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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2101
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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481.  カトマンズの男 「リオの男」の続編のような映画ですが、これも面白い。ベルモンドが笑わせてくれます!殺し屋からの逃避行で幾度となく生命の危機にさらされる。なのにこの緊張感の無さ!これがサスペンスなら×ですが、お気楽ドタバタコメディに徹しているので◎です! まずは冒頭、自殺願望のある大富豪の男(ベルモンド)がクルマごと崖からダイブする。なのに無傷のベルモンド。そうか、こういう映画なんだ。あとは気楽に笑っていればいいだけです。 殺し屋から逃げるために海に飛び込む→漁船の網に引っかかる→今度は船のクレーンに吊り上げられる→そのまま町まで放り投げられる。でもまたまた無傷のベルモンド。これはもうマンガのような可笑しさ。 以降も色々と、本当に色々とあるのですが、どこまでもお気楽な空気の中、ベタベタのギャグも満載で息つく間も与えないほどのコントみたいなシーンの連続が楽しい。空気はユルユルですが作品のテンポはキビキビと小気味いいドタバタ冒険活劇です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-23 21:12:05)(良:1票) 《改行有》

482.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 遭難して山小屋にたどり着いた見ず知らずの3人の男女。 最初は彼らに良からぬことが起こるスリラー系の作品かと思ったがさにあらず。 ウィスコンシン、サウスダコタ、ニューハンプシャー・・・。訳が分からない。 謎はさらに続く。1962年、1984年、2011年。この場所に何の意味があるのか。 そこに現れる4人目の登場人物。それらをこうつなぎ合わせてくるとは思わなかった。 後半になってこの場所と時間と3人の関係性が明らかになってから、 序盤からのことを思い出すと、訳が分からなかったはずのことが腑に落ちてくる。 とことん抑えた作品の色調も、独特の緊張感を持続し続ける作品のテンションもいい。 今、最善を尽くせば未来は変えられる、か。 カネをかけなくても面白い映画は撮れるという見本のような作品でした。[CS・衛星(字幕)] 8点(2020-05-16 20:10:31)(良:1票) 《改行有》

483.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア 《ネタバレ》 「天国では雲に腰かけて海の話をするのが流行りなんだぜ」と、余命あとわずかの2人が死ぬまでに海が見たいと病院を抜け出し、海を見に行くまでのお話です。途中銀行強盗をするなどやりたい放題、しかも海に行く為に盗んだ車がヤクザの車でトランクには大金が。そのカネでお互いの最後の夢を叶えようとするくだりはしんみりとさせられます。警察と組織の両方から追われる事になるのですが、何ともドジでマヌケな警察とヤクザでピンチは何度もあるのですがその都度切り抜けていくという、いささか都合が良すぎるストーリーですが、観ている僕達が「あの二人に海を見せてやりたい」と思った時点でこの映画の勝ちですよね。テンポ良し、90分という尺もちょうど良し、音楽も良し、笑い所満載、かつホロリとさせられる場面もあり、これはなかなかの傑作だと思いますよ![DVD(字幕)] 8点(2008-12-30 02:23:28)(良:1票)

484.  がんばれ!ベアーズ テイタム・オニールは「ペーパームーン」といいい本作といい、ちょっと勝ち気で生意気な女の子の役がいいですねえ。ダメチームだったベアーズの監督になった、飲んだくれで一見だらしなくてひと癖ありそうな中年男のウォルター・マッソーもまたハマリ役でした。試合は負けるより勝ったほうがいいに決まっている。でも勝ち負けだけが全てじゃない。決勝戦の終盤の大切な場面で試合に出してもらった、補欠だった少年が外野フライをキャッチしたシーンなんて本当に素晴らしかった。大人も子どももそれぞれの感動があってそれぞれの楽しみ方ができます。いい映画です。[DVD(吹替)] 8点(2010-07-25 00:07:48)(良:1票)

485.  ブルー・ストリーク 勢いがいい。ノリがいい。テンポがいい。尺が短い。笑いドコロ十分。 元泥棒の偽刑事。無茶苦茶なようでそれなりに辻褄が合ってくる。みんなちょっとずつ間が抜けている。 警察、FBI、昔の泥棒仲間に麻薬王まで入り乱れて、最後はちょっとハラハラドキドキ。そして結末がいかしている。 マーティン・ローレンスが素晴らしい。新人ダメ刑事だったはずの相棒、ルーク・ウィルソンが最後はカッコいい。 典型的アメリカン・コメディとして実に素晴らしい作品です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-03-29 21:22:36)(良:1票) 《改行有》

486.  カラミティ・ジェーン 《ネタバレ》 ドリス・デイ主演のミュージカル・コメディ・ウエスタンです。 男勝りの気の強さで、男どもが騒ぎ出すと銃をぶっ放して黙らせるといった具合で、 序盤からずっとドリス・デイらしくないです。 しかしそこはさすがにドリス・デイです。ミュージカルシーンではきっちりとらしさをみせてくれます。 男2人、女2人の4人が絡み合うそれぞれの友情と恋。 最後はウェディングドレス姿で、前半では考えらない、見違えるような朗らかな笑顔で今の幸せを歌うドリス。 前半から彼女がみせる、いかつい表情や姿が最後の最後に効いています。 ラストでは、誰もが思い浮かべる彼女の表情と姿がありました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-11-19 17:30:07)(良:1票) 《改行有》

487.  フラッシュダンス 懐かしいですねえ・・・。 大ヒットしたアイリーン・キャラの“what a feeling”にマイケル・センベロの“maniac”とか、ベストヒットUSAなんかでかなりヘビーローテーションで流れていたし、この頃からかな。この手のジャンルの映画の主題歌や挿入曲のPVに映画のワンシーンを挿入するという手法も多く見られましたね。自分の住む街に映画館が無い田舎住まいでまだ映画館に行くにはちょっと早かった頃なのでその後レンタルビデオか何かで見たのだと思いますが、80‘sテイストたっぷりの音楽やダンスは今観直すと感動的なまでに懐かしさを感じる映画です。[DVD(字幕)] 5点(2010-04-17 21:33:24)(良:1票)

488.  ザ・ペーパー 登場人物も、そのそれぞれのエピソードもこれだけの内容を詰め込みながらも登場人物にも、エピソードにも展開にもムダが無い見事な映画です。 三流新聞社のジャーナリスト、その家族、関係者の人間ドラマを熱く描いた群像劇ですが、話の伏線の張り方やテンポの良さが素晴らしく、熱いだけじゃなくウィットに富んだ台詞の数々も楽しかったです。 仕事へのプライドも家族を思う気持ちも、最後にはそれぞれのドラマが上手くまとまって鑑賞後の気分も爽快な作品です。流石、ロン・ハワード監督の映画ですね。親が子を思う思いにあふれたロバート・デュバルのあのシーンを最後に持ってくるあたりには余裕すら感じられました。非常に中身の濃い110分でした。 [DVD(字幕)] 9点(2010-10-31 23:05:25)(良:1票) 《改行有》

489.  男はつらいよ ぼくの伯父さん 《ネタバレ》 シリーズが大きな転換期を迎えた作品ですね。以降シリーズは満男と泉の大人への成長と伯父と甥の関係がメインになっていきます。本作では寅さんの恋が全く登場しない。寅さんも年取ったのかなあ、シリーズもいよいよ限界なのかなあ、いえいえ、そんな事は無いですよ!本作以降、寅と満男の伯父と甥の関係を超えた、男同士の友情にも似た新たな物語が微笑ましく、時には感動的で、実にいいシリーズの味になっていきます。それにしても第1作から一貫している柴又の人々の描写の何と温かい事か。満男が旅から帰ってくるラストシーンが大好きなんです。旅から帰ってくる満男を事情を知っている柴又の人々が集まって拍手をして迎える。考えてみれば親戚の家や、隣人の抱えている喜びや悩みをどれ程知っているだろうか。周りで抱えている喜びも悩みも皆で共有できる、ある意味現代の人間が煩わしいと思いつつもどこかで憧れている理想の人間関係がここにはいつもあります。だから懐かしくなって寅さんが年に何度か柴又にまた帰ってきたくなるのと同じように、観ている僕たちも何度も観ている寅さんを何かのきっかけに年に何度かふと観たくなるんですね。[地上波(邦画)] 8点(2008-12-22 17:51:26)(良:1票)

490.  ミュージック・オブ・ハート 《ネタバレ》 途中まではメリル演じるバイオリンの先生の私生活の問題と学校でのバイオリンの指導、この並行して進む2つの物語の軸がうまく機能していないように感じられました。しかしバイオリンのクラスが存続の危機に立たされて以降は先生の情熱が周りにいる人々の心を動かし、その支援の輪が少しずつ広がっていってカーネギーホールの感動的なラストを迎える終盤の展開には素直に感動しました。メリル演じる先生のちょっときつい人物像はあまり好きになれなかったですが、この先生役を通して人間が心の中に併せ持つ強さも弱さも見事に演じたメリルの演技力の凄さをあらためて実感する作品でもありました。[DVD(字幕)] 6点(2009-10-29 22:13:21)(良:1票)

491.  レイニーデイ・イン・ニューヨーク ティモシー・シャラメとエル・ファニング演じる大学生カップルのお話なんですが、 2人が一緒にいるのは冒頭と最後のごく短時間。すぐに2人をNYでバラバラにし、それぞれの身に起こる騒動をテンポよく描く。 NYを舞台にアレンらしい空気、アレンらしい作品の色、アレンらしいテンポ、アレンらしい登場人物とNYのガヤガヤ感。 アレンファンには十分に楽しめる作品に仕上がっていると思います。 ちょっと神経質でスランプに悩める映画監督。妻の浮気に振り回される脚本家。 NYで離ればなれになった恋人となかなか合流できずやきもきする少々理屈っぽい大学生。 アレン自身が映画に出なくなってからも、多くの作品で彼の分身というべき登場人物が登場しましたが、 本作はそれぞれの年齢の時にアレン自身が演じていたら楽しかっただろうなと思える、冴えない男が一杯出てきます。 エル・ファニングがNYで絡む映画関係者を監督→脚本家→今を時めく人気俳優とテンポよく変えていく。 相変わらず誰もがよく喋ります。相変わらずのユダヤネタも登場します。小気味いい、アレンらしい脚本が楽しい。 「僕はNYに残る。君は帰れ。僕には排気ガスが必要だ。」主人公カップルのカレの彼女への最後の台詞。アレンらしい一言です。 彼に若かりし頃の自分を投影させていたのかな。 もう80代半ばのアレンの衰えることのない創作意欲、感性の若さには驚かされます。 しかし彼は今非常に厳しい状況にあり、年齢を考えるとこの先彼が再び映画を撮ることが出来るのかは不透明な状況です。 本作は本国アメリカでは未公開となっており、復帰はそう容易では無いのかもしれません。[DVD(字幕)] 8点(2020-12-22 20:47:36)(良:1票) 《改行有》

492.  星の旅人たち 《ネタバレ》 監督はエミリオ・エステヴェス。監督しての前作「ボビー」もいい映画でしたが、本作も素晴らしい映画でした。 本作では自らも出演し主演に父を起用。フランス映画「サンジャックへの道」と同じく、主人公が今は亡き家族の遺志に導かれるように巡礼の旅に出る、ひたすら徒歩で行くロードムービー。 そりが合わず疎遠になっていた息子の死をきっかけに、父が息子の遺灰と遺品のバックパックを背中に、息子が果たせなかった巡礼の旅に出る。その父を演じるマーティン・シーンの寡黙だが味わいのある演技が胸を打ちます。 ダイエットが目的のオランダ人の男、禁煙が目標のカナダ人の女、売れない作家のアイルランド人の男。何となく共に旅をすることになる彼らとマーティン演じるアメリカ人トムとのギクシャクした、それでいてコメディタッチでのんびりと可笑しな旅の風景が実にいい。 大きな山場も無く、旅の仲間と溶け込もうとしないトムと彼らが次第に心を通わす過程もあっさりとしているけど、旅の風景をとらえる台詞の無いシーンで挿入される曲の歌詞が彼らの心の声を表しているかのようです。 淡々と抑揚も少なく2時間を超える作品ですが、全く飽きがこない。それどころかいつまでも彼らの旅を見ていたい、いや、彼らと共に旅をしているような気分にさせられる心地良さがある。旅の目的地である聖地サンティアゴの寺院の厳かな雰囲気も素晴らしかった。そんな雰囲気を見事に創り上げた、自らが脚本も手がけた監督エミリオの力量を感じる作品です。[映画館(字幕)] 8点(2013-03-21 18:32:57)(良:1票) 《改行有》

493.  海洋天堂 《ネタバレ》 久々に涙腺が崩壊する映画を見ました。もう成人しているが、心の病気で一人で生きていくには困難がある息子を置いて間もなく息子の前から去らなければならない父の我が子に捧げる愛情のドラマです。 話の内容は非常に重いです。しかし、父と息子の触れ合い、ジェット・リーの感動的な演技、そしてこの親子の支えになる人々の善意やあたたかさ、控え目に挿入される久石譲の音楽が話の重さを和らげてくれます。もう一人、楽しみにしていた台湾のスター、グイ・ルンメイの扱い方が勿体無かったことだけが残念でした。 冒頭、絶望的なシーンからこの映画は始まります。ジェット・リー演じる父の抱える事情は前半に明らかになるのですが、その絶望を乗り越え、家の鍵の開け方、卵の割り方、シャツの脱ぎ方、バスの乗り方・・・。息子の自立のため教えていく父の姿を音楽も演出も大袈裟になりすぎず、一つ一つを淡々と見せていくのですが、その一つ一つが父の我が子への愛情にあふれている素晴らしいものでした。 最後に父は「父さんはウミガメだぞ!」とお手製のウミガメの甲羅をまとい、息子と共に泳ぐ。やがて父は息子のもとを去るが、父の教えを立派に実践する息子の姿があり、息子はこれからも生きていく。そしてラストシーン、息子は水族館を気持ち良さげに泳ぐウミガメに寄り添い泳いでいる。絶望的なシーンから始まりましたが、ラストシーンは希望のある、そして実に美しいものとなっていました。平凡にして偉大なる、そして強く、心優しいジェット・リー演じる父の姿は忘れられないし、この父を演じるのはジェット・リーでなければならないと思える映画でした。[映画館(字幕)] 9点(2011-08-01 21:57:26)(良:1票) 《改行有》

494.  男と女(1966) クロード・ルルーシュの出世作にして、代表作の1つである作品。 本作で最も印象的なのは、ルルーシュの作品と言えばこの人、フランシス・レイの音楽。 本作を知らない人も、作品を印象的に彩ったこのスキャットを聞いたことが無い人はいないのではないでしょうか。 かなりの低予算を余儀なくされ、その結果モノクロパートが挿入されたということですが、 それも人生のパートナーを亡くした男と女、それぞれの淋しさ、孤独感、そんな感情がうまく表れていたのではないかと思います。 フランシス・レイの甘美なるスコア、独特の気だるさのある雰囲気の中にいる男と女。2人が語らう滑らかで美しいフランス語の響き。 その一方でダバダバダ♪のスキャットやシャンソンの歌声を前面に出し、敢えて台詞を入れていないシーンの2人の姿もまたいい。 ストーリーよりもその場の雰囲気に酔う、という典型的な作品だと思いますが、その表現方法は今に見直しても古さを感じさせません。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-07 17:10:05)(良:1票) 《改行有》


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