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プロフィール
コメント数 363
性別 女性
自己紹介 とにかく毎日忙しい、とか言ってなかなか映画を観ないと、観たい映画リストがどんどん長くなっていく。
このまんまじゃ死ぬまでに間に合わなくなっちゃうから、とにかくどんどん観ようっと。

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評価順12345

61.  硫黄島からの手紙 戦争経験者でもあるアメリカ人のイーストウッド監督が、両国それぞれの立場からひとつの戦争を描いた。 どういう境地に立てばこういう視線で歴史を振り返ることができるんだろう、と、観終わって考え込んでしまった。 アメリカ人である監督がここまで当時の日本人のメンタリティを理解して描こうとし、それが(完全ではないにせよ、一定のレベルで)成功していることを映画ファンとして称賛したい。 そして、硫黄島で散っていった兵士たちの壮絶な決心を後世の私たちに伝えてくれたことに、一人の日本人として心から感謝したい。[DVD(字幕)] 8点(2011-08-13 22:05:15)(良:1票) 《改行有》

62.  バンテージ・ポイント ごく短時間に起こった事件を、その場に居合わせた人物の複数の視点で繰り返し見せることによって、その真相に迫っていく…というのは面白いアイデアだと思う。 小説なんかだとよくある手法なんだけど、それをアクション映画でやるとどうなるのかとても興味深かったんだが、残念ながらその面白味は最大に発揮されていないように感じた。 複数の視点というのが、ただの傍観者から犯行計画の首謀者へと、より有利(バンテージ)な立場の者の視点へと移動して、事件の深部へ肉迫していくという構成なんだけど、それによって「当初見えない事実がより鮮明に見えてくる」とか「衝撃の真実があぶり出される」ということで観客がカタルシスを得る作りでなければ、この手法を採った意味がないのに、単なる「別アングルからの撮影」程度の変化になってしまっている。 従って、何度も繰り返される同事件の映像を見ることにだんだん飽きてしまうのだ。 さらに目撃者それぞれの背景の描写も希薄なため、なんのために別視点から何度も見なくてはならないのか、よくわからなくなってくる。 私みたいに「設定」に惹かれて観た者にとっては、なんとも食い足りない。 後半のカーチェイスなんかはかなりな迫力だし、撮影もとても凝っていて、アクション映画としてはそれなりに楽しめるだけに残念。[DVD(字幕)] 5点(2011-05-25 16:12:30)(良:1票) 《改行有》

63.  それでもボクはやってない 日本の司法の問題点を、ひたすらリアルに正攻法で描いた本作は、周防監督の真摯な問いかけがストレートに伝わってくる。 実はこの映画が公開されるよりずっと前に、知人の弁護士から「痴漢冤罪」について聞かされていた。 微罪だから、という理由でなかなか表面化しなかったこの問題を通して、この国の司法制度は根本から見直さなければならない、という極めて重大な社会問題を、誠実な取材と堅実な演出で見事なエンターテイメントに仕上げた監督の聡明さと手腕を、諸手を挙げて褒め称えたい。 ことに、最後の最後まで、観客であるわたしたちに真実を明かさずに、客観的な事実のみを積み重ね見せていく手法は、実に示唆に富んでいる。 公開当時、深夜2時からのレイトショーで観たのだが、観終わって拍手したくなった作品は久しぶりだった。 お見事というほかない。 [映画館(邦画)] 10点(2009-04-18 15:09:59)(良:1票) 《改行有》

64.  A.I. 人間たちはメカを恐れ、憎悪し、破壊する。 その姿は自ら作り上げてきた文明社会に傷めつけられている現代の私たちの姿そのものではないか。 メカであるハーレイ君の一途な愛を乞う無垢な姿を通して、たったひとつの愛ですら貫き通せぬ人間の存在意義を痛烈に問うている。 創造し破壊する繰り返しの中で営まれてきた文明は一体何処へ辿り着こうとしているのか、という壮大で深遠なテーマを美しく詩情豊かに描いた本作を傑作と呼ぶことに、一片の躊躇もない。10点(2003-12-20 13:24:11)(良:1票) 《改行有》

65.  スラムドッグ$ミリオネア 世の中におよそ悲惨でない不幸や貧困はありえないのだが、満たされた生活をしていても死んだようにただ生きている人間もいれば、地獄の中でもキラキラしてる者もいるという、あったり前のコトがストレートに描かれているのが、この映画に感じる爽快感ではないか。 取調室、スラム街、クイズの舞台、これらのシーンをつなぐスピーディなカット割りで、息もつかせず物語は進んでいく。 もちろん、クイズの問題に「答えられた理由」を通して、主人公の波乱の生い立ちが明らかにされていくという構成そのものが当然の如く面白いのだが、ひとつひとつのエピソードの細かい演出も非常に意図的で、いわば夢物語であるストーリーに、とことん力強さを与えている。 音作りも非常に凝っていて、一度もテンションを落とすことなく最後まできっちり突っ走り抜いた後に感じるのは、大げさでなく「生きる活力」。 命の躍動感に満ちた快作である。(5月22日・バルト9) [映画館(字幕)] 9点(2009-05-24 09:18:39)(良:1票) 《改行有》

66.  (500)日のサマー ふたりの恋の過程を時系列をバラバラにして見せる手法とか、珍しくオトコ目線だったりする所とか、背景のイラストとか、良い点はいっぱいあるというのはわかるのだけど…。 グズグズ男と高慢オンナの恋愛模様に全く興味が持てず、恋にとことんストレートな私としては共感もできず、正直言って、ほんっとにつまんなかった。 枠組みや容れ物は良くても、そこに息づく人間に好感が持てないと「どうでもいいよ」という気持ちになっちゃうんですね。 あ、よく考えたら恋愛映画ってちょっと苦手なんだった。[CS・衛星(吹替)] 5点(2011-08-16 01:50:52)(笑:1票) 《改行有》

67.  ゴーストライダー 契約がいい加減過ぎっ!ビジュアルがおマヌケ過ぎ!敵弱すぎっ! 落ちてる火を拾って投げつけるという、今までのヒーローものにはない斬新にしてしょぼい攻撃方法(しかも効果絶大)を見て、思わず吹き出しちゃいました。 これをニコラス・ケイジが演る理由がまったくわからん。 ってか、このヒーローはカーペンターズがお好きなんですよね。思い出の曲とかってワケでもなく。 こういう唐突さにいちいちウケます(^w^)[地上波(吹替)] 3点(2011-08-06 19:06:44)(良:1票) 《改行有》

68.  ボルト 冒頭のアクションシ-ンは迫力満点、映像の質は文句なしに素晴らしいし、キャラクターもいい。 チラシの地図を頼りに旅する、動物たちのかわいいロードムービーというアイデアもステキ。 と、どこを切り取っても、ダメなところは何ひとつないんだけど、優等生すぎて新鮮味もないのがディズニーらしいといえばディズニーらしい(笑) 3Dは、奥行きだけが強調されている感じで、わざわざ高い料金を払ってまで、3Dである必要はないかも。 エンドロールのイラストがすっごく可愛いので、最後まで観るべし! それにしても、天野くんは器用だなぁ。 [映画館(吹替)] 7点(2009-09-30 07:02:47)(良:1票) 《改行有》

69.  地球が静止する日 ウィルスミスの息子さんもキャシーベイツもずいぶん大きく(!)なりましたね。 ヒマでヒマで気が狂いそうな時、他にどうしても暇をつぶす手段が思いつかないのであれば観てもいいんじゃないでしょうか。 それにしてもアメリカさん、いつも人類を救ってくれてありがとう。[地上波(吹替)] 2点(2011-08-09 01:24:12)(笑:1票) 《改行有》

70.  サウンド・オブ・ミュージック もしも私が、映画のない国に行くとして、たった1本だけお気に入りを持っていくとしたら、間違いなくそれは本作だ。 トラップ家という実在する家族の歴史を、実に手際よくまとめたこの作品には、楽しいシーンで、理由もわからずなぜか涙が出るという稀有な体験をさせてもらった。 清々しく壮大なロケーション、どこまでも澄んだ歌声、苦難に打ち勝ち貫く信念、幸福そうな子ども達の笑顔、清潔なラブシーンと、私が映画に望むすべてのものがぎっしりと詰まった宝箱のような作品。10点(2004-05-07 18:34:41)(良:1票) 《改行有》

71.  ナインハーフ 当時、この映画にはまりまくっていた先輩に強く勧められ鑑賞。なんでも彼女は映画館に10回以上行ったとか…。「何故なんだ!」という疑問は今も消えない。2点(2003-06-06 18:15:55)(笑:1票)

72.  遠い空の向こうに 大きな夢に向かうひたむきな息子と、衰退しゆく自分の仕事に誇りを持つ頑固親父(クリス・クーパーの骨太な演技は素晴らしい)という構図だけでも、すでにヤバイというのに、そこに様々な事情を抱えた少年たちの友情が絡んでくる。初めからうるうる状態、最後はもう号泣、ここまで手放しで泣いたのは久しぶりだ。ローラ・ダーン扮する女性教師の言葉「僕だってきっと出来る、という子が現れるわ」は正に教育というものの根源だと感じた。Boys be ambitious!10点(2003-11-24 21:19:59)(良:1票)

73.  穴(1960) 文句なしの満点。1回目は6人目の脱獄囚として背中に汗をかきつつスリルを楽しみ、2回目はガスパールの立場から究極の選択に苦しんでみる。本作の実直すぎるほどのリアリズムは、いとも容易く観客を映画の中にひき込んでくれる。ところでハリウッドの娯楽映画が大好きで、「ええ~っ、また白黒ぉ~?」と嫌がっていた彼と一緒に鑑賞、途中、彼が「う~っ、胃が痛いっ」と、映画に没頭している様を見て、私はひとり勝ち誇った。これが名作の威力だ。[ビデオ(字幕)] 10点(2003-05-10 11:31:15)(笑:1票)

74.  あの子を探して いい映画だった。たった13歳の少女が「退学者がでなければ賃金に10元上乗せ」という条件を満たすために、必死で生徒を連れ戻しに行く、という身も蓋もないシチュエーションだが、豊かさが当たり前になってしまった日本と違って、生きるためにお金を切実に必要としているヒロインの行動には、偽善臭さが全くなくて、私にはそれがむしろ健全で爽やかにすら映った。 色とりどりのチョークで黒板に書かれた子供達の文字に、驚異の発展をとげつつあるこの国の大きな希望を見た気がする。8点(2004-08-06 13:50:40)(良:1票) 《改行有》

75.  マルサの女 悪くはないけど、やっぱり好きになれない。良いセリフやシーンがないではないけど、映画的でない。情景がなく、余韻がない。5点(2003-05-31 18:38:34)(良:1票)

76.  ツリー・オブ・ライフ 物語はいたってシンプルにひとつの家族、そのなかで自己を確立していく少年時代の回顧録という形をとっている。 しかし、その回顧は、具体的なエピソードだけでなく、万物の創造や宗教を想像させる壮大な映像が多用され、非常にシンボリックなものとなっており、聖書の「ヨブ記」の神とヨブの関係と、強権な父と子の関係をリンクさせているようでもある。 殊に「モルダウ」の調べに乗って家族の幸福な時代が顧みられるシーン、どんな人の人生にもある一瞬の蜜月を切り取った映像は非常に美しく感動的だ。 この映画は「物語」ではなく、一編の「映像詩」として楽しむのが正解かもしれない。 一つ一つの映像に意味づけを探したりするよりも、ただスケール感に圧倒されるとか、自分の家族に思いを馳せるとか、宇宙から見たらどうでもいいし、という前向きなパワーを養うのもアリだと思う。 家族愛に涙しようなんてハンカチ握りしめて観に行ったら大火傷するだろうし(途中退席する人や早々に深い眠りに誘われる人も多くお見受けした)、積極的に他人にお勧めしたいとは思わないが、それほど高尚でも小難しくもなかったと、私自身は感じた。 世の中がどんなに不条理でも、わたしたちは壮大な宇宙の中で神に愛されている一員であり、そしてちゃんと帰るべき場所があるよ、という優しい優しい「映像詩」である。(8.17新宿ミラノ座)[映画館(字幕)] 8点(2011-08-18 07:36:36)(良:1票) 《改行有》

77.  キック・アス ヒーローに憧れるオタク坊やのお話しかと思いきや、ヒットガールという傑出したキャラクター登場でめきめき面白くなった本作。 最高にクールな彼女に釘付け状態で最後まで一気に楽しめた。 もちろん、少女がガンガン殺人するわけで「これ、人によっては受け付けないだろうな~」とは思うのだけれど、ベースが軽快なノリのコミカルなストーリーであるせいか、ちっとも陰惨じゃない。 キック・アスとビッグ・ダディ&ヒット・ガール父娘のお話は別の物語にしてもいいほど、それぞれのパートが輝きつつ、軟弱な少年の成長譚と、父娘の復讐劇がバランス良く構成されていて、そのギリギリの平衡感覚がこの映画をすごく魅力的にしているように思う。 続編では、キック・アスを「ただのオタク」と知りながら「友だちだ」と言い切るほどに孤独な少年、レッド・ミストの活躍にも期待したい。[CS・衛星(吹替)] 8点(2011-10-14 18:52:27)(良:1票) 《改行有》

78.  プリティ・リーグ キャッチボールのこぼれ球を見事な強肩で投げ返す黒人女性。 彼女は驚く選手達に、得意げに微笑む。 まだ、黒人が白人と共にプレイすることが許されなかった時代であることを、こんなにサラリとしたエピソードで示すこの監督が好き。 このいただけない邦題の野球映画は、スポコンでもあり、コメディでもあり、痛快なエンターテイメントであると同時に、奔放に生きることが難しかった頃の女性を、女性監督ならではの視点で丁寧に描いている、実は秀逸な人間ドラマ。 ジーナ・デイビスは思わず惚れてしまうくらいカッコよく、この役のために10キロ以上太ったというトム・ハンクスは、抑えた演技で上手いのひとこと。 マドンナもこの映画ではとってもキュートです。 ラスト、現在の彼女達の勇ましくも達者なプレイ姿には、どんな人でも元気をもらえるはず。 [ビデオ(字幕)] 8点(2007-09-13 13:40:52)(良:1票) 《改行有》

79.  プリティ・ウーマン 残念ながら、こんな状況に少しも憧れないんですけど。ってか腹立ちすら覚えるんですけど。そういう女、ワタシだけじゃないハズ。2点(2003-06-06 12:16:29)(良:1票)

80.  ミックマック ホームレスすれすれの名もなく貧しい超個性的な人たちが、巨悪を思いっきりおちょくり倒すという、痛快な物語。 可笑しくてどこか温かく、でも、その奥に潜まれた刃は思いっきり鋭くとんがっており、それはラストで地雷の被害にあった子どもたちの写真を突き付けるあたりで頂点に達する。 セットや小道具、登場人物のキャラクター造形は独創的で、細部に至るまで非常に凝っていて楽しいことこの上ない。 こんなコメディなら毎日観たい。[CS・衛星(字幕)] 8点(2011-10-14 22:39:52)(良:1票) 《改行有》


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