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21. るろうに剣心 最終章 The Beginning 《ネタバレ》 これは、いただけません。 いろいろとアングリな部分多いのですが・・ 切られて刺されて、重症負ってナントか勝ちましたが・・ 傷が癒えた後、桂と穏やかに今後の話をして家の中に戻ると・・ そこに、巴の遺体がある。 ワーオ! まだ腐ってないの? 防腐処理した? 北村一輝を切るときに、手前に飛び込んだ巴も切断したのに 奥にいた北村が即死で、手前の巴は死ぬまで時間があるとか都合いいよね。 今回も生への執着心で説明する気? 兎にも角にも、話が全体にスローペースで、いつものるろ剣を期待したせいか超ツマラナイ。 最終話にして、ついにヨロメキドラマに転落。 まあ原作のせいなのかもしれませんが、至極残念。 映画館で観なくて正解どころか、レンタルですら見る価値はありませんでした。[DVD(邦画)] 3点(2022-03-26 21:27:44)(良:1票) 《改行有》 22. ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 やっぱりそーなっちゃったかあ・・ という感想。 この監督さん、大作向きじゃないなあ。豪快にお金かかったセットやCGは 美術的に評価できるけど、お話の盛り上げ方が地味。 原作の逃避行のエンディングの高揚感にすら届かなかった。 てか、途中の何か大事になるようなそぶり見せておいて、それらは放置して 一気に親子の再会のドラマにして終了って・・ 「メッセージ」の時と同じだなあ。 これまたヨハンソンのウルサイ音楽(というか効果音)も、ちっとも意味が伴わない騒音。 エンドロールも、このリズムの無い環境騒音を延々聞かされてウンザリ・・。 間延びした編集で、無駄に長い上映時間。どう見ても2時間以内の内容なのに。 人造人間が子孫を残すとか、無茶なお話だし、2049年くらいじゃ、実現不可能な 科学技術のオンパレードに失笑。SFで時代設定の間違いは数多あるけど学習してないの? いろいろ、不満出てしまうのは、前評判とか必死の売り込みで期待値上がり過ぎたせいかも。 期待しないで見ていたら、結構面白かったよと宣伝したかもねえ。 でもその程度でした。 世紀の名作を期待して観てはいけません。[映画館(字幕)] 5点(2017-11-05 00:01:13)(良:1票) 《改行有》 23. 月に囚われた男 《ネタバレ》 クローンでなくても、任務遂行は出来そうでしたが、滞在期間短くして頻繁に 交代要員を送迎するより低コストなの?クローン設備の方が掛かりそうだなあ。 いろいろ都合のいい設定があるが、それでもクローン同士の友情物語は響きました。 全く情報無しに見てしまい、最初の幻覚のシーンでホラーなのかと勘違い。 途中から引き込まれて最後まで見入ってしまいました。舞台セットも素晴らしい。 クローンに、記憶を移植して、事実は秘密にして3年間の安定運用を目指した形。 でも本人にバレちゃったというお話。 記憶が完璧であるほど、偽物と気づいた時のショックはデカイよねえ。 コスト削減だからって、長期間のワンオペは辛過ぎる。それを耐える為の 地球で待つ家族との微妙な設定を構成して記憶の移植。なるほどねえ。 映像は社会派スペースドラマですが、お話の根底は薄気味悪いモノでした。 でも、ラストで一矢報いたのがわかるエンディングで、少しだけ救われました。 記憶の移植は、前人格の殺害に等しいというテーマは、ゴーストインザシェルとかでも 出てきます。SF映画の定番素材になってきましたね。[DVD(字幕)] 9点(2017-04-16 00:17:59)(良:1票) 《改行有》 24. 美女と野獣(2017) ファンタジーは苦手です。ミュージカルときた日にゃ・・大嫌いなジャンル。 家族が見たいから借りたDVD、帰す前にオーディオから音を出して鑑賞してみました。 どーせつまらないから15分も見たら早送りしてラストを見ようかと思っていたのに・・。 冒頭のミュージカルで、萎えかかっていた筈が、オーケストラの音響があまりに素晴らしく 音に引きこまれて、止める気がしなくなり、最後まで一気に見てしまった。 気が付けば、苦手な女優「エマ・ワトソン」が演じるベルにすっかり心を奪われてしまい 勝手知ったるエンディングへの流れなのに、いい年の親父がウルウルして見ている始末。 さすがのディズニークオリティ。ひねらず、王道の流れのまま実写映画化なのに、豪華 絢爛で、ユーモアに溢れ、愛おしいキャラクター、重厚な音楽がぐいぐい引っ張る。 いい作品じゃないですか、これは映画館で見たかった・・失敗したなあ。[DVD(吹替)] 8点(2017-10-09 23:22:12)(良:1票) 《改行有》 25. 22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 劇場型犯罪とはいえ、生放送で対峙とか、見たくもないシチュでして、 あの辺から冷めてきたのですが、犯人がチャウとかの展開で座りなおして試聴続行。 それでも終盤で、武器持ってない格闘中?の二人に対し、銃を向けたまま説得続けるとか アホな演出で氷点下へ降下。 思いっきり冷めてしまいました。 この手の脚本ミスが、最近の日本映画に多いのは、何故なのか? 単に能力の問題? 真犯人の動機も弱過ぎて、イマイチ入り込めない。てか韓国の原作がそうなのだろうか? 海猿を代表例とした「変に熱くてウザイ演技で長く引っ張る」日本映画の悪い癖も出てる。 ある意味残念なのだが、もはやどうでもいい日本映画の1本として記憶する事になりそう。[DVD(邦画)] 4点(2017-11-19 00:05:14)(笑:1票) 《改行有》 26. ローン・サバイバー 《ネタバレ》 なんか、フェイク疑惑の噂のある原作らしく、事実がどうなのかが気になります。 それは置いといて、敵は一発で倒れて戦闘不能になり、流血しながら追って来たりはしません。 こちらの4人は撃たれても、撃たれても、血だらけで戦い続けてるのが、変です。 ランボーやシュワちゃんでも、あんなにケガしたりしないし、実際無理でしょ。 そこは根性一発で、アメリカ人はアラブ人よりも、ダイハードなのさって事・・? ストーリーも、たった4人で、敵が200人の陣地へ接近とか、無茶な作戦を実行する割に 困ったら助けて貰う前提になってて、4人の救助の為に15人死ぬのが正しいのかねえ。 決死隊なんだから、自決用の薬でも持って行くしかなかったよ。 こっちの4人が死ぬか生きるかを、ハラハラしながら見てる観客は、40人も50人も 撃ち倒される敵側の人間はどうでもいいのかねえ。 彼ら4人は、作戦を失敗したかのように落ち込んでいたが、自分たちの10倍の人数を 倒したんだから、前向きに考えれば良いと思うのだが、命の価値が違うのかねえ。 まあ戦争が起きる原因は、宗教や価値観による考え方の違いによるものだから・・ にしても、敵の数200人のタリバンは嘘で、10人程度だったという噂もあるし、 脚色を通り越して、着色し過ぎた物語に、感動は出来なくなりましたので、点数は低めです。[インターネット(字幕)] 4点(2021-04-03 22:37:42)(良:1票) 《改行有》 27. ボヘミアン・ラプソディ 世代は合ってますが、クイーンのファンかというと微妙な立ち位置。ベストアルバムは愛聴盤です。 ボヘミアンラプソディとかバイシクルレースとかはピンと来ませんが、ナウアイムヒアとか キープセルフユアライフとかが大好きで、この歳なのに車の音源には必ず入れてたりします。 ただ、バイセクシャルについては、ドン引いてしまう体質なので、フレディ主体の映画構成はこれまた微妙。 正直その辺を、我慢しつつ鑑賞したというのが本音。 それでも、ギター弾きとしては、ブライアン・メイの演奏シーンには、鳥肌です。しかもカッコイイ。 バンドの生い立ちとか、知らなかった事が多くて、「へえー」ボタン連打が何度も・・。 主役のマレック君はフレディの体の動きとか、スゴイ似てましたが、時々プリンスに似た表情になって フレディ本人よりイケてました。(笑 音楽の方は、元の音源の利用ではなく、今のミュージシャン達の音が使われているとか。これがまた スゴイ出来でして、鳥肌が止まりません。 当時のライブエイドの20分はリアルタイムで見たのですが、クイーンの演奏は荒れ気味で残念な 記憶になってました。でもこの映画で背景が解ると、勝手な批判をしていた自分が恥かしい。 いずれにしても、彼らが物凄い才能の音楽家だったのは、紛れも無い事実だし、その歴史を映画として 残して貰った事には感謝しかありません。あれから30年・・ もっと早く見たかった映画ではあります。 クイーンの全てが大好きのファンではありませんが、映画館で見る快感を存分に味わえた満足感があり どうしても高得点を上げたくなります。ライブ会場の撮影って、CGなのかもしれないけど圧巻でした。 10点満点と言いたいのですが、曲がどれも短いのが残念。2時間に収めるのが難しいのも解るけど あともう少し聞いて居たかった。せめて後15分足して、あの曲とこの曲とを・・・・ 無理かなあ?[映画館(字幕)] 9点(2018-11-19 00:35:53)(良:1票) 《改行有》 28. カンフー・パンダ3 《ネタバレ》 出るべくして・・・なかなか出なかった・・パート3。 もはや前作の記憶が無くなっていましたが、突然の生みの親登場で、かすかな記憶が戻りました。 今回の悪役は、師匠の上の師匠の大昔の同僚。ダークサイド転落してあの世に送られたはずが、 この世に舞い戻ってカンフーの全滅を目論む。それを止める唯一の力を持つのはパンダ一族だった。 ポーがパンダ村へ帰還して、その伝統の技を継承する事ができるのか・・? て予告編解説か? 丸々としてゴロゴロしてばかりのパンダが沢山。パンダ好きにはたまらん絵ですねえ。 相変わらず、スピード感、躍動感のあるCGアニメに、キレイな背景。まさに実写化とは無縁の 存在感のアニメーション。おデブキャラならではのギャグ満載で、死角がない仕上がり。 前作で夜のシーンばかりの暗いイメージとは変り、鮮やかな画面での生き生きと動き回るポー。 どんなに強くなっても、仲間と楽しく過ごし、師匠を尊敬し、驕りの無いポーの姿。実にいい。 安心して子供に見せられる良作です。 もう今作で完結・・ですよね?[DVD(字幕)] 8点(2017-12-26 15:34:43)(良:1票) 《改行有》 29. ソーシャル・ネットワーク 《ネタバレ》 何も面白い部分が見当たらない・・ フェイスブックが何なのか知らないし興味も無い。お金持ちになった若者の話てだけ? 自分はリアルな人間関係だけで不足も無いし、新しい出会いとかメンドクサイし、 SNSとかに期待しない世代は、お呼びで無い映画なんでしょう。 創業者がトラブルで訴訟になるのは、本人の資質によるものが大きいし、支持でも不支持でもない。 映画にするほどの事件でもないし、なんだかなあ。 いずれ、ネットで個人名出して、身体的な事を書き込んでしまうのはサイテー野郎でしょ。 謝罪すりゃえーのかよって、もう終ってるし。 てか、こんな映画作られてしまって、ザッカーバーグはどう思うのだろうか? どうでもいいか・・ 記憶に残ったのはガーフィールドって、首が長いんだなあて事かな[DVD(字幕)] 4点(2017-04-12 20:43:31)(良:1票) 《改行有》 30. アジョシ 見たいものが最近無くて、他人のイチオシで鑑賞。素直に面白かったなと。 元暗殺部隊のスーパーな主人公が、隣人の窮地に立ちあがり、悪人を一網打尽・・てな、 お約束シナリオと言えばそれまでですが、面白いんだからしょーがない。 日本映画ではなかなか踏み込めない残虐でグロいシーンがあり、万人受けとはいかないけど 大人向けのアクション映画は、本来かくあるべき。 儲け優先で、大人から子供までとか言って、箸にも棒にもならない映画になるよりは遥かにイイ感じ。 ラスボスの断末魔にあともう一工夫欲しいかな、庶民・特に子供の敵の、悪魔の悲鳴が足りません。 韓国映画独特の鼻に付く演出が無いわけでもないが、まあまあクールにまとまった方かも。 まだスマホが多くないとこが、10年前の作品らしい部分。リメイクされてもいい時期かなとも思いました。 そんな期待をしてしまう程、面白かったという事です。[DVD(字幕)] 8点(2020-11-30 23:43:51)(良:1票) 《改行有》 31. ガンパウダー・ミルクシェイク 《ネタバレ》 まさにB級娯楽カテゴリーの、殺し屋アクションムービー。 思考不要の空っぽ映画。 の上出来作品。 とにかく強い女と、おバカな悪役で、チャーリーズエンジェル風とも言えますが、殺害シーンが流血過多でR12? ジョンウィックより血が多いのに、どこかコメディのエッセンス。 もしやキルビルかな? 一番お気に入りのシーンは、3バカチームとの病院での第二ラウンド。 相手は両足に怪我の車いす男一人と 松葉杖に三角巾の男二人の障がい者チーム。受けて立つヒロインは、麻酔打たれて両手がダラーン状態での戦い。 この障害者同士の、決闘シーンが血みどろのポンコツバトル。 三バカは痛み止めの笑気ガスのせいで爆笑しながら 攻めてくるもんだから、全く殺気が無い。 このしょーもない死闘シーンは伝説になりそうな予感。 突っ込み始めたら止まらなくなるのでよしましょう。何も考えず笑い飛ばして、もう一回見たくなる佳作でした。[DVD(字幕)] 8点(2023-04-10 17:23:39)(良:1票) 《改行有》 32. 劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 《ネタバレ》 ブームや人気は認めざるを得ないこの映画。でも単体の映画として評価が高いかというと疑問がある。 なにしろテレビシリーズの続きのシーンで始まり、テレビの新シリーズへと続く・・という半端なラスト。 キメハラを食らう危険性の少ないこの場でだから書いちゃうけど、映画史上に残る名作とはなりえないでしょう。 売れた理由は、コロナ禍の中、ストレス発散に丁度いい勧善懲悪バトルアクション系作品だった事かなあ。 只のチャンバラ作品とは違い、ハリポタなみに魔術妖術超能力のオンパレードな能力戦が、画面に映える。 SF系とは、異なるベクトルのファンタジーストーリーだけど、悪い鬼はとにかくたたっ切れば良し。 ピンチに陥るたびに、仲間の特異な能力が突破口になり、逆転勝利への王道展開。これらは素晴らしいです。 個人戦だけでなく、チームの協力があればこそ。ただ、曲者揃いのチームなので息があうまでのゴタゴタが いいサジ加減で、結果として大きな高揚感に包まれる。 決して悪くはないんですよ・・ ただ、劇場版はもっと、一つの起承転結を築いて欲しかったと強く思う次第。 中盤の戦いが一段落の後、唐突に表れた別の強敵に、主要戦士が殉職へ・・ ここからのメロドラマが長い。 本当に長い。名前を連呼のシーンが延々・・ やり過ぎで白けてしまった。 で、このタイミングで終幕。 いやいや、違うでしょう・・ ストレス解消にならないエンディングですかあ? スターウォーズが嫌いで、初期しか知りませんが、あれの2作目の半端なエンディングを思い出しました。 映画史上の金字塔になるというマスコミの報道に乗せられて、期待値上げ過ぎましたかね? 数字的な偉業は間違いないけど、中身はそこまでじゃないというのが、素直な感想かな。 あと、いつもの映画館で観たんですが・・なんか他の映画より画面が小さいんですよね。 アスペクト比のせいで、横幅が出せなかったのかな・・ 縦横をテレビと同じにしたからかなあ。そこも残念。[映画館(邦画)] 6点(2020-12-10 19:23:20)(良:1票) 《改行有》 33. バタリアン 《ネタバレ》 当初観たのはレンタルビデオの時代ですが、何年か置きに観たくなるコメディ。 嫌いなカテゴリー「ゾンビ物」ですが、この映画だけはなぜか気に入ってる。 普通はゾンビが怖い、襲われるキャストが可哀想・・助けてあげてよ・・て思うのに この被害者達には、どういうわけか同情が沸かない。つい、ゾンビを応援したくなる。 音楽もいい。馬鹿な若者達が追われるシーンでパンクロックに、大爆笑。 恐怖映画テイストなのにどっか抜けてる味わい、この監督のセンス最高。 フランクの、「ゾンビ居るぞ・・見たいか?」で始まり、自分が徐々にゾンビ化していき 救急隊員に「体温が室温だ、脈も無い、お前はもう死んでいる」で絶望のシーンが おバカ全開で、ひっくり返ったなあ。 繰り返しますが、ゾンビ映画は嫌いですが、この映画は大好きです。[ビデオ(字幕)] 8点(2017-04-15 14:34:13)(良:1票) 《改行有》 34. 炎の少女チャーリー(2022) これは寒い。 出来が悪すぎる。 低予算映画の上に、シナリオも演出も直滑降。 うん十年前の元の映画の方がまだヨカッタ。 リメイクして駄作になるとか、残念過ぎます。 顔洗って出直して欲しくもない。もうやめて下さいと言いたい。[DVD(字幕)] 4点(2022-11-08 21:02:03)(良:1票) 《改行有》 35. 君の名は。(2016) 《ネタバレ》 話題の3本。シンゴジラ、この世界の・・、そしてこの作品を見ました。 点数は辛目で、7点かな。 吹っ飛んだストーリーにしたのは良いけど、良く考えると無理が多いので 見ている途中で萎えてしまった。SFではなく、ファンタジーとしての価値? 異性の他人の体で目が覚めたら、いやいやそりゃもう隠せないでしょ。 ていうか表に出られません。出たとしても、自ら精神病院探すかも。 終始その違和感を引きずってしまい、周りの若者たちと同じ目線で見られないのを 悲しむべきか・・ それにはもう年を取り過ぎました。 壮大な出来事の後で、かすかな記憶の女性を目の前にして例のセリフ。 そりゃ感動はしましたよ。ただしつこく使われるJポップが、年寄りにはウザイ。 アニメ版「時かけ」のようなピアノ主体の歌を使えば正解というつもりは無いが 若い世代の感性だと、これが正解なのかもね。これが今の売れ線、王道なのかも。 絵がキレイなのは評判通りでした。でもあまり残らない普通のアニメ感が・・ 再視聴して、違和感が更に増えてしまい、もはや評価のテーブルにも載せられない感が。 のっぺりのキャラは置いといて、背景の絵は悪くない。どうにもこの幼稚な脚本に嫌悪してしまう。 聞けば、脚本賞なの? 唖然として言葉も無い・・。 才能ある作家の登場が待ち遠しい。[映画館(邦画)] 4点(2016-12-16 15:29:44)(良:1票) 《改行有》 36. 竜とそばかすの姫 《ネタバレ》 アバターのキャラに拒絶反応。 赤毛のアンに近いかな。 見開いた目は苦手です。 で、「50億人が感動した歌声」て、大風呂敷どころじゃない。 歌唱力の欠片もない。 こんな鼻歌みたいなのに世界中が虜になるわけがない。 ストーリーが、アホ過ぎて、再生何度も止めては深呼吸、心臓にも悪い毒映画。 とにかく、見てて辛くて、怒りが込み上げて、鳥肌すら立ってくる。 この最低のセンスはどこから来たのか。 監督のセンスだけの問題? リアル世界のシーンも、どーも間が悪い。 意味のない数秒があちこちにある。 編集のセンスも低下してきた。 絵はキレイなので、もったいない。努力した作画スタッフが気の毒でしょうがないです。 音楽家をアニメで扱うのは、難易度高いのよ。ディズニーでさえ苦戦してるのに 50億人が惚れるとか、どれだけハードル上げたのかを理解できなかったのが敗因。[地上波(邦画)] 2点(2022-09-26 00:32:33)(良:1票) 《改行有》 37. キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 前作にも増して残酷なシーンがあります。さらに悪趣味なグロ。普通なら見ません。 が、しかし・・たたみ掛けるアクションと、奇抜なアイテムのオンパレード。 見せ方も、スピード感の中にも華麗で美しい動きが次々とハジけてます。 遊園地のアトラクション的な楽しさと、高揚感を最初から最後まで大サービスの映画。 下品と上品の混在するスパイ映画。まあ、コレはコレでいいんじゃないですか? エルトンジョンがチョット出ではなく、本人役なのにセリフもアクションもあってビックリ。 オープニングのプリンス「レッツゴークレイジー」から、ハイテンションでノリノリ。 そして、マーリンの歌う「カントリーロード」 胸に沁みました。涙・・ ツッコミ所は多いです。悪の組織があまりに少人数のギャングばかりだし、ロボアームの 攻撃に耐えるエグジーの身体能力がシュワちゃん以上で、有り得ない。 頭撃たれて死んだ後でも、助けられる技術とか・・??? どこまでも都合のいいお話ですが、あの爽快感がすべて吹き飛ばしてくれました。 最近下手なSF映画ばかりでウンザリしていたら、コチラでストレス解消できました。 体が毒される過程で、踊り続けてしまう症状のシーンが、笑い堪えるのに苦労しました。 観客を楽しませるサービス精神は大いに評価します。 出来れば、サイコのハンバーガーは勘弁して欲しい。それだけはヤメて欲しかった・・・1点マイナス ウイスキー役のペドロ・パスカルさんが 俳優として初見でした。バートレイノルズに似てる? キャスト一覧にある「マイケル・ケイン」 出てたかなあ? 見落としたのでしょうか?[映画館(字幕)] 8点(2018-01-11 19:42:58)(良:1票) 《改行有》 38. ジョン・ウィック:チャプター2 ガンアクションとカンフーアクションで「ガンフー」との売り文句ですが、空手と柔道も入ってます。 お帰りなさい、アクションスター、キアヌリーブス! もう今回は問答無用のファイトシーンだらけです。 コレでもか・・また来たか・・このヤロまだ動くなら頭撃つよ・・お前は首投げだぞ・・うぉーりゃー。 て、角曲がる度に撃ち合いの繰り返し・・雑魚は何人居るんだよ・・てか防弾スーツでも痣だらけでしょ。 発砲音は100や200じゃないよ、トンでもない映画だ。子供は見ちゃ駄目な殺し方もありまっせ。 8億円もの賞金かけられて、関係ない殺し屋まで襲ってくるとなりゃ、街中だろうが電車の中だろうが どこでも試合開始。アクション映画にありがちな野暮なラブシーンは一切なし。ファンの心理鷲掴みの出来栄え。 前作で消化不良の原因と感じた「とろいドラマ要素」は、排除されました。すこぶるテンポがいい。 この高揚感は・・そう、あのマッドマックス・デスロードに匹敵のアドレナリンムービーだ。 昔のキアヌは、どこか中性的でアクションに空虚なところがあったけど、もうその面影はない。 いかつい男いや、無粋なオッサン臭も出てきたが、これぞキアヌの新境地でしょう。 筋肉ムキムキでもないし、市民を守る正義でもない、ギャングの抗争と大差ないのに、こんなにも親近感が。 いやあ、いいポジションにハマりましたよ。是非是非、3作目も待ってます。 ストレス解消に丁度良い映画! 是非映画館で見ましょう[映画館(字幕)] 9点(2017-07-07 21:45:40)(良:1票) 《改行有》 39. カーズ クロスロード 前作カーズ2で、レース物語から少し離れてしまい、主役をメーターに譲った形になりました。 今回は、マックイーンが主役の座に戻り、ズバリ・レース主体の物語になりましたと言いたいのですが、少し違いました。 あけてビックリの展開で失望どころか・・、もう脱帽です。1作目と並べたい傑作であると、もう大絶賛させて下さい。 それとあのポスターのデザイン、カーズのファンなら絶対見るしかない直球ど真ん中。子供受けするかは不明ですが・・。 続編の多過ぎた「ロッキー」に対し、早くも3作目(パート2が番外編なら2作目になる?)で、これが完結編とするのは 勿体無いような気もしますが、天下のディズニーは、早くも憂愁の美を飾って纏めあげました。 興奮と感動のバーゲンセール。日本のアニメーションは一大文化という評価の一方、隙の無い緻密なストーリー構成や 明らかにレベルが違う「大人の仕事」に、ディズニーエンタメの底力を今回も痛感。 ハリウッドの病のようなアメコミ実写蔓延の流れとは、次元の違う進化を続けるディズニーから今後も目が離せない。 さすがに今回のロッキー然とした、スポ魂映画では、パート2を楽しんだ小学生以下の層は、目が点になるかもです。 いい年したオッサン達には、スピード狂遺伝子が沸騰した上に、歳を重ねざるを得ない人生にも希望はあるのだと 思わせてくれる、救いのような、リポビタンDのような、キッズムービーにするにはあまりに勿体無い名作です。 予告編で、何故「トレーニングの相棒・しかも女性」にスポットがあたっているのかは見てのお楽しみ。 この夏一番の鳥肌体験でした。 ラセターはやはり凄い人です。[映画館(吹替)] 9点(2017-07-30 15:35:32)(良:1票) 《改行有》 40. カンフー・パンダ2 《ネタバレ》 前回は師匠のかつての弟子がダークサイドに堕ちて悪役。 今回は、大砲に取り憑かれた悪い孔雀との戦い。しかもその孔雀は パンダの生い立ちに関わる重要な存在だったとの設定。 まあ1作目での、卵から孵ったガチョウの息子という設定による違和感への 回答のような続編。 1作目は独立したお話の様相でしたが、2作目は続編として始まり 更に・・・3作目へ続くかのようにエンディング。スターウォーズ商法思い出した。 でも、あんなに不快ではありませんでした。 ちゃんとラスボスは倒して、血縁の無い親子の溝は修復されてハッピーエンドです。 気になったのは、暗い夜のシーンが多い事ですか。大砲の火薬の色的インパクトを 際立たせる為でしょうが、当時子供達と見ていたはずが、最近覚えているか確認したら 全く思い出せないと言ってます。見終わった後にあまり印象が残らない作品・・? もう少し明るいところとか、昼間の戦いにしたらヨカッタのでは?[DVD(吹替)] 6点(2017-12-26 14:02:38)(良:1票) 《改行有》 |
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