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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 59
性別
自己紹介 01 1968 2001年宇宙の旅
02 1928 裁かるゝジャンヌ
03 2005 君とボクの虹色の世界
04 1966 華氏451
05 1992 マルメロの陽光
06 2004 サイドウェイ
07 2004 プライマー
08 1975 ブリュッセル1080,コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン
09 1979 ストーカー
10 1972 ブルジョワジーの秘かな愉しみ
11 2004 花とアリス
12 2005 隠された記憶
13 2004 ロング・エンゲージメント
14 1983 ノスタルジア
15 1974 鏡
16 2001 D.I.
17 1968 猿の惑星
18 1993 トリコロール
19 1972 惑星ソラリス
20 1956 Le Mystere Picasso
21 2007 シークレット・サンシャイン
22 1963 8 1/2
23 2004 アワーミュージック
24 1982 エル・スール
25 1965 アルファヴィル
26 1984 2010年
27 1970 暗殺の森
28 1966 欲望
29 1959 大人は判ってくれない
30 1954 山椒大夫
31 1971 アンドロメダ…
32 1967 プレイタイム
33 2010 ブンミおじさんの森
34 1996 美しき緑の星
35 1974 自由の幻想

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評価順1

1.  切腹 《ネタバレ》 ○表層的になってしまった武士道精神、倫理観を批判する半四郎。これは現代社会にも通ずる普遍的なテーマだと思います。【人物や物事の本質】を見極めるのはとても難しいです。そのため印象や評価を表層的な部分に頼りがちだと思います。それを誰もが分かっているからこそ、表層的な体裁に気を獲られてしまう。誰もが本質を見極める力を持っているならば、体裁を繕う行為や形式だけの風習は淘汰され、自分の表層よりも深層へと向かう気持ちが高まることになるのではないでしょうか。ただし、誰もが本質を見極める力を持った成熟した社会ができるのはまだまだ遠い未来の話で、やはり、個人で意識して自制心を鍛える他無いということですね。耳の痛い話です。このコメントも表層的。mixiも表層的。Facebookも表層的。  ○「武士の面目などと申すものは、単にその表面だけを飾るもの。」  最も重要と思われるこの言葉に説得力を感じませんでした。  お金が無くとも医者に懇願するわけにはいかなかったのか。  求女は事情を話し許しを請う素振りさえ見せず、妻子を残し切腹したのは、武士の面目のためではなかったのか。また、子供が一刻を争う病態にも関わらず、白装束を見せられるまで切迫感が全く見られませんでした。  生きるために刀を金に変えた求女に比べ、いつまでも刀に執着する自分に愚かさを感じた半四郎、なぜその後、刀を売って医者代の足しにしなかったのか。  半四郎には、求女の切腹も表面だけのものであると批判してほしかったです。妻子のために恥を忍んで金銭目当ての切腹を申し出たことを立派と讃え、妻子を残して切腹したことも立派な武士道精神として扱っているため、主張がぼやけてる印象があります。 求女を批判していればテーマの説得力が増していたと思います。[ビデオ(邦画)] 7点(2012-12-23 14:45:38)(笑:1票) (良:1票) 《改行有》

2.  十二人の怒れる男(1957) 映像に魅力を感じない。なぜか脚本だけでなく演出まで緻密だと評価されてることが解せない。クローズアップを利用した巧みな心理描写などと言われている。平凡な教科書通りの作りにしか見えない。ワンシチュエーションであることは言い訳にならない。この映画よりも29年前に製作された「裁かるゝジャンヌ」はさまざまなアングルのクローズアップや細かいカット割りを駆使し、もっと緻密な心理描写を実現している。なおかつ全ての画が美しい。このころから映像的に何も進歩してないと思う。会話劇が中心で映像はおまけ。語るのは役者だけで映像は何も語らない。このような映画が名作中の名作のような扱いをされてることが虚しい。 ただ…面白かったです![DVD(字幕)] 7点(2013-08-04 19:48:42)(良:2票) 《改行有》

3.  パリの灯は遠く この年のパルムドールはタクシードライバーですが、個人的にはこの作品の方が挙げたいです。 映像で語る映画。とにかく演出が細かく情報量が多いです。私はほとんどの演出意図を汲み取れてないでしょう。正直過食気味でもう一度見て理解しようとは思わないです。 ですが、演出力は高い賞賛に値するもので、一見の価値有りだと思います。この監督に興味を持ちました。 カフカの審判に似てると思います。テーマは不条理、自己の存在価値への不安でしょうか。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-06 10:12:31)(良:1票) 《改行有》

4.  オブリビオン(2013) 《ネタバレ》 「月に囚われた男」+「ラ・ジュテ」+「続・猿の惑星」+「クローンは故郷をめざす」+「2010年」+「インデペンデンス・デイ」+「マイノリティ・リポート」[映画館(字幕)] 6点(2013-06-29 20:28:20)(良:1票)

5.  劇場版 SPEC~天~ 伊藤淳史とマダムはSPECホルダーというより妖怪。そもそも、当麻のSPECに霊が絡んでくるのも不満。タイトルをSPECではなくOCCULTに変えた方がいいと思う。[DVD(邦画)] 4点(2013-05-11 17:31:03)(良:1票)

6.  ウォッチメン ダークナイトよりも映像が作り込まれてます。ダークナイトよりも善悪について一歩踏み込んだ内容と言えます。 でも、こってりとした映像の連続、情報過多により消化不良を起こした人が多いのではないでしょうか。私もその一人です。ダークナイトの方が分かりやすくて"面白い"のです。 大衆に愛された映画はダークナイトですが、ウォッチメンはターゲットがもともと狭いだけで、かといって大衆を突き放してるわけでもなく、擦り寄っているわけでもない。 2つの作品を見ていると【世の中の不条理】を感じてしまいます。ウォッチメンの方が評価が低いのは制作側に問題があるのでしょうか?大衆の知識と頭脳と精神性が正しい評価を阻害してるから?より多くの人を"面白い"と感じさせたダークナイトのほうが作品として優れている? どちらも優れた作品だと思いますが、22世紀により高く評価されているのはウォッチメンだと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-12 18:37:57)(良:1票) 《改行有》

7.  告白(2010) 【過剰演出の極み】この監督の下では全ての題材が表層的な刺激にしかならないと思います。「これだから現代の若者は…」「だからゆとり世代は…」の精神を補強し育む映画。 鑑賞直後、凄い映画を見たと高揚感に包まれていました。しかし冷静になると、刺激的な画・ファンタジックな演出・音楽などの強い刺激により、考える隙もなくただ圧倒されていただけ、と気付きました。私はただ映像に洗脳されていただけだったのです。 どれだけ掘り下げて解釈するかは観客次第だと思います。さまざまな人間の醜さが表層的に過剰に強調されています。考えるきっかけとしてはとても分かり易く。そこから人間の本質や命とは何なのか掘り下げようと思えばいくらでも掘れそうな題材です。 しかし、この映画が描いている事象は非常に浅い。キャラ設定をした程度で終わっていると思います。その刺激的なキャラを娯楽として利用しているようにしか見えません。 そしてテーマを掘り下げたい観客は、側面のみを過剰に強調されたキャラを見て、観客それぞれの人生経験から想像された人物像を当てはめ、レッテル貼りをし、それぞれの人物についての批評を始めるのです。この流れ不健康だと思います。 監督はなぜこの題材を映画にしようと思ったのか本音を聞いてみたい。監督の不純な動機を想像してしまいとても不愉快です。[映画館(邦画)] 5点(2012-12-12 00:31:39)(良:1票) 《改行有》

8.  恋はデジャ・ブ 《ネタバレ》 古くさいだけで平凡で面白味のない演出。古くさいだけで平凡で面白味のないジョーク。無意味なカーアクションが2度もあったことも印象が悪い。 フィルの序盤の印象を含め美人に一目惚れしただけの恋を応援する気持ちにもなれず、80分ぐらいまではただただ不愉快なだけでした。リタに関してもたった1日で同棲まで関係が進むのは安い。 反則技で実った1日未満の即興的な恋には感動を覚えない。 演出と内容共に邦題からイメージされる安っぽいラブコメそのものでした。[DVD(字幕)] 5点(2013-12-21 23:19:57)(良:1票) 《改行有》

9.  市民ケーン つまらなかったです。ただ、よく言われてることですが、これは映画の教科書と言えます。だから10点です。つまらなかったですけど。さまざまな撮影技法や演出が効果的に、ふんだんに盛り込まれています。だから10点です。つまらなかったですけど。この映画を見れば、映画の楽しみ方の幅が広がると思います。だから10点です。つまらなかったですけど。内容や面白いかどうかは抜きにして、映像表現が優れた映画は高く評価したいと個人的には思っています。だから10点です。つまらなかったですけど。受け売りで言っているのではありません。そういう映画だからそうとしか言いようがないのです。だから10点です。つまらなかったですけど。[DVD(字幕)] 10点(2013-10-23 18:49:09)(良:1票)

10.  裁かるゝジャンヌ 【史上最高の映画】は?と聞かれたら私はこの映画を挙げます。 これほど映像が洗練されていると感じた映画はありません。クローズアップはもちろん、バストショットのカットでも背景が白く何も無い。撮られるのはジャンヌ・ダルクと審問官の顔面ばかり。いろんなアングルを駆使しカット割りのテンポも良いですが、画は単調だと思います。 それでも一つ一つのカットの白と黒の美しさ、特徴的な顔立ち、豊かな表情が画面に強く惹きつけます。 この映画と比較すると他の映画の画面構成が無駄だらけだと感じてしまいます。無駄のある映画が無駄の無い映画を越えられるはずがありません。(…と思います。)[DVD(字幕)] 10点(2012-12-11 00:48:58)(良:1票) 《改行有》

11.  プレイタイム(1967) 《ネタバレ》 モダンな美術で構成された映像がとても美しい。引き画が多く注意を引く人物や美術がワンカットに複数存在していることが多いので、ウォーリーを探せ的な面白さがあります。レストランで矢継ぎ早にユーモアが繰り出されるシークエンスは圧巻です。寒々としたモダニズム建築と喧噪を約2時間見続けた後の普通のパリの景色は穏やかな気持ちになりました。新鮮な映像体験となりました。[DVD(字幕)] 9点(2013-09-23 21:03:57)(良:1票)

12.  運命のボタン 《ネタバレ》 火星人はなんであんな回りくどいことするんでしょう?ボタンを押したら直ぐに息の根を止めればいいのでは。  妻の美しい心を知るも助けるつもりがないところを見ても、ボタン後の騒動が茶番にしか思えなかったです。  実存主義を説明するためだろうが、アダムとイヴや神とやらを絡めるためだろうが、説得力の無い展開の前では、深みどころか蛇足にしか思えないです。 心の底からつまらなかったです。[DVD(字幕)] 3点(2012-12-26 00:04:23)(良:1票) 《改行有》

13.  しんぼる 無駄が多いとこれほど感じた映画は他にありません。もっと稚拙な映画はたくさんありますが、しんぼるはどれも【無意味な引き延ばし】にしか見えないです。 映画は小説や絵画などの他の芸術と比べ、時間やお金の制約がとても大きいと思います。ですから、一つ一つのカットにいろんな意味や情報を込めなければならないと思うのです。無駄なショットを撮る余地なんてありません。でも、情報を詰め込み過ぎると観客の理解が追いつかないので、できるだけ必要な情報のみを抽出し、省略できる部分を演出の力でうまく省略表現することはとても重要だと思います。どの監督ももっと多くの意味や情報を詰め込みたいと思いながらも、泣く泣く映画としての尺に納めているのではないでしょうか。 白い部屋でいろいろな道具が出てきましたが、あの道具に何か意味が込められているようには思えませんでした。その道具に他の部屋やメキシコパートとの関連性が見いだせません。ルチャレスラーにもどれほどの意味が込められてるのか。なぜシスターのガラが悪いのか。 私の理解が追いついていないだけでしょうか。白い部屋での道具を減らしたり、メキシコパートの尺を短くしても何の問題も無いようにしか思えないのです。映画としての尺に引き延ばすために道具の数が調整され、それにメキシコパートの尺を合わせたようにしか見えません。 海外を意識したらしい笑いに関しても理解が浅いとしか感じられません。海外の笑いをバカにしているのでしょうか。[DVD(字幕)] 2点(2012-12-11 17:13:39)(良:1票) 《改行有》

14.  CASSHERN 公開当時、賛の声はあったものの、デビルマンとセットで挙げられるほど酷評されていた記憶があります。これほどイマジネーション溢れる映画が酷評されるのかと衝撃がありました。 いかに多くの日本人が映像、芸術性軽視で映画を観てるのかが分かります。 是枝裕和、西川美和、中村義洋、沖田修一、深川栄洋らは確かにうまい。どれもクセのない美しい映像で心理描写も巧みだと思う。 しかし、小綺麗でうまいけど平凡の域を全く出ない映像ばかりの邦画界において、この映画は貴重な存在ではないでしょうか。[DVD(邦画)] 7点(2014-04-02 19:38:40)(良:1票) 《改行有》

15.  悪人 《ネタバレ》 この映画と人によって解釈が異なるレビューを見て、本当の意味で人の気持ちや考えを理解するのは不可能だと改めて感じた。 言葉で表現することに無理があるのだと思う。取捨選択の末に口から出た言葉は全然違うものになっていると思う。自分の気持ちや考えをどれだけ把握できているのかもよく分からない。 佳乃の父が「大切な人がいないから自分には失うものがないと思い込んで、それで強くなった気になる」と大学生に関して言っていたが、彼の何を知っている?歪んだ現代の若者というレッテルを貼ることでしか理解できないのだ。山道で蹴り飛ばした行為は最低だ。その点だけを責めれば良かった。仲間内での薄っぺらい会話など彼を理解する材料にはならない。 祐一と光代の関係に関して以前の自分なら、安い関係だ説得力が無い急展開だと切り捨てていたと思う。でも、日々孤独を感じている今なら彼らの気持ちに共感できる。孤独を感じる中で少しでも自分を求めてくれる人がいたら直ぐにでもその人に依存したくなるものだと思う。人を理解するのは難しくよく分からない存在でも孤独には勝てない。 祐一の祖母はずっと一緒に生活していながら祐一の気持ちを理解できていなかった。知人による祐一が可哀想だという言葉にも聞く耳持たず。悪徳業者の仮面も見抜けない。 祐一の母にお金の無心をしていた話もショックを受けた様子だ。本意は罪悪感を和らげるための母への気遣いであり、母も本当はそれに気付いていながら自分の気持ちを誤摩化すため被害者面してるだけだと思う。祐一は本当に不器用で分かりにくい。最後の首を絞める行為の意図も解釈が割れてしまっているのは演出の問題ではなく、人が人を理解できない本質的な問題だと思う。 タクシー運転手が祐一を悪人だと言う。光代は世間的には悪人なんですよねと返す。運転手の言う悪人と光代の言う悪人が同じ意味だとは思えない。運転手(世論)は悪人と言ったが、殺人犯全てが悪の権化であると思っているはずもなく、情状酌量の余地がある犯人もいることを当然彼も知っている。他人事の事件に対して深い考察もなく安易に言葉にしただけだと思う。 一言に悪人と言っても、その言葉に込められた思いや意図はそれぞれ違う。彼は悪人なのか、誰が悪人なのか、その答えは自分の頭の中にしかないと思う。言葉にした時点でその答えを共有するのは不可能なのだから。[DVD(邦画)] 8点(2014-02-23 20:00:55)(良:1票) 《改行有》


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