思ったとおり、変な映画。 グレッグ・キニアは脇役でよく出てくる俳優さんで、「ユーガットメール」のメグ・ライアンのボーイフレンドが記憶に残る。もちろん主役感はゼロである。 そこになぜデニーロさんが。もはやデニーロといえば、即座にどうよのテルとかリチャードホールとかを思い浮かべてしまう、かわいそうな(日本では)デニーロさん。 そんでまた、ここにもキャメロン・ブライトが。ここんとこ立て続けにこの子が出るんだよなあ。いいかげん見飽きた。 最後の教会の場面で、デニーロとキニアが言い争うシーン、かなり情けない気がした。もう、演技がぜんぜん噛み合ってないように思う。質と格が違いすぎる。 この「尻切れとんぼ」風な終わり方は、間違っても続編の事を考えているのではなく、単なる「風変わりなエンディング」を目指したと思われる。あざとい。[DVD(字幕)] 5点(2007-05-03 20:58:56)《改行有》

37.  SAW.ZERO 《ネタバレ》 言語だけでなく全体的にフレンチな雰囲気。 私にとってフレンチな雰囲気とはなにかというと、「清潔感がない感じ」もっというと「小汚い感じ」わかりやすくいうと「2~3日シャワーを浴びていないのがフツーな感じ」が映像いっぱいに広がった感じ。(差別的な意味の小汚いではありません。) 何をいっているのか分からなくなってきたが、ラストでおばさんが掃除機とかかけていますが、もともと部屋が小汚いので全然きれいにしてるように見えませんね。 私は各国の映画を見ながら、比較文化学として(?)「清潔度」について研究しているのですが、まあまずヨーロッパはアメリカに比べたら「滅菌度」は低いとしても、特に「フランス」は「清潔指数」が下がる。思うに彼らは「キレイ」にすると落ち着かないんじゃないだろうか。そういうものがこのカナダ映画にもそっくり現れていると勝手に考えています。 それでまあ、この作品。ストーリーはいまいちだし、出てくる俳優さんたちも、見ているだけで嬉しいというわけでもないし、アクションでもない。 というわけでそこはかとなく小汚い雰囲気をしばし味わって、わが日本がいかにキレイに固執しているかを考えてみるのが正しい鑑賞法ではないでしょうか。しかし、主人公なのに一度も御召し換えもせずシャワーも浴びぬとは。(それで平気でエッチまでしてしまうのがフレンチだ) [DVD(字幕)] 5点(2006-07-13 21:25:43)《改行有》

38.  CUBE ZERO<OV> 《ネタバレ》 タネ明かしというのはどんなものでも興ざめすると決まっている。 それなら、興ざめ度を極力抑えるような工夫が必要であろう。 もうあの義眼の男が出てきた時点でリアリティなどふっとび(ありえないコスチューム。ありえないしゃべり方。)、ドッドが急にヒューマニストに転向して簡単に自分の命を危険に晒すところで単なるドタバタと化す。だいたい、「ユリョン」のパクリ入ってるし。 それよりもなによりもすでに冒頭の人体崩壊場面がめちゃ安かったし。 ああこんな文句ばっか言いたくないなあ。 「なんちゃってキューブ」のひとつでしかないなあ。ナタリはこんなものにライセンス出すのはやめれば。それともそもそもライセンスなんてないのか。 最初のほうの、ウィンとドッド2人の場面は、なかなかだったとでもいっておこう。ドッドが食えない奴をやっている間くらいは。[DVD(字幕)] 5点(2006-07-09 00:31:24)(良:1票) 《改行有》

39.  みなさん、さようなら(2003) 《ネタバレ》 「やりすぎちゃーうんか」。とつっこみたくなる「みなさん、さようなら」。この自分勝手オヤジがガンで死ぬまでに、ここまでしてやらにゃーいかんのか。えっ。これが例えば他人の為に身を捧げた聖人のような人であったなら、ここまでしてあげましょう。喜んで。死ぬのがわかったのがそんなにすごいことか。こりゃー、カントクが「ボクはこうしてほしいなっと」と言ってるだけの話でしょうが。そんなことは自分の妻子にだけ言ってればよろしい。あたしにゃ理解できん。日本人は死ぬ時は人にメイワクかけずにぽっくり逝きたいと思うのが美徳とされておるのじゃ。悪いか。息子はどこからどうみても不出来なモルダー捜査官。[DVD(字幕)] 5点(2005-12-17 23:30:33)

40.  マイ・ビッグ・ファット・ウェディング 《ネタバレ》 「話題」といえば「話題」にはなっていたようですが。ひとことでいえばタルかった。日本人の目には、どうしても太すぎるヒロイン。「何食ってそうなるんだ」という感想のみ。べつにオードリーヘプバーンのように細くなくてもいいから。昔のデブラウィンガー程度でもいいから。[DVD(字幕)] 5点(2005-12-16 20:15:55)

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