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121.  人生案内 ロシア初のトーキー映画ということですが、何やら長い前フリが続いた後に本編が始まります。ソビエト共和国に大量にあふれ出た浮浪児を労働によって救済しようとするソビエト政府と、それによって不幸のどん底にまで陥れられてしまったある少年の姿が時には荒々しく、そしてまた時には瑞々しくも描かれていきます。何よりもこの浮浪児役の子供たちがあまりにも自然体な動きを見せ、特に一つの建物に何十人という数の浮浪児の子たちが集まって合唱するシーンは圧巻です。モンタージュなどそういった難しい技法のことはよく分かりませんが、ストーリー性もちゃんとあるし、しっかりとした映画作りになっているので退屈することなく純粋に面白いと思えました。ソ連映画というとやたらプロパガンダ!プロパガンダ!のイメージが強いですが、これはそんなこともほとんど気にならずスムーズに観ることができて良かったです。8点(2004-12-30 21:43:32)(良:1票)

122.  都会の牙(1950) 結婚を目前に控えた独身男性が、いつの間にか毒を盛られ余命あと1日と宣告されてしまう物語。医者が主人公に対して放った一言、「君は殺されたんだ」という言葉は非常にショッキングです。最初はなぜこの男が毒を飲まされたのか?というミステリーで話が進んでいき、次第に事件の真相を暴いていくサスペンスになります。裏でうごめく陰謀が明らかになっていく後半場面はストーリーがグングンと面白くなり、物語の中に引き込まれます。それにしても死を覚悟した人間というのは末恐ろしいもので・・・、もはや自分には何も失うものが無いわけですから、どんなことだってやってのけられるわけです。もし自分がこの映画の主人公と同様、毒を盛られ死の宣告を受けたら?と考えさせられてしまいます。主人公と同じように命を懸けて犯人究明に乗り出すか、それともひたすら絶望に打ちひしがれているか。はたまた最愛の人と最後の時を過ごすのか・・・。そういうことも考えさせられるとても奥深い映画です。8点(2004-06-12 12:53:36)(良:1票)

123.  盗まれた飛行船 やっぱりカレル・ゼマンは素晴らしい!最先端の特撮技術を用いらなくても、独自の世界観を創り上げてしまう。今更CGなんかを使ってリメイクしたところで、到底この摩訶不思議な質感は再現できないでしょうね。特に後半のネモ船長の潜水艦内部のデザインは秀逸です。変な道具を使って飛行船の図面を盗もうとする秘密結社(?)の男も良い味を出しています。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-19 15:15:15)(良:1票)

124.  悦楽共犯者 シュヴァンクマイエル監督の作品を観たのは今回が初めてです、ていうかこれ以外レンタルで見つからない!個人的にはS・キューブリックの映画を思い出しました。目まぐるしいカット割に、象徴的なオブジェ。偏執的な登場人物と、そのカメラに対する異様な眼差し。そして交響曲やオペラを使った音楽。いわゆるまとな人間が出てこない映画のように思われますが、これってきっと表向きでは皆普通の人たちなんでしょうね。ただその裏側に焦点を当てているせいか変態に見えるだけで、誰でも彼らと似たようなことはしているはずです(これは少々度を越えていますが・・・)。そんなわけでこの映画を観ること自体が至上の悦楽、観終わった後には自分の欲望が解消されたような何とも形容しがたい気持ちになりました。これで僕も共犯者なのでしょうねぇ。10点(2004-08-19 15:17:38)(良:1票)

125.  サボテンの花 《ネタバレ》 ゴールディ・ホーンが滅茶苦茶可愛い!まさかこんなにも魅力のある女優だったとは。一方のイングリッド・バーグマンも成熟した大人の女性を感じさせる風格たっぷり。それにしてもそんなに彼女は駄目ですかね?確かにコメディからはちょっとかけ離れたイメージがあるけど、個人的にはこの役は彼女以外に有り得ないと思ったのですが。どちらかと言うと僕もゴールディ・ホーンよりも寧ろバーグマンにオスカーをあげたい派です。歯医者のプレイボーイを演じたウォルター・マッソーはそんなに魅力があるのかな?と思いつつもコミカルな役どころを好演。脚本はさすがビリー・ワイルダーの作品を多く手掛けたI・A・L・ダイアモンドというだけあって、様々な登場人物が入り乱れる後半(特にカフェでのダンスシーンは圧巻!)は、最後の最後まで話の展開が読めません。衣装や小道具の色使いもカラフルで、台詞も洒落ていて、もしこれでモノクロだったら本当にワイルダーの作品では?と思えてしまいそうです。最後のサボテンの花同様、とても愛すべき作品だと思いますよ。8点(2004-12-13 18:19:57)(良:1票)

126.  昼下りの情事 《ネタバレ》 テーマは不貞だけど、これっぽっちも嫌らしさを感じさせない。それにしても実際この二人の年齢はどれくらい離れているのでしょうかね、ゲイリー・クーパーは役柄上ちょっと歳を取りすぎじゃない?なんて思いつつも、プレイボーイかつ嫉妬に狂う男を好演。ビリー・ワイルダーは相変わらず小道具の使い方の上手さが冴える!あのチェロケースは「デスペラード」の原型でしょうか?(笑)、しっかりとワインボトルをせしめる楽団メンバーにも大笑い。結局この映画には憎めるキャラクターがいないんですよねぇ、探偵の父親は勿論のこと、フラナガンを殺しに来たXおじさんも端役でオードリーに振り回される学生君も良い味出しています。バンバンお仕置きされちゃう子犬はちょっと可哀想だったかな。ラストは優しく「愛してるよ、アリアーヌ」とでも言ってくれるのかと思っていたら、まさかそのまま抱き上げて連れて行っちゃうなんて…。全く先のことを考えていないその場限りのハッピーエンド、こんなにも期待を裏切られたロマンスは「カイロの紫のバラ」以来!それでも個人的には「アパートの鍵貸します」に次いで最も好きなワイルダーのラブストーリーです。9点(2004-09-19 19:34:52)(良:1票)

127.  ベッカムに恋して 《ネタバレ》 サッカーが好きってのは分かるんだけどねぇ、もうちょっと情熱みたいなものが欲しかったです。練習シーンなんかもそれこそ汗や泥にまみれたりなんかして・・・(って、変な想像しているわけじゃないです(^^;)。サッカーと家庭、夢と現実の狭間で揺れ動く主人公少女の心情描写はまあまあかなとも思ったけど、個人的にはもっと肝心のサッカーの方に重点を絞って欲しかった感じ。インドの伝統的(?)な踊りと結婚式が見られる辺りは思わぬ拾い物か。それから最後の空港のシーンでジュールズが「あ!ベッカムだ」って言った時にはちょっとドキッとしたけど、その後出てきたのは当然の如く本物ではなく別人でしたね。当たり前ながら少しセコイと思ってしまいました。ついでに言わせてもらうと最後にあの二人がくっ付く辺りがどうもよく分かりません、あれで増々キーラ・ナイトレイが可哀想だと思ったのは僕だけでしょうか?6点(2004-06-26 17:07:26)(良:1票)

128.  母(1926) 最近までフセヴォロド・プドフキンという人は全く知らなかったのですが、聞いたところによるとエイゼンシュテインらと並ぶ旧ソ連の偉大な監督なんだとか。さすがに70年以上も昔の映画なので多少見苦しい部分はあります、そのせいか観ていてついウトウトとしてしまいました(汗)。タイトルにもなっている母親の絶望に沈んだような表情がとにかく凄く、特にラストシーンなどは一度見たら一生忘れられなくなるような衝撃を受けます。旧ソ連の映画はこれからも勉強していきたいですね。7点(2004-06-12 23:58:50)(良:1票)

129.  汚名 ケイリー・グラントとイングリッド・バーグマンのキスシーンだけで、ご飯三杯はいける。8点(2004-05-08 11:50:01)(笑:1票)

130.  まごころ(1939) 子供の頃って友達が泣くと、何故か自分も泣きたくなってきますよね。まずはこの映画、タイトルが抜群に良い!シンプルながらも計り知れないほどの優しさに包まれています。そう、人間には真心が必要なんですね。だから最近の映画はつまらないのか、真心が無くて…とか(^^;。やたら流暢に喋るお婆さんがちょっと気に掛かりますが、そんなことを補っても有り余るほどの成瀬巳喜男の珠玉の作品です。結局映画自体については何一つ語っていませんが(汗)。[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-06-26 11:48:12)(良:1票)

131.  大いなる幻影(1937) 《ネタバレ》 『大いなる幻影』いかにも名作中の名作というイメージがあって、観るのを少々渋っていたのだけど凄く面白かった。捕虜という身分にも関わらず、勝手自由気ままな生活を送る将校たち。歌を歌いながら陽気な気分に浸り、時には女の格好をして舞台劇を演じることもあれば、まるで子供のようにはしゃいで雪遊びに没頭したりもする。これは本当に戦争なのだろうか?と思わせられる前半に、脱走してからの後半で「ああ、やっぱりこれは戦争なんだ・・・」と現実に引き戻される。戦争自体が人々を惑わす”大いなる幻影”なのだと、僕は思いました。8点(2004-05-10 16:21:42)(良:1票)

132.  男はつらいよ 奮闘篇 《ネタバレ》 寅さんシリーズってたまにやたらシリアスな一面を垣間見せることがあるけど、本作もそんな一つ。まずマドンナからして今までのタイプとはちょっと違います、それでも寅さんの登場シーンには笑いました。母親・お菊のミヤコ蝶々の再登場が嬉しく、すっかり花子の保護者気取りになっている寅さんの姿は観ていて微笑ましかったです。最後には自殺疑惑まで持ち上がるけど、寅さんはきっと死ぬまで死なないのでしょう…。またしても寅さんの恋は桜の花びらと共に散ったのでありました。(それにしても寅さんって本当に字が下手!)[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-08-28 23:48:07)(良:1票)

133.  アイス・エイジ2 流石に前作には及ばないな~、というのが正直な印象です。主役三人(匹?)の魅力も前作で使い果たしてしまったのか、だからこそ新キャラクターが盛り込まれた訳ですが、フクロネズミの“エディ”と“クラッシュ”ははっきり言って鬱陶しかったです。エリーは可愛かったカナ。“火の王様”の話なんかも個々のエピソードとしては面白いのですが、全体の流れからするとちょっと行き当たりばったりな気がします(僕のレビューも相当行き当たりばったりですが)。「殺す」だの「クソ」というやたら汚い台詞が出てくるのも、ファミリー映画として問題じゃない?と思いました(これは吹き替えのせいかも)それから脇役のはずのスクラットが、逆に主役のように観客の期待を集めてしまっているのも如何なものかと。本筋のマニーたちの話がサブストーリーのように感じられてしまいました。そもそも監督がクリス・ウェッジじゃなかったんですね。でも、でもでもこのシリーズ(というかブルースカイの作品)は個人的に好きなので好みという観点から一点プラスさせて頂きます。[試写会(吹替)] 6点(2006-04-19 20:58:29)(良:1票)

134.  旅芸人の記録 『霧の中の風景』は素直に素晴らしい!と思ったのですが、これはいくら何でも退屈すぎです。一種の回顧録として、こういう激動の時代を歩んできた人たちにとっては「分かる分かる」ということになるのでしょうが、如何せん無知な自分には難解すぎました。終始感動とは違う意味で大量の涙が溢れ出してきます。ただ観ていて長回しということを忘れさせるほどの長回し映像は素晴らしい。結局感想は「ヤクセンボーレ!」ということで。ただ単に自分の馬鹿さ加減を露呈しているだけのような気がしますが、4時間もの時間を費やしたからには何かしらレビューを書きたいのです(わがまま?)。[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-05-29 11:22:51)(笑:1票)

135.  25時(2002) 心にズシッとした重みが乗っかかってくる。原作とは多少テイストの異なる映画になったが、そこはさすがスパイク・リーの骨太な演出を見せてくれる。刑務所収監を明日に迫られた主人公、最後の24時間がただ淡々と過ぎていく…。荒涼としたニューヨークの街並みがより一層刹那感を際立たせる。結局は主人公の自業自得でしかないが、これからも自分はモンティとは違い愛する人と一緒に夜を過ごすことが出来るという喜び、そして主人公の決して避けては通れない過酷な運命を痛感した。相変わらずエドワード・ノートンのカメレオン演技には脱帽、個人的にはまたもやフィリップ・シーモア・ホフマンが冴えない駄目男を熱演していたように思う。9点(2004-09-14 21:25:45)(良:1票)

136.  クラークス 《ネタバレ》 めっちゃ面白い!ケビン・スミス監督作品の中では最も映画らしい映画(?)になっているけど、個人的にはこれが一番好き。原点にして最高傑作だと思う。もう冒頭の「間違いなく営業しています」から完全にヤラれちゃいました(夜間撮影しか出来ないという状況を逆に利用した設定らしいけど)。確かにちょっとダラダラしすぎた感はありますが…、実際90分の作品のはずなのに2時間30分は観ているような気がした。それでも「デス・スター作業員論説」だの何だのと、登場人物たちが交わすどうでも良いような会話に耳を傾けているのはこの上ない快感。それからジェイ&サイレント・ボブはやっぱり名脇役に徹していた方が良いですね、『STRIKE BACK』はあれはあれで悪くないと思うけど完全にファン向けだし。モノクロの映像、限られた空間、素人同然の役者と、低予算ならではの真骨頂をまざまざと見せ付けてくれる素晴らしい作品だと思います(褒めすぎ?)。9点(2004-11-20 20:55:15)(良:1票)


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