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評価順12

21.  ミニミニ大作戦(2003) 69年の前作と比べると、全然面白みに欠ける。なぜだろう?それは主役がもはやミニクーパーでなく、パソコンになってしまっているからにちがいない。4点(2005-01-18 05:06:00)(良:1票)

22.  ガス人間第一号  わたくしめの見るところ、これは東宝円谷ものの隠れた最高傑作のひとつ。地味だけれども、ほかにはちょっとない深い悲劇性があって、すばらしい。なんといっても八千草薫の凛とした美しさ、くわえて左卜全のおちぶれた哀愁.....。本多猪四郎監督の誠実な演出があいまって、結構でした。 のちテレビ番組『ウルトラQ』に転用されることになる宮内國郎の音楽も、なかなか結構でした。[DVD(邦画)] 10点(2009-07-30 07:03:02)(良:1票)

23.  理由(2004)  のっけから能書きが長すぎだった。これはいかんのちがうか、と思うと、案の定、映画になっていなかった。能書きと字幕と台詞によりかからなければ伝えられない。これはつまり脚本段階で消化不良、それをそのまま撮るのは監督の指導責任。それもこんなに早口で台詞をこなさなければならんようなものは、はっきりいって映画とちがう。この監督は映画とはなにか、本当にわかっているのか、疑問に感じないわけにはゆかなかった。『青春デンデケデケデケ』はたしかに良かった。おそらくこの映画作家は、身近で身近な領域を描くのに才能ある作家で、そこから一歩出ると、とたんに駄作を連発する作家なのだ。  インタビュー形式の構成は、まず往年の名作『市民ケーン』だが、一方、これは観客を置いてきぼりにするだけ。形式も演出しだい、ということを教えてもらった。  いや、これはインタビュー形式というより、むしろワイドショー形式というべきか。音楽も、うすっぺらな調子のものが始終流れる。タイトルはMJQ風ジャズ、はじめはサスペンス調、途中ヒューマンドラマ調をしばしばはさんで、後半はもっぱらお涙もの調。安易で軽すぎる。それならそれで、もっとするどくワイドショーそのもので描いたほうが現代的だった。 [DVD(邦画)] 2点(2006-06-14 22:08:57)(良:1票) 《改行有》

24.  ダ・ヴィンチ・コード 《ネタバレ》 観ていて、白土三平の劇画『カムイ伝』を思い出した。徳川幕府の始祖であり神のごとき存在として祀られる家康が、実は被差別民出身だったという事実がもし発覚すると、士農工商を基礎とする幕府の秩序と権威は崩壊する。それで闘争と殺し合いがくりひろげられる。この話と同じことで、イエス・キリストが妻と子のある普通の人間だったことがばれると、教会の権威と秩序は崩れ落ちる。それで人殺しがおこなわれてきたという。ありそうな話だが、なるほど、こんな話はバチカンがゆるすわけにはゆかない。徳川幕府が健在なら、『カムイ伝』もほうっておくわけにはゆかなかったろう。しかし、信仰をともにせず、権威も感じないわれわれには、しょせんどうでもいい茶番だ。「聖杯」? なんのことか? けれども、仏教国だって戦争の戦利品として聖なるエメラルドの仏像を奪い合ってきたりしているのだから、人のことはいえない。そんなことのために戦争や殺し合いすらおこなわれてきたという、この人類の歴史のあさましさを考えさせてくれる点では、評価いたしましょう。ただし映画作品としてはどうだろう、高い点数はあげにくい。[DVD(吹替)] 6点(2007-02-16 04:43:57)(良:1票)

25.  アウトレイジ ビヨンド これまでの北野映画にときどき見られたようなヒューマンっぽい甘さが払拭されて、すっきりドライなところがいい。いらん無駄なシーンもないし、最後まできっちり作られていて、これは北野映画のベストワンとみた。なにより俳優陣がハンパなく素晴らしい。[DVD(邦画)] 9点(2013-11-18 01:33:46)(良:1票)

26.  マークスの山  はっきり言って、崔洋一という人の映像は悪趣味だ。悪趣味な猟奇的場面の映像がいくつか強く印象づけられて、それだけが観た後に残った。何年か前に観た時そうだった。このたび原作を読んだので、もう一度観てみたが、やはり同じだった。わかったことは、原作ではこのように猟奇的シーンが強調されているわけではないということだ。たしかに事件は凄惨だし、警察内部のややこしい対立につきあわされるけれども、それでも高村薫の文章には不思議とさわやかなものに裏打ちされているところがある。ところが、この映画にはそうした隠れた清涼感がまるごと抜け落ちて、かわりに悪趣味なシーンがこれでもかと加えられている。話も二時間強にまとめるためだろう、適当に削除、単純化してあるのはしかたがないとは思うが、長い年月のあいだの複数の平行する出来事がひとつに結びついてゆく感興はなくて、ただやたらと人が死んでゆく話になってしまった。[ビデオ(邦画)] 3点(2006-07-23 04:56:01)(良:1票)

27.  宇宙戦争(2005) 特撮・特殊効果、すばらしい。一方、おはなし、なんともオソマツ。観客をなめとんのかい? そんなところで、つまりたんなる見世物興行の映画でした。それから、あの二人のガキ。うっとうしい、ただただイラつく。父親の稼ぎであんないい暮らしさせてもらっておきながら、あの態度はなんだ。私なら、まず最初に宇宙人に差し出します。あれが現代の家族の一典型なのでしょうか。それに群衆。アメリカ人というのは身勝手な野獣の集まりか。こわいですねえ。というわけで、一般にこの手の映画は、宇宙人というより、むしろ人間のこわさ恐ろしさが出るものですね。 [DVD(吹替)] 2点(2006-07-04 15:08:16)(良:1票) 《改行有》

28.  ウエスト・サイド物語(1961) 《ネタバレ》  一言でいえば、「くっさい」映画(「くっさい」は関西弁で、「臭い」の強調形)。公開当時の日本の若者は、これに胸躍らせたのかもしれないが、今観ると、くさいだけ。これぞサブカルチャーとばかりに、WASP(白人・アングロサクソン・プロテスタント)以外の移民の子弟たちが登場するのだけれど、ここでは中流以上のこぎれいな若者たちにしかみえない。しょせん、ニューヨーク版ロミオとジュリエットがやりたかっただけ。音楽のレナード・バーンスタインは、これで一世を風靡したわけだが、家族と自分のより良い生活のために、商業主義とわりきって仕事したのは見え見えで、これをいつまでも代表作扱いされては、バーンスタインもさぞかし不本意だったろう。ついでながら、黒澤明の『用心棒』や『椿三十郎』の、あの軽薄な佐藤勝の音楽は、これが元ネタだったんだ、とわかりました。 [DVD(字幕)] 4点(2010-10-30 12:19:30)(笑:1票) 《改行有》

29.  アヒルと鴨のコインロッカー 退屈で、話に無理があるうえに、登場人物と全体の雰囲気が軟弱なところが、たまらなく嫌だ。好きになれない。[DVD(邦画)] 3点(2009-02-22 02:19:37)(良:1票)

30.  悪い女(1998) 《ネタバレ》 『サマリア』(2004)、『受取人不明』(2001)、『悪い女 青い門』(1998)、『悪い男』(2001)と観てきて気づくことに、キム・ギドク作品には必ずといっていいほど売春婦が主人公級の位置を占めていて、しかもこの売春婦がきまって天使なのだ。そういえばドストエフスキーの『罪と罰』もそうだったが、新約聖書の思想、悪人や売春婦のほうが普通の人間より先に神の国に入るという思想に根ざしているのかもしれない。とすると、キム・ギドクの売春婦はマグダラのマリアなのだ。[DVD(字幕)] 7点(2006-10-25 03:58:22)(良:1票)

31.  山のあなた 徳市の恋  オリジナル版は観てないけれども、おそらくもっとテンポがあったろう。話はたわいもないが、わざとテンポを出さないような、ゆったりと流れる時間がよろしゅうございました。昔は、どこにもこんな時間があったのだ。今日の宿屋と比べてみると、はっきり違うのは、そうだテレビがない、ということだと気づく。テレビだけが原因というわけでもないにはちがいないが、テレビひとつで、時間の流れ方も変わってしまうのも確かだ。くわえて、現代ではネットと携帯が......。そういうものがまだなかった古き良き時代の時間を描いて、なかなか佳作となりました。[DVD(邦画)] 8点(2009-03-19 23:41:32)(良:1票)

32.  パッチギ! LOVE&PEACE 《ネタバレ》 在日+岸和田愚連隊+このごろの戦争映画への反発+難病もの......、で、全体として深みのないうすっぺらな映画ができました。もうちょっとまとめようがなかったものか。残念ながら、悪いことにこの監督の思考の浅さが出てしまったように思う。[DVD(邦画)] 3点(2008-02-29 04:07:32)(良:1票)

33.  グエムル/漢江の怪物  これはどうやらいろんな映画のパロディーでしょうな。そもそもしょっぱなの設定が『悪魔の毒々モンスター』とちがうのか? ジャンルとしてのB級映画のパロディーだ。だから、封切り当時のある新聞の論評のように、駐留アメリカ軍や汚職体質への批判だとか、そんな生真面目一本に観てはつまらない。しかし、ねらいがよく伝わってこないところは作品自体の責任で、そこが欠点だ。ところで、父親役のおっさんは味のあるいい俳優ですな。[DVD(吹替)] 7点(2007-04-19 01:22:08)(笑:1票)

34.  ザ・マジックアワー 三谷作品は結局、「ラヂオの時間」が最高傑作だったようだ、少なくともこれまでところは。しかし、だんだん悪くなってきた。ますますお金がかかっていそうなのに、まるで反比例して......。この人の作は、映画というより、本質的にお芝居だ。著名な芝居演出家の撮る映画は、なぜかよくないことが多い。 それにくわえて、おそらくこの作家には、プロットの面白さだけがあって、なにかこれを世に問いたいというような、主張性がないのだ。この映画のつまらなさも、要はそこにあるのだ。[DVD(邦画)] 3点(2009-03-15 03:20:01)(良:1票)

35.  宇宙大怪獣ギララ  ホームドラマを得意とした老舗、松竹が、柄にもなく時代に乗せられてつくっちまった怪獣映画。たしかに「場違い」もはなはだしい。しかし、いずみたくのお気楽な音楽といい、深刻さに欠けた緊張感のなさ、どこかちゃちな特撮は、松竹ブランドと言えるところ。そんなわけで、これは断然レアものだ。くわえて「この手のマニア」のはしくれであるかもしれん私にとっては、嬉し懐かし、「おもひで映画館」もの。なので、最低7点は与えておかなければならぬ。そしてこれと比べてみれば、東宝怪獣映画群の、あの本多猪四郎の誠実一路の演出、あの伊福部明の音楽のどす黒い暗さが、よけい引き立ってみえてくるだろう。[DVD(邦画)] 7点(2008-05-01 03:22:25)(良:1票)


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