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プロフィール
コメント数 551
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/sf0O7
自己紹介 筋肉アクションやSFなどに目が無いです。

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評価順1234567

121.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 ​待ってました!…って待ってないけど待ってました! そう!僕が見たかったエクスペンダブルズはこれだったんだよ! 前作から全てがパワーアップ!各自見せ場がふんだんに用意されているし、敵はなんてったってあのヴァンダムだ!しかも悪!ハイキックナイフ刺し! ジェット・リーの両手フライパンカンフーに、ステイサムのスタイリッシュ殺陣、そして突然脈絡無く現れ皆殺しにする奇跡チャック・ノリス!可愛いラングレン!そしてシュワとマクレーンの共闘!完膚なきまでのアクションスター勢揃いに、もうこんな贅沢が許されて良いのかと思うくらいの夢のような映画になっています。ああもう最高! ストーリーも前作以上にわかりやすくシンプルな作りで非常に良いですね、敵が敵らしくなっていますし、動機付けもバッチリです。 映画が好きで本当によかったと思える作品でした。 あと予習もしておいてよかった…。[インターネット(字幕)] 7点(2017-01-04 04:57:28)(良:1票) 《改行有》

122.  インクレディブル・ファミリー 《ネタバレ》 これぞ2映画! 家族が増えたぞ!しかし、世間のヒーローへの目はとても冷たい。 そんな中でも正義の味方でありたい一家にもチャンスが!…でも子守は旦那に、ヒーロー仕事は嫁が。さぁ嫁は平和を!旦那は家庭を守れるのか! いや、大変だ。特に赤ん坊の子守は眠れない。しかも増える、透ける、化ける、撃つ、燃えると大盤振る舞いな能力の赤ん坊なら尚更だ(アライグマとのバトルもなかなか良かった)。更に年頃の娘にやんちゃ盛りの息子までいるんだから地獄だ。これにはヒーローもヘトヘトでイライラ。嫁さんは嫁さんで謎の敵に振り回されっぱなし。でもアクションシーンの見応えは凄まじいですね。序盤のジェットモグラやバイクチェイスなど大迫力で見応えバッチリです。いや、ホント。人の動きが違うのかな、なにかいつもと違う気がする動きだ。 まぁちょっと悪役が地味だったのがちょっと寂しいですがそれでも目が常に楽しい一本でした。 あとヒーローたちにはもれなくテーマソングがあるのが笑えますね。 ​[映画館(吹替)] 6点(2018-09-07 20:59:18)(良:1票) 《改行有》

123.  空の大怪獣ラドン 《ネタバレ》 始まる舞台は阿蘇山ふもとの炭鉱の町。ある日炭鉱で工員が何者かに殺されてしまう。 事件のおかげで炭鉱の町でのパニック。その動揺はまさにホラー。容赦無い描写は子供向けでは無いですね。次々と人が犠牲になっていく中出てきたのはラドン…じゃない!誰だお前!虫!?ヤゴ!?メガヌロン!? 見た目はヤゴですがこれがなかなかリアルな大きさで結構怖い!しかも妙に高音な鳴き声もかなり怖い!長屋の庭を突き破っていくシーンはなかなかに迫力があり、こいつだけで映画一本できちゃうんじゃないかと思わせてくれます。 ってこんな頃から地球温暖化って言われていたんですね。 そして遅れて出てきた本作の主人公のラドンはこんなもんじゃなかった。亜音速戦闘機を撃ち落とし、主食はなんとあの人間が一匹倒すのにめちゃくちゃ苦労したメガヌロン!それをムシャムシャ食うんだからこちらとしては血の気が引きます。こんな奴に勝てるわけない!しかも2匹もいる!!!ちなみにラドンの騒動はアジア一帯を混乱させますが中国フィリピン沖縄の背景…全部絵ですね。 それでもラドンと確認するまでの卵の殻を調べたりする道のりは結構丁寧で面白かったです。 始まるラドンと自衛隊とのバトルはなかなかの迫力。もちろん見所はなんといっても佐世保でのラドンの強風アタック。風で舞い上がる瓦に看板。倒れる電車と、重量感のある特撮はかなり凝っています。凄い! そしてラストバトルはかなり長い自衛隊の地殻変動まで起こさせるミサイル攻撃が容赦無いです。おかげでラドンは二匹共々かなしく敗れ、東宝名物「火山」の登場で映画は終了。 若干呆気なさはありましたがメガヌロン、ラドンの恐ろしさとこれでもかと味わえました。面白かったです。[DVD(邦画)] 6点(2019-06-05 19:53:07)(良:1票) 《改行有》

124.  96時間 《ネタバレ》 「お前が誰か知らない。目的も分からない。身代金が目的ならこれは確かだが金は払えない。だが言っとくが俺には高度で専門的な力がある、長年仕事で身につけて来た力だ。それでお前のような連中を追いつめて来た。今すぐ娘を返すなら見逃してやろう。お前を探し出さない、後を追う事は無い。返さないなら…お前を探し出す。必ず見つけ出し、この手で殺す。」「がんばれ」 そして親父は頑張ってしまった。どっかのバウアーと同じ名前の娘を連れ去られたリーアム・ニールソン演じるブライアンは頑張ってしまったのだ。 その長年仕事で身につけて来た高度で専門的な圧倒的パワーを使い居場所を迅速で冷静に突き止め、邪魔な連中を皆殺しにし、悪い奴も皆殺しにし、ついでに人身売買のシンジケートも潰してしまった。次から次へ悪い奴の在処を見つけては次の場所へ移り、そして本当の巨悪が見えてくるこの過程はとてもテンポが良くひと時も目を離す事が出来ない。そしてリーアム・ニールソンのどこにでもいそうなか弱そうに見えるおっちゃんが次々と悪漢をあの世に送って行く様は痛快そのもの。 もちろん娘の居場所を白状しない奴には情け容赦が無いのもグッと来る。なんせその悪が殺してもいいくらいスッゲェ悪いからこんなにグッとくるのだろう。 そんなこんなでパリの巨悪をぶっ潰しそれなりの幕引きで収まりよく、コンパクトにそしてシンプルに興奮する時間を提供してくれました。面白かったです。 そんで娘を誘拐されたらハリウッドではすなわち「皆殺し映画」になるという事もわかりましたね。[DVD(字幕)] 6点(2015-10-28 00:54:15)(良:1票) 《改行有》

125.  シング・ストリート 未来へのうた 《ネタバレ》 ​青くさくてダサい彼らの青春はとにかく輝いて、とても純粋だ。とにかく無限にエネルギーだけはある。モテたい、バンドだ。ロックはよくわからんけど、とにかくバンドだ。 親の離婚や底辺な高校、辛く見たくない現実があっても、あの娘を振り向かせたいという気持ちが彼を前へと向かわせる。 引きこもりの兄貴が教えてくれたロックの教えを辿り、その都度影響をモロに受け、前へと進む。 両親の喧嘩が絶えない時も兄貴は音楽で元気付けてくれる。 学祭前、主人公が空想するMVには来ないはずの素敵な彼女がやって来て、意地悪な校長が踊り、笑顔で両親が腕を組み、カッコいい兄貴が助けてくれる。彼の望みの詰まったこのシーンはとても切ない。 ラスト、激しい吹雪が荒む海を二人を乗せた小さな船が50キロ先のロンドンへと向かう。成功する保証なんて何一つない。兄貴のくれた歌と彼女と共に見えない未来へ進む。彼の顔は険しくも、映画の最初には無かった決意に満ちていた。 80年代の名曲と、彼らのナイスな楽曲とほのかなギャグが本作に花を飾る、現実と夢の狭間に生きる若者たちの最高の青春映画でした。 にしても、こんなカッコ良い兄貴にはちょっと憧れますね。[映画館(字幕)] 9点(2016-08-29 14:04:03)(良:1票) 《改行有》

126.  花戦さ 《ネタバレ》 ​よくもやってくれたな豊臣秀吉!こうなったら花戦さだ!フラワーウォーズ開戦だ! まぁそんなテンションの作品ではないのですが、なかなか変わったモチーフの時代劇。 登場する花の美しさはやはり凄いのは当然と言えば当然なのですが良いモノですね。 今回の野村萬斎は笑いと悲しみを併せ持つ様相はまるでジムキャリーのよう。佐藤浩市演じる利休もオーラがありました。二人のかかわり合いは非常に見ていて気持ちよかったです。主人公の茶会でのアイディアも面白いです。 ですがちょっと間延びするシーンも多く、二時間がちょっと長く感じます。特に蓮とのシーンが後半になるまで意味がよくわからないシーンなのが辛いです。 主人公の顔を忘れやすい欠点も後半はあまり意味の無いものになってしまっていたのが残念。 にしても後半の主人公への追い込み方が凄いですね、あんなに殺すのは利休一人かと思っていたのでびっくり。問答無用に殺しまくりですな。 最後、豊臣秀吉との対決ですが、枝が折れるシーンは信長を召喚したような気がして良かったのですが、回想なども多くちょっとクドく感じてしまいました。利休の言葉を行った後、茶碗まで出すのはちょっとやり過ぎな感じもしますね。 ラストなぜか蓮だけ生きているというシーンもなんだか取って付けたような救済要素のような感じがして正直悩まされます。 花のシーンは素晴らしいのですが、どうしても大筋のストーリーのバランスが悪いように思える作品でした。 ちなみに佐々木蔵之介の前田利家はカッコ良かったです。ヒゲがステキ。[映画館(邦画)] 5点(2017-07-05 23:43:38)(良:1票) 《改行有》

127.  ニンジャバットマン 《ネタバレ》 開始早々アーカムアサイラムは時空転移装置とかなんとかで丸ごとタイムリープ!時は戦国!大体の連中はバットマンより一足早くこの地に馴染んでる。 そして始まるのは恒例のバットマンvsジョーカー! …そんなストーリーにはあまり惹かれなったけれどアニメを製作するのがあの「神風動画」なら話は別だ。あのアニメ版ジョジョで濃すぎるオープニングを作った連中が作り出す長編アニメは劇場で見なきゃ損だ! そして仕上がったものは終始ハイテンションであらゆる日本的な要素をぶち込み、闇鍋の如くチャンポンした、カッコいいけどかなりヘンテコなバットマンだった。おもちゃ箱をひっくり返したような展開がノリと勢いで爆走し、リアリティそっちのけで派手さを取った演出にビックリ。それでもバットマンになってるから不思議だ。そしてキャットウーマンもハーレイも可愛い。 見所はバッドモービルからのジョーカーの城への突撃。次々と変化して行く装備にビックリ。そしてクライマックスのジョーカーとの迫力の一騎打ち。そこからのニンジャバットマンとして覚醒!(理屈は知らん!)これが現代日本最高クオリティのアニメーションよ!と言わんばかりの迫力!さすが天下の神風動画!妥協は死! そして並ぶ声優達はとにかく豪華!名だたる名優の数々にビックリ。しかも子安はゴリラだ! 全体的に満足ですがまぁ一言あるとしたら中盤のアニメパートのナイトウィングの暴力描写がちょっとキツいのが苦手でした。 そんなこんなで日本製の超密度トンデモクオリティの超展開トンデモバットマン。濃密すぎる85分を堪能できました。凄いぞ! ​[映画館(邦画)] 7点(2018-06-20 00:01:56)(良:1票) 《改行有》

128.  カーズ クロスロード 《ネタバレ》 ​一つの時代が終わる。 カーズ2のような気軽に見れる作品かと思いきやデカいボディブローを決められる作品でした。 新マシン達よってマックイーンのレーサーとして足場は崩れていく。彼も見た目ではわからないがカーズ1からもう11年も経っているのだ。選手生活としては長いもの。老いとは違うマシンそのモノのスペックが彼を苦しませる。 しかし応援してくれる町の連中にも応えたいマックイーンは出場を決意する。しかし不穏な影は常にある雰囲気。そしてその力の衰えが露見されていく描写はとても現実的だ。それを認めたくない俺たちが今まで見てきたマックイーンの表情も痛ましい。 そして大会のあるフロリダのまでの道中はヌルいギャグはともかく「8の字デストラクションダービー」は最高だ。 あの闇鍋の如きデスバトルは興奮冷めやまぬシーンでしたね。 それにこの映像の泥や液体の凄さ!もう来るところまで来てしまったかのような映像の美麗さに恐れおののきます!凄すぎるってもんじゃないぞ! アメリカの美しい自然がこれでもかと映し出され、全部作り物というのが信じられないレベルの映像には非常に驚きました。 そしてオーバル型のレース描写も細かく、セーフティーカーの登場やピットレーンは60km制限などしっかりした作りが嬉しいです。 まぁちょっと気になったのはクルーズの見た目があまり速そうに見えないのと、マックイーンに憧れた世代という描写はあるが細かい事がわからないおかげで、次世代マシンと同等に走れるという説得力があまり無いのがちょっと気になりました。 まさかの世代交代というテーマを持った本作は寂しくもあるけれど新しい世代に希望を託したくなる感動の一本です。やっぱりピクサーは凄すぎる。[映画館(吹替)] 7点(2017-08-10 01:55:58)(良:1票) 《改行有》

129.  仮面ライダー1号 《ネタバレ》 ​タイでチンピラをなぎ倒す本郷猛。金がないから工事現場で汗を流す本郷猛。メリーゴーランドに乗る本郷猛。いろんな本郷猛が一気に拝める映画が本作だ。もちろんライダーにも変身するし。今回は長年の戦いでボロボロになってついに死ぬ。けど生き返る。理由は簡単、『不死身』だからだ。誰がなんと言おうと『不死身』なのだ。はい。 現ライダーのゴーストは完全に脇を飾る若い仮面ライダーとして、ベテランライダーに色々と教えられ&翻弄され、そして生きる意味の答えを見つけていく。やられてばっかりのスペクターは損な役だが、3号でのマッハに比べたらだいぶマシだ。 敵の内輪モメといい、NOVAショッカーの日本のゆすり方、地獄大使の遇われな最期も良いですね。でも1号の引き立て役なのでなんだか地味なんですけどね。 印象的なシーンは、いきなり高校の授業に登場して生きることを説くシーン。不器用だが真面目なのだ。笑え若者よ、いつかわかる時が来る。 …それで、えーっと、ツッコミ所は沢山あるけど、まぁもう野暮というか、そんな事いちいち気にしていたら僕もライダーにはなれないなと思うので…うん。 にしても、1号ははじめ太い印象で不安でしたが、動いてみるとかなりカッコよかったですね。テレビのライダーよりアクションが激しいのも嬉しいです。ゴーストとスペクターも終盤のレジェンドライダーにゴーストチェンジしていくシーンは音楽もそのライダーのモノになっていくのは嬉しかったですね。 映画館で見ていた幼き子供達に本郷猛の熱き命の教えが伝わったかは定かではありませんが、これを見るという事がなにか成長に繋がればいいと、僕みたいないい年こいて本作を見てるおじさんは思います。[映画館(邦画)] 5点(2016-03-29 17:46:19)(良:1票) 《改行有》

130.  ガールズ&パンツァー 最終章 第1話 《ネタバレ》 とんでもなく面白かったガルパン劇場版。僕も4回見に行くくらい映画として面白かった。 そして最終章と銘打って始まった新シリーズは廃校の危機ではなく生徒会広報の川島桃の留年阻止…ではなく、国立大学の推薦入学を獲得するべく戦車道の無限軌道杯という大会に挑むというもの。 第一回戦の相手はフランスっぽーい学校BC自由学園。生徒も隊長がマリー・アントワネットっぽい人で各戦車のリーダーも押田(オスカル)や安西(アンドレ)っといったベル薔薇な連中だ。 新たに不良海賊集団サメさんチームも加わり畳み掛ける昭和な小ネタと戦車の熱いバトルが炸裂します。相変わらず劇場で映える音響が凄まじいですね。あっアウトランの筐体! 全七話(たしか)と聞いて少ねぇ!もっと見せやがれ!と思ったが一話はたっぷり1時間。 今回は事の初めと試合の冒頭のみとガールの部分は非常にたっぷりありますが、パンツァー部分は少なめなのがちょっと残念。 ですがまぁ本作とはゆったりと付き合っていきたいです。[映画館(邦画)] 6点(2019-06-26 23:31:00)(良:1票) 《改行有》

131.  ゴッホ 最期の手紙 《ネタバレ》 ​愛よりも深い狂気。 それはゴッホではなくこの映画が。 とにかく全手書きのゴッホ調なタッチで描かれる油絵アニメは圧巻。気持ち悪くなるくらい圧巻。しかもそれがロトスコープでヌルヌル動くのだから余計圧倒される。これ全部油絵なのかと思うと気が遠くなる。しかも平然と背景ごと動いたりパンしたりするからひと時も目が離せない。とにかく、とにかく凄い。 さて、ストーリーはというと主人公の男がゴッホが弟テオに渡すはずだった手紙を郵便屋の父親に代わり渡すため旅に出ると同時に、途中からゴッホの死の真相を探るミステリーになっている。ゴッホが描いた有名な肖像画の人々が登場し話を聞き主人公が推理する結構オーソドックスなお話。ただ最初は手紙を渡すことすら全然乗り気じゃなかった主人公がノリノリでゴッホについて町の人間に聞き込みをしまくってたり、町の住人もよそ者の主人公に対してゴッホについてペラペラと懇切丁寧に話してくれたりと登場人物の行動はどれも不自然な部分は多い。 しかしゴッホという不遇の天才画家の人生を垣間見るエピソードだったりはやはり胸が締め付けられるし、ゴッホの死因についても仮説ではあるが答えを見せてくれたのは興味深かったです。 本作はゴッホという画家を、そして彼の描いた絵画に対して更に深みを圧倒的なアニメーションで与えてくれる驚きの力作でした。[映画館(吹替)] 6点(2018-01-11 22:03:13)(良:1票) 《改行有》

132.  2001年宇宙の旅 《ネタバレ》 何度も見た。至上のSF。あの美しい宇宙。カッコいい宇宙ステーション。HALの可愛さ。モノリスの不気味さ。そしてラスト、土砂流のように目に雪崩れ込む映像。 カッコ良くて、美しくて、よくわからなくて、それでも面白いと思える最高の作品です。 だけど本作の良い所はそこだけではありません、この作品は寝ていても『良い』映画だと思ってます。だって凄い心地良いんだもん。 映画館の暗く冷房の効いた空間、リラックス出来る柔らかい席で、本作はとても気持ちよく眠らせてくれる。(でもいびきをかいちゃダメよ) 素晴らしい音楽、美しい映像、静かな宇宙、見ているとだんだん心地よくなってくる。 目を閉じてうつらうつら意識が遠くにいくあのなんとも言えない気分…二周目以降の楽しみ方の一つだと思っています。[映画館(字幕)] 10点(2015-09-18 14:46:56)(良:1票) 《改行有》

133.  スター・ウォーズ/最後のジェダイ 《ネタバレ》 ​心臓に悪かった。 目を覆いたくなるくらいどこまでもボコボコにされる反乱軍。次々と撃墜されて行く様は本当に見てられない。ハン・ソロが死んだ今誰がやられたっておかしくない本作はとにかくそんな不安と緊張の糸が常に張っている。絶望的なまでに追い詰められた反乱軍、ポーの作戦も結局は失敗している。戦艦を破壊できたのも大切な母艦による捨て身の特攻があったからだ。とにかく全てが上手くいかない。 反乱軍サイドはとにかく最初のドッグファイトからカッコいいシーンの連続。古代進如く出撃したがるポーはなんだか指揮官の頭角が見え隠れしますね。そしてフィン側の見所はやはりファズマとの一騎打ち。カッコいい!フィンお前本当にただのトルーパーだったのかよ!ローズもフィンといいコンビでした。あの指輪いいなぁ…。マスコットなBB-8も大活躍に大満足。一番の驚きはレイア姫の吹き飛ばされてからのジェット帰還。さすがアナキンの娘だぜ! にしてもベネチオ・デルトロ演じるアイツは結局なんだったのか。なんだか次回も色々ありそうな奴ですね。 そしてレイはついにルークと会い、カイロ・レン更生への道を掴もうとするが、これも結局上手くいかず。でも親玉だと思われたスノークがいともアッサリ倒されたのには驚き。そこからの二人の共闘は熱かったですね。上手くいきませんでしたが。レン君結局ダメダメですよ。まぁそれが最高なのですが。そしてレイの真相はアナキンと同じ生い立ちなのかもしれません。…ってヨーダ!なんだかパペット感あって良いね! ラストの門での攻防戦はどこまでも心臓に悪い。マジで負けるんじゃないかと思わせる事態の連続。レイア姫やC3-POまでも、やられるのではと思ってしまった。ルークとレン君との決闘もドキドキだ。マジでルークが負けるかと思ったら意外なラスト。さすがアナキンの息子だ! 三部作の中盤はEP5といいドン底に落ちるものですが、今回も相当の逆境です。一体どうなることやら。 本作は面白くも心臓に悪く、そして長い。そんなEP8でした。[映画館(字幕)] 7点(2017-12-18 01:53:01)(良:1票) 《改行有》

134.  ブレードランナー 2049 《ネタバレ》 ​え?俺ってもしかして特別なんじゃね? あれ?もしかしたらもしかして俺って奇跡の子!?!?!? 彼のなりそめは生まれた時から悲しみと寂しさに溢れている。唯一慰めてくれる相手はバーチャル彼女。そんな彼に訪れたのはこの世界を根底から揺るがしかねない大事件であり、彼自身の存在が認められるかもしれない希望であった。 ブレードランナーの続編はハッキリ言って望んでもいなかったし、公開まで期待と不安ばかりだった。そんな本作は、前作の雰囲気と似て非なる映画であった。というか限りなく続編に近い別作品のような印象を受ける。どこか前作のより硬質で冷たい印象を感じる。ドゥニ・ヴィルヌーブの前作「メッセージ」同様静かで淡々とした雰囲気は画面から伝わる高い湿度と異文化が溢れかえり混沌とした前作とは違いますね。 しかし本作で映し出されるビジュアルは今回も独特で不思議なカッコよさに包まれていますね。特に社長の部屋がイイですね。ジョイと抱き合うシーンも印象的。冒頭のソニーとコロンビアのロゴもカッコいい。 そして望まれてるのか微妙な続編の主人公となる男はどこかバツの悪そうな顔をしている。そんな彼だって幸せになりたい。いや、なってくれとこちらも思ってしまう。「違うよ違うよ!」と言いつつ内心とても期待している悲しいレプリカントの自分探しの真実はなんとも虚しい。 にしてもデッカードイイですね!あの話も聞かずに殺しに行くスタイル!あの融通の利かない感じ!彼が出てきただけで主人公が霞むって結構映画としてヤバイですがやっぱり嬉しいですね。 そんなK...ジョーの期待と不安。そして悲しみの詰まった2時間44分は切なくもその映像美に酔いしれることが出来ました。[映画館(字幕)] 7点(2017-11-17 16:02:20)(良:1票) 《改行有》

135.  シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ 《ネタバレ》 もうソーとハルクがいないだけなオールスター映画。しかしそこはキャプテンアメリカの名のつく今回。辛く、悲しい。 己の信念が正義と正義がぶつかり合う結果に。おかげで本作は序盤しか悪役超人は登場しない。今回のボスは凡人だ。起こした理由もやりきれない。 そんでもって洗脳されていたとはいえ、人を殺めすぎたウィンターソルジャーとキャプテンの関係もやりきれない辛さがある。 そしてトニーとキャプテンとのバトル。この誰も望まない戦いにはもう悲しみしか無い。誰も責める事が出来ないのだ。こんなヒーローモノは初めてだ。 いつも軽口を叩くトニーも負けた後「盾は置いて行け!父さんのモノだ!」という台詞は珍しくトニーが感情が爆発させた台詞だった。最後までやりきれない。 …そんかわり大集合大乱闘のシーンはその分痛快に出来ている。アントマンも拉致られたようにやってくるし、初参戦のスパイダーマンもまさかあんなに子供だったとは…。おかげでカッコ良くも、ちょっとギャグな面白いバトルになっていて面白かったです。それにしてもスカーレット・ヨハンソンはさらにキレッキレなアクションが極まってます。すっげえ。ブラックパンサーさんも地味ですがこれから頑張ってもらいたいですね。 そんなわけでアベンジャーズ反省会のような内容で初見さんお断りな、凄まじく濃い内容で大満足でした。 ところでこんな大事な時にニック・フューリーは何してたんでしょうね。[映画館(吹替)] 7点(2016-05-17 21:24:24)(良:1票) 《改行有》

136.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 よーしゴジラKOMの絵作りどうする? Ω『ラドンが回転して戦闘機を落として緊急脱出する奴をそのまま食うというのは?』いいね!採用! Ω『キングギドラの電撃攻撃で戦闘機がボトボト落ちていくってのはどうでしょう?』カッコいいね採用! Ω『臨界ギリギリのゴジラが歩くと建物が燃えてく絵とかどーです?』最高じゃん! Ω『芹沢博士に潜水服着せて初代ゴジラみたいな感じで劇的に殺しましょうよ!』やろうやろう!絶対やろう! よーしカッコ良さそうな絵になるものは全部採用!やるぞ!俺たちのゴジラだ!!! …そんな会議が頭に浮かぶバカで最高な絵の連発大会。それが今回のゴジラだ。 ついにラドン、モスラ、キングギドラといった東宝怪獣達勢ぞろいで地球の神として人間達が築き上げてきたものをこれでもかと破壊しまくる。それに巻き込まれる親子と、暗躍する環境テロリストといろいろアリな本作。しかも親子を主人公に据えながらも母の環境過激派な思想により狂気に堕ちており最後には死んでしまうという冷静に考えたら凄いことをしでかしている。 …まぁ正直人間側の話は面白くない。眠い。くだらない。作ってる側のやる気もなさそうだ。 しかし怪獣パートになると別のまるで別の映画を見てるかのような雰囲気に早変わり。いやいや、落差が激しすぎるでしょ!キングコング髑髏島の巨神もテンションのかなり高い映画だったが、こちらも負けじと高い。高すぎる。バカだ。 まぁ言っちゃえばシン・ゴジラの最後の部分しか無いような映画なんですよ。 色んなところで人目も気にせず暴れ回る怪獣達。キングギドラの首ひとつひとつに性格がある設定は笑いました。モスラの神々しさも非常に素晴らしかったです。そして次から次に出てくる制作者達が思いつくまでのカッコいい構図、偽りの王から怪獣王の王座を取り戻すというチビれるほどカッコいいシチュエーション、どうしようもなくカッコいい動きの連続。果ては「火力をキングギドラの頭部に集中し、ゴジラを援護せよ!」と言わんばかりの人間とゴジラの共同戦線(あそこはゴジラというより平成ガメラだ)。そして伊福部昭の超音楽!そーれっ!はっ!!! 負けじと人間側のモナーク(Gフォースみたいな奴)もなかなかの科学力でオキシジェンデストロイアを使ったり、オスプレイまで収容出来る空中空母を持っていたりと次回作あたりメカゴジラをシレッと作りそうな勢いがたまりません。個人的にはスーパーXをお願いしたいです。 ラストバトルのあまりにテンション高いシーンの連続にはもう笑うしかありません。声を出していいなら出してました。オチはキングギドラの首を加えて放射熱線…なんだこの映画…。 人間のドラマシーンはともかく怪獣の出てくるシーンは己の脳内で眠る小学生男子が叩き起こされまくる凄い映画でした。正直ドラマ部分の退屈さと怪獣シーンの面白さの落差が激しく凄いアンバランスな映画でちょっとオススメしにくいですが、間違いなく大画面の劇場で見ておくべき映画ですよ。 あとラドン!お前!お前はなんなんだ!!!![映画館(吹替)] 7点(2019-06-07 14:07:58)(良:1票) 《改行有》

137.  ジャスティス・リーグ(2017) 《ネタバレ》 ​てめぇら…俺を都合のいい駒かカードだと勘違いしてるんじゃねぇか?世界の危機がなんだか知らんがお前らの都合で勝手で起こしやがって、貴様らの魂胆なんて見え見えだぞ!特にそこの黒いオッサン!あんた分かり易すぎるんだよ!!!…あ!ロイス!ママ!また逢えるなんて!!!ありがとうバットマン!僕戦うよ! 役者は揃った!ジャスティスリーグ出動! MARVELのアベンジャーズに比べるとクオリティにムラのあるDCの連中にも遂にお祭が来た。でもどこか盛り上がりに欠けるのはアイツがいないから。前作死んでしまったアイツの隙を見て悪い奴らはやって来た。でもヒーローはアイツだけじゃない!速い男や海坊主に強い美女にアイア…超サイボーグだ!あと黒いオッサン!俺たちがいる! 初めからバットマンは単体だとカッコイイし、やっぱりワンダーウーマンの登場シーンはテンションが爆アガりだ。初登場の連中もフラッシュ以外馴染めなさそうだがアベンジャーズとも違う個性的な奴らだ。にしてもゴッサムとメトロポリス、ワンダーランド(名前忘れた)でここまで雰囲気が違うのはとても漫画らしくて良いですね。 んで、今回の大ボスなんですけど今までに比べるとちょっと地味なお方ですね。完全に引き立て役に回ってる感じ。 しかしそんなバットマン一行でも一度敗れてしまう…まさかワンダーウーマンまでもが劣勢とは…バットマンに至っては何もできず。あんた普通のおっさんだもんな…。 そこでアイツを復活させる事に。え!?そういう展開になるとはまるで思っていなかったので正直驚きました。まさか完璧に情報が隠蔽されていたとは!とてもテンションがアガる展開ですが…怖っ!!!怖っ!!!!!本当にペットセメタリーかと思っちゃいましたよ。ただ怒ってただけなんですね。 そして本作のラストバトルはメトロポリスのようにグッチャグチャにしなくても済む所で戦っています。そのせいかあまり壮大に見えないのは残念。でもその分御構い無しの派手なアクションの連続で楽しいてます。特にバットモービルはカッコいいですよ。 でもチート級に強いアイツがさらに味方全員を曇らせている気もしなくもないです。強すぎだ。 そんなこんなで本作はマンオブスティールやBVSに比べるとそこまで暗くもならず、フラッシュのような陽気なキャラクターや見せ場の多いおかげで最後までダレずに楽しく鑑賞出来ました。こりゃ次回も楽しみですね。[映画館(吹替)] 6点(2017-12-11 19:50:47)(良:1票) 《改行有》

138.  グレイテスト・ショーマン 《ネタバレ》 ​人類の祝祭 この類のミュージカルは一度成功させてから地の底まで落として再復帰する。先は読めてしまうがそれでイイと思わせるくらいド直球なミュージカル映画。初っ端からテンションを頂点へと持って行き、歌から歌へのテンポも良く、お話も歌の中にぶち込んでいるのでスピード感があり、そして挫折の所からの復帰が早いのも嬉しい。きっかけを作るための悪者はいても、基本的に主人公を囲む登場人物いい人ばかりで気持ちが良い。 そしてテーマも「家族大事!」はともかく、人種や障害、見た目などで孤独になっていた人々がショーを通して自信と誇りを得ていく過程が素晴らしい。彼らが中盤歌う戦いの歌は心に響く。新聞記者の「人類の祝祭」という表現も最高だ。 最後テントでショーをして行くというのも、なんだかわかっちゃう感じでしたがヒュージャックマンは良い相方を持ちましたね。 満足の一本です。[映画館(字幕)] 7点(2018-02-24 11:39:24)(良:1票) 《改行有》


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