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プロフィール
コメント数 281
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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評価順123

1.  容疑者Xの献身 《ネタバレ》 これは原作が駄目です。 好意の対象としての女性で、DV被害者を助けるために、出来る事いっぱいあるのに・・ この天才?は、無関係のホームレスに嘘のアリバイ工作を指示した挙句、殺して身代わりに するという暴挙に出ました。 どこに、こんなアホな事する天才が居るかって、爆笑しました。 単に死体を完璧に処理すれば、事件が無かったことに出来るのに、もう一人殺すという選択。 原作がアホだと、どんなにいい映画を造ろうとしても結果は同じです。 原作はミステリーの何かを受賞してますが、その時の審査員がこう言ってます。 「指摘はあるが、推理小説は、道徳的である必要は無い」 ミステリー読むのが恥ずかしくなるエピソードでしたね[DVD(邦画)] 3点(2016-04-04 21:59:28)(笑:1票) (良:6票) 《改行有》

2.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 何をコメントしたらいいか悩む映画です。 ありとあらゆるモノが描かれています。その一つ一つを取り上げて云々は、止めておきたい。 戦争中という、極めて異常な時間の中で、前線から遙か後方に普通の家族が普通に暮らしていた。 一時帰国して幼馴染に合いに来た兵士が、「お前は普通で居てくれ」という言葉の重さ。 この物語は、戦争中に、国民が皆戦争していたわけでなく、かといって皆暗い顔で毎日過ごして 居たわけでもない。時代に流されても、誰もが苦しみを乗り越えて、毎日を精一杯生きていた。 辛い、苦しい、悲しい、悔しいだけで生きるのではなく、小さな事にでもとにかく笑ってエネルギーに 変えていく、たくましい当時の日本人が確かにそこにいました。 終戦後、占領軍の兵士に道を教えてチョコレートを貰うしたたかなヒロイン。とにかく前を向いて 顔を上げて進んで行く普通の人々の日常を見ると、生きる力を貰えたような気がします。 見終わっても、いろいろな事が頭の中をぐるぐる回ってしまい、考えをまとめられず、一体この映画は 何だったのかと一晩過ぎてしまいましたが、これは答えは1つではないんだと納得する事にしました。 どうして、こんなにも心の底に響くのか、その答えは当時の広島の街並みや人々の姿を忠実に書いて くれたのが、大きいと思う。のどかな呉の空に対空砲火の轟音が響くそのインパクトはかつてない衝撃・・ これはとんでもない名作が出来たのではないでしょうか・・? あの映画、蛍の墓と比較されがちですが、生きる力が貰えるという点で、こっちがフェイバリットです。[映画館(邦画)] 10点(2016-12-01 18:47:26)(良:3票) 《改行有》

3.  ライオン・キング(2019) 《ネタバレ》 はいはいはい、超リアルな動物CGの出来栄えを見せたい映画に拍手。 あまりにリアルで、ついに到達しました→「アニメの実写化によるガッカリ領域」へ・・ 歌っても違和感、戦っても違和感、話していても違和感・・・ 自分には無理でした。 でもって、お話はいつも通りのお花畑・・ どこが売りの作品なのか・・?? 子供向けなお話ですが、子供に見せるなら前作のアニメバージョンが正解だと正直思いました。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2020-02-05 22:49:25)(良:2票) 《改行有》

4.  トップガン マーヴェリック 《ネタバレ》 前作は、イキッた若造の鼻につく映画でどちらかというと嫌いな映画でした。 その若造が、年取って落ち着いたのかと思ったら・・ まだヤンチャでやんの。(笑 前作同様の鼻につく若造たちに、トムが教える立場での物語かと、舐めてましたが、全然違う! 若者たちをケチョンケチョンに蹴散らして、一人で暴れまくる教官の姿が、爽快でしかない。 殉職した戦友の息子との確執や、かつての恋人への葛藤、規則を振りかざして潰しに来る上司、 機体の性能を超えた戦闘技術への挑戦、そしていやおうなしに迫る決死の実戦までの時間。 それらの物語だけでも、映画として盛り沢山なのに、貴重なジェット戦闘機のド迫力映像プラス 飛び交うミサイルや機銃掃射とアクロバット飛行で、見てるコチラの血圧は上がりっぱなし。 30年前のトップガンとは、全く別の映画です。 途中、何度も「なあーんだ、こういう終わり方かあ・・」と思わせといて、続きが来る手法。 そんなご都合主義の調子乗り過ぎの脚本なのに、敢えてその手のひらに乗せられてしまおうとか 「楽しんでしまった方が勝ち」て思ってしまう見せ方もいい。 そして、名前は伏せてますが、この敵国。 日本に近いあの軍事国家ですよね。 その暴挙に アメリカが鉄槌を下し、友好国(日本)を救う軍事作戦に、トムと若いエリート兵士が命を懸ける。 トムは乗り回す愛車 日本のバイク「KAWASAKI」のロゴをハッキリ見せてくれる大サービス。 もうこれは、日本人の為に作ってくれた映画なんじゃないのか? て嬉しくて踊りそうです。 中国資本を蹴飛ばしたトムクルーズは、日本人にとっては最高のヒーローです。 もう、全ての日本人は見るしかないですよ。 ちなみに、字幕で見ましたが、吹き替え版の評判が良さそうなので、次回はそっちで見る予定です。 10点じゃ足りないな。 ホント12点付けたい気分です。[映画館(字幕)] 10点(2022-06-13 00:07:55)(良:2票) 《改行有》

5.  ブレット・トレイン 《ネタバレ》 やっと見てきました。 予想に反して面白かった。 まず、原作既読です。原作では東北新幹線で水沢から乗り込んでくるジジババが好きでした。 今回の予告編観て、そのエピが無くなってつまらなくなつたと落胆してましたが、 なるほど、こういう展開へ変えたのかあ・・と、唸りながら鑑賞。 悪くないです。 基本コメディ仕立ての殺し合いアクションですが、原作同様に、殺し屋同士の会話が 無駄に長くて笑わせます。 日本ではありえない突っ込みどころも満載ですが、ハリウッド映画として黙認しましょう。 殺し屋や新興ヤクザが英語での会話ばかりで、日本語のシーンは2割程度しかありません。 それでも、オープニングタイトルや、人物紹介の吹き出し、エンディングタイトルまで 日本の漢字が多数飛び出してきて、なんか「日本愛」を感じてしまいます。 ドデカイテロップが画面いっぱいの絵ってのも、コミックマンガみたいで笑えます。 日本公開版の限定なのかもしれませんが、素直に嬉しい。 高速走行中に非常ドア吹き飛ばしたのに、なんの影響もなく走り続けるとか、日本の新幹線に あるわけないし、次の駅の先も壊れたまま出発したり、正規の運転士じゃないのに発車できるとか、 セキュリティシステム上不可能な展開が多数あるので、アチコチで馬鹿にされてるようです。 しかしですね、この映画はコメディなんですよ。 笑って許してあげて下さい。 とにもかくにも、登場人物が皆個性的で憎めなくて愛おしいキャラばかりなんです。 (日本人二人のキャラには、コメディ要素ありませんが・・) 日本独特のゆるキャラ文化も、無理を承知でぶち込まれてます。嫌いじゃないです。 このバカバカしさは、日本を面白がっている外人達には外せない部分でしょう。 治安の悪いアメリカには存在しない「自動販売機」とかも、アメリカ人には面白いでしょう。 そんな、面白くするサービス精神こそが、この映画の肝です。 基本はコメディ。 ミッションインポッシブルやジェイソンボーン、007とかと比較してはいけません。 使われている楽曲も、採用理由が意味不明で笑えます。もはやナンセンスムービーまっしぐら。 これはもう、家でみんなでワイワイ突っ込みながら見るパーティムービーかも。 ゲストの乗客役の俳優にゲイの設定とか・・ 話題になるだけの殺し屋ワンシーンだけとか 巻き戻して再生して笑いあうとか、そういう映画なんですよ。 しかも、映画館で見ても、そこそこ迫力あって楽しめる。 コレなかなか好きな一本でした。[映画館(字幕)] 9点(2022-09-11 18:53:06)(良:2票) 《改行有》

6.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 ようやく、まともに見れる日本の「ゴジラ映画」ができました。 モノクロの1作目のカリスマ的な価値と比べるのはやめまして、今回は初めてリアルな 国産モンスターパニック映画の成功例として、讃えたい。 へんな地球防衛軍とか出てきませんし、ゴジラの戦闘力も控えめで、人間側にも分があるバランス。 こういうのでイイんです。どこにも弱点が無いと、勝つために荒唐無稽な絵ばかりになる。 米軍が傍観者になり、軍隊の無い敗戦直後の日本に何ができるのか? ゴジラが強すぎないから こその、リアルな闘いの絵になる。 人間側の物語に、敵前逃亡した特攻隊員の苦悩と、身を寄せ合った疑似家族の絆を中心に 戦後の復興期の昭和の世界観をこれまたリアルに描いていて素晴らしい。 三丁目の夕日のあの昭和ノスタルジーに存分に浸れます。 特攻から逃げた男の、名誉挽回のラストシーンは、予想通りですがコレしかないでしょう。 とにかく、今回は絵も音も迫力があり、見ごたえのある映像に大満足でした。 浜辺美波ちゃんの、昭和的女優感も素晴らしい。この時代設定の作品には打って付けでしょう。 主演の神木君が自身の境遇に打ちのめされて苦悩する役処は、以前なら吉岡秀隆氏の得意な分野ですが 今回は、ゴジラを倒す策を練る学者を演じていて、神木君に任せた様相。 これもアリでしょう。 事前に見た予告編では、ゴジラとどんな戦いになるのか、全然読めませんでしたが、「シンゴジラ」の 電車爆弾作戦とか、薬物飲ませる作戦とか、どこか滑稽な絵ずらを心配しましたが、神木君の特攻に しびれました。クライマックスの絵として、これぞ映画の醍醐味でしょう。 リアルだリアルだと褒めちぎってますが、残念な点もいくつかありました。 熱線を吐く前に、尻尾から背びれ、トサカまで光が流れるのはいいのですが、ロボット動作みたいな スライド動作は頂けません。急に生物感が遠くなりました。 で、その熱線の破壊力があり過ぎです。 もう少し押さえといた方が、ねえ・・。 と言うわけで、いくつか惜しい点が無い事も無く・・9点としました。 それでも二重丸ですよコレ。[映画館(邦画)] 9点(2023-11-19 23:40:07)(良:2票) 《改行有》

7.  マスカレード・ホテル 《ネタバレ》 しょーもない内容でした。また原作の問題ですかね。 ターゲットの抹殺の為に、1年間の復讐計画? 連続殺人事件にみせかけて警察を騙す?  で、警察も犯人を天才扱い・・ またこの臭いパターン。 この小説家ホント相性が悪い。 指摘を始めればキリが無いけど・・ アリバイに行き詰る捜査の件・・ アリバイの証言者とホシの関係を疑わなかった警察? あり得ない。 後で、新田に指摘されて調べたら、直ぐに関係が発覚って、どんだけ警察馬鹿なの? 「別れた女が、ホシのアリバイをでっち上げるわけが無い」ってトコ、アゴが外れました。疑うのが仕事だろ。 まず第一発見者や通報者を疑うという基本はどうした? そもそも、電話が繋がった先が違ったというトリック?! 通話履歴ですぐばれるのに? 椅子から落ちそうになった。 「お前を客室で殺しても、指紋残さないし、別人として変装して来たのだから、私は捕まらない」という自信の弁。 じゃあ、ワザワザ予告状で警察を呼びつけて他の事件で大騒ぎを演出しなくても、目的は容易に実行可能だ。 それだけで連続殺人として終れたはずだ。 無理に、最後の事件だけを劇場型にするとか意味不明。それで失敗してしまって・・馬鹿なの? 要らないエピソードで、ホテルマンの仕事ぶりをリスペクトしまくって、鼻に付いて疲れる。 モンスターな客には、毅然とした態度で臨むべきであり、あれじゃ客が付けあがる一方じゃないの? 客の好き放題を野放しにするのが、ホテルの美学だってか? まあそれなりの金額払わせてるだろうけど。 こんなモンスターばかりが集まるホテルなんか、胸糞悪くて願い下げなんだが、実際にそんなホテルある? 話しを面白くしようとして、いろんなエピ集めた結果、色の混ぜ過ぎで濁ってしまった絵の具状態だ。 パッと見豪華なキャスト陣だけど、誰でもヨカッタ役ばかりで、豪華の意味が違ってる。 終り方も意味不明。仮面舞踏会の妄想シーンに??? で、新田は山岸と、どうしたいのコレ? 恋愛? この映画で一体何を見せられたのか・・?  自分にはどうしようもなくツマラナイ2時間でした。[映画館(邦画)] 2点(2019-02-08 00:18:49)(良:2票) 《改行有》

8.  ランボー/ラスト・ブラッド 《ネタバレ》 はははは 痛快です! 仕置き人ランボー、期待して待ってたかいがありました。 悪党には手加減無用。 断末魔の制裁を見たかったので、期待通りの100点満点。 チョット過激なので、地上波ではご覧にはなれません。 「シルベスター・ホームアローン」という批判がありますが トラップなら、1作目でも山中でアレコレやってましたから、自分は問題無しです。 勧善懲悪な連中に、容赦ない地獄の仕置きの連発。 前作のラストでは、銃座で連射してるだけで、イマイチつまらなかったのですが 今回のトラップ攻撃の方がカタルシスに溢れてる。 兎にも角にも、悪党の苦しんで死ぬシーンが肝。ラスボスの爆発シーンとか飽き飽きしてました。 久々ストレス解消になりました。(笑 残念な点がいくつか 例によって協力者になるキャラはいますが、何を手伝ってくれたのかがよくわからないし そのままで、その後はもう出番なしなのは残念。 それから悪党に友人を売り飛ばした悪女への、お仕置きが無いのが少々不満。 それらを補填して、戦闘シーン増やして、あと10分長ければ最高だったかな。 アメリカ映画界の90分ルールで、編集削除された可能性かもしれない。 エンドロールで、歴代のランボーの雄姿が、アルバムの様に紡がれていて感慨深い。 また1作目から見直したくなりましたよ。 [映画館(字幕)] 9点(2020-07-05 01:36:36)(良:2票) 《改行有》

9.  来る 《ネタバレ》 端的に言えば、消化不良。 中盤の高揚感はいい。頂けないのは、序盤のイクメン家庭のエピソードがくど過ぎ。 「イクメンとは名ばかりの、クズ親父でした」を、描くのに時間掛け過ぎ。披露宴2次会で新郎に モノを投げる友人達に、共感すら覚える。その辺は、描くより説明にでもしてくれ。 で、変な盛り上がりの末の結末が、???過ぎて、各自勝手に解釈してねのスタンス。 序盤のグダグダを辛抱したのに、期待させといて途中で放り出される苦痛。耐え難い・・ どなたかの「来る来る詐欺」の評価で、嫌な予感90%でしたが、確かに結末は来なかった感じ。 原作知らないのでアレですが、勝手な想像はできない事はない。 最強霊媒師とその軍団は身内の反乱で邪魔されて、勝利できず悪霊と差し違えた? で、霊媒師の妹のカップルは、駄目夫婦の娘と3人で生き残った? ただなあ、それを描かず、唐突にシーンが飛び、挙句に娘の夢の中「オムライスの国」とかを ほのぼのと見せるセンスは、ホラーの本編より100倍の破壊力を見せ付けてくれた。 褒めてません。せっかくの映画を破壊して終るセンスに、顎が外れそうなんです。 人間の心の闇に付け込む悪霊。 で、家庭の現実から逃避して、ブログの中の自分に酔いしれる親父。 そのストレスで2歳の娘にやつ当たりしまくり、育児放棄して浮気をする母親。 そんな母親を相談にのるついでにネンゴロになる父親の親友。 それぞれが抱える精神の影の部分により、次々と悪霊の餌食になる展開。 戦うべく対峙した3人も、それぞれが隠していた影の部分によりダメージを 受ける終盤。弱点の無い筈の、姉の霊媒師ですら、悪魔との戦いの為に子供を犠牲にしようとして 葛藤した結果、精神に隙ができてしまい悪霊に負けそうになり、最後の手段に出た・・? のかな 中盤の盛り上がりと小松菜奈と松たか子の姉妹霊媒師は、なかなか良かった。それだけかな 話がどうとかではなく、見せ方・終り方が面白くない。 そうじゃないだろ感が充満。 ただ、解釈が変れば、印象も変るかもなので、原作読んでみますか・・? 気は進みませんが・・ 追記・・小説読みました。一部理解に苦しむ描写があり、映画と比較出来るまでには至って無いのですが     ハッキリとした差は、母親の生死の件ですねえ。原作では母親は生き残ってます。     映画では、トイレのドアからひょっこりはん的登場の「ぼぎわん」ですが、原作では便器から登場・・(笑     右腕奪われた霊媒師も、原作では直後に死亡してまして、リベンジに来たりはしません。     そして悪霊の登場場面、原作は割と具体的な形で来ました。映画の抽象的な戦闘とはかなり違う。     で、映画では描かれない琴子の生死・・、原作の方では生き残って後始末してました・・。     また、原作には「オムライスの国」は出て来ませんし、それよりも最後に不吉な光景があります。     除霊が完璧ではなかったという暗示なのか・・?? と、結構違うストーリーです。     で、これらの改変がどんな意義があるのか?       孤児になった千紗が真琴の許でオムライスで本当に幸福になれるのか? まあ誰にもワカリマセン。     いずれ、悪魔祓いがテーマの原作を、大袈裟なイベントにする事でエンタメ要素大盛りにした点は     良かったと思いますが、悪魔の正体を描写する事から逃げたという印象は、確信に変わりました。     どうしても褒められない・・ ので、点数は変えませんです。 [映画館(邦画)] 3点(2018-12-27 18:47:05)(良:2票) 《改行有》

10.  クリーピー 偽りの隣人 《ネタバレ》 いーかげん無能な日本警察の描写は見飽きました。もうよして欲しい。 冒頭の、サイコパスが人質から刃物を離して、高倉を突き刺した後の数秒間、何もせずに見ていて人質まで殺されるシーンに この監督のセンスが、とてつもなく遠い所にあると痛感し、後は下らない映画が早く終らないかと待っている始末。 元捜査一課の刑事なのに、自分の嫁が薬物で朦朧としてるのに気が付かない。現職刑事も危険人物のアジトにノコノコお邪魔して 人知れずヤラレちゃう。自分が関心持って調べ始めた事件の、その犯人の家の隣に引っ越してしまう都合の良い設定。 高倉も、先に入った刑事の気配の無くなったアジトで、元刑事なのにお客さん状態。長い間、状況支配しコントロールして来た 犯人も、澪の母親に殺されそうになって、少しは勉強したはずなのに、高倉に銃を預けるアホな下りに、顎が外れるかと・・。 いやいや、こんな穴だらけのシナリオでよくまあ大金使って映画にしたもんだ。誰かシナリオに穴があると指摘する身内は居ないの? このサイトで評価が低いので予想はしてましたが・・ その通りでした。 記憶が戻った早紀ちゃんの態度が硬化したのは、何だったのか説明無しって・・ねえ。記憶が曖昧なのは薬のせいだったとする? 警察は精神不安定な関係者の検査はしないって・・??  だめだ、他の映画見て口直ししないと・・[DVD(字幕)] 4点(2017-07-29 19:46:29)(良:2票) 《改行有》

11.  JAWS/ジョーズ 《ネタバレ》 ここ何十年、複数回映画館へ通った映画は、この映画のみでした。 音楽が素晴らしい。当時サウンドトラックをアナログレコードで何度も聴いてました。 こんなに映像と音楽が完璧に昇華した作品はないと思います。 この曲あまりにも話題になり流行り過ぎて、テレビのコメディで乱用されてイメージが 地に落ちましたが、じゃあ他にどんな音楽にしたらと思うとコレしかないでしょ。 映像も素晴らしい。当時の特撮技術で、ここまで凄みのある映像が撮れるとは・・。 ついに巨大サメに出くわすシーン「この船じゃ小さ過ぎる」のゾワゾワ鳥肌・・ サメの大きさが絶妙です。コレより小さいと、モリや銃が利いてしまいそうだし、 これより大きいと、荒唐無稽のB級ヨタ映画になってしまう。怪獣映画にありがちな 「架空の話なら、ドデカク行こう」がなくてヨカッタ。 漁師のプライド暴走で 助けも呼べず、逃げることさえ出来なくなる展開もいい。 最後の戦いでも、音楽が最高のクライマックスを盛り上げます。 リアルとの微妙な距離感の脚本。テンポのある演出。そして音楽との融合。 映画はかくあるべき、の1本であります。[映画館(字幕)] 10点(2017-04-11 19:25:54)(良:2票) 《改行有》

12.  千と千尋の神隠し 解り易いようでヤッパリ解らない映画 コレは世界の宮崎氏の代表作なんでしょうが・・自分には??? 日本版の不思議の国のアリス? 変な登場人物?が大勢出てきて、右往左往の大騒ぎ。 神隠し被害者の少女の孤独な戦いの中で精神的に成長するお話? それならば、リアル世界での千尋のビフォーアフターの描写も無いと・・・? 初期のジブリ映画とはかなりチャイますねえ。 もののけ姫もかなり違和感がありましたが、これはもっとかな・・ 宮崎氏の目指す物と、大衆の期待する物には乖離が有るようですが この作品は外国でも評価されたようで、乖離しているのは自分の 方だったのかと落ち込んでいます。 この映画があんなに高評価で、バカ売れした理由が??わからない いやー映画って難しいですねー[DVD(邦画)] 5点(2017-01-30 13:36:40)(良:2票) 《改行有》

13.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 先に55分長い完全版を観て、ダラダラと長い話に感動できませんでした。その程度の作品かと 思ったものの、どうしても気になって通販でコチラの初期公開版を購入して観たら・・ 感動して涙腺崩壊・・ 立ち上がれませんでした。 自分が主人公の世代に近く、地方出身者だということもあるのですが、編集の妙ですよやはり。 30年前に捨てた故郷への、凱旋の衝撃。一度も帰郷しなかったのならそりゃもう動揺するでしょ。 戦後の貧しい思い出と現在の間の途中が抜けて、変わり果てた思い出の風景に絶句するトト。 破れた初恋を30年も引きずっている事に、実は自分も共感ありありでして・・ 完全版の展開は、少々下世話になってしまいましたが、この2時間版では出て来ません。 これで良いのです。思い出は美しいままの方が良いんですよ。 皆さんの言う通り、完全版とは、全く別の映画です。 コチラが最高![DVD(字幕)] 10点(2017-03-26 19:32:06)(良:2票) 《改行有》

14.  万引き家族 《ネタバレ》 視点によって評価が大きく変る作品でした。 あくまで総合的に判断すべきと言う人もいそうですが・・ 血の繋がらない家族の、心の繋がりを見れば、そりゃあ良い映画でした。 しかし、子供に盗みを教え、子供の目の前で車の窓を叩き割って盗んではしゃいでる親父って、全然駄目でしょ。 リリフラが何歳の設定なのか不明ですが、働けない体ではない。万引きする時は集中力とエネルギーあるじゃん。 正当防衛とはいえ殺人死体遺棄の前科で、今まで苦労はしたのだろうけど、なにかしら稼ぐ方法はあるかと。 女房との営みを子供に見られたくない羞恥心と、他人の子供の虐待被害に敏感な心がありながら 万引きを教えるのには、何の罪悪感も負い目も無いって、どんなバランスでしょうか? 子供を愛するのは良い。でも子供は育てなくてはならない。常に親の背中は見られている。 一見、ささやかな幸せに満ちた偽の一家団欒。しかしバランスの悪い積み木は崩壊してしまう。 物理的に崩壊だけで済まず、親たちの過去が暴かれて、あの団欒は幻想だったのかと、子供の心にも疑念が広がる。 ホントに家族になれたつもりだった、浅はかな大人達に対し、冷めていく子供達。 その心のズレが、本来この映画の見所になると思うのだけど、そこを描く事はなく、淡々と終っていく映画。 いろいろな映画を観た世代には、この後こんなシーンが来るぞと予感があるのだが、スパッと次のシーンへ行く。 その風景描写のような撮り方が、フランス人に受けたのかなんなのか、フランス映画が苦手な自分には逆に不満だ。 実の親の家へ戻された女の子のつぶらな眼差しで終幕ってのも、わざとらし過ぎじゃないですか? 戦場カメラマンが、負傷した子供達を撮るというセオリーのような・・? 可哀想な子供への同情心で、盗人親父の父性本能への共感? いやいや、ないない。やはり無理。 保護されて施設へ行き、どこかスッキリした長男。家族が全てなのか、親は無くても子は育つのか。 考えさせられるテーマは確かに存在している。重いテーマだからこそそれを映画にする際のスタンスが問われると思う。 なぜ、このテーマを「万引き家族」という題名で世に出したのか、そこがセンセーショナルな分、逆に残念なところ。 でも、これが何の賞も取らずに、ひっそり公開されていれば、どうだったのでしょうか? もしくは題名が違ったら・・? 万引きをしなかったら・・? まあ、いろいろ納得の行かない映画でしたが、いろいろ考えさせられた映画でもある。 駄作ではないのは間違いない。でも絶賛の名作とも言い難い。否定に聞こえるかなあ・・正直「もったいない」って気持ち。  評価の高い人、低い人、そのどちらの意見にもナルホドと思いつつ、自分はこの点数にて逃亡を決め込もうと思いました。 この映画、カンヌでも「万引き家族」の名でエントリーだったのでしょうかねえ? フランス人には、万引きに対する嫌悪感は薄いのかなあ?  自分はチケット買うとき、題名に正直抵抗ありました。 で、さすが賞の影響で、空いてる映画館、7割も埋まってました。 自分には「そして父になる」の方が良かったかな。[映画館(邦画)] 5点(2018-06-17 22:05:49)(良:2票) 《改行有》

15.  BLUE GIANT 《ネタバレ》 原作読んでません、知りませんでした。 10年以上前から現在も続く漫画だそうです。 音楽モノ、特に楽器の演奏ってやつは、映像化が難しい。 実写だと俳優の表現力が追い付かないし、アニメだと、音に合わせた動きにするのが至難の業。 なので、指が見えないアングルとかカット割りで逃げた方が無難。 この作品では、半分程度は3Dポリゴンで演奏シーンを造っているが、動きが不自然で笑ってしまう。 不自然な動きが、原作の漫画に寄せたせいなのか不明ですが、とにかくそういう結果。 で、手書きの演奏シーンでは、高揚感を伝えんが為なのか抽象的なエフェクトばかりになってしまい 余計に陳腐になってしまっている。 ジャズに慣れてる人なら、音聞けばわかるし、そんなギミックなんぞ不要だし邪魔なだけだ。 しかしこの映画見に来る人がジャズを知らないわけがない。 ロックやポップスのリスナーの為に描いたのだとしたら、相手が居ないのだから全く意味がない。 でその結果はカッコいいのか? とんでもない! ダサいです。 恥ずかしいわ・・ どーも全体に「ダサい」 多分原作の漫画のせいかも。 最近多いんだけど、主キャラが目標に向かって真っすぐ目線過ぎて、暑苦しいウザキャラでやんす。 「俺は世界一のジャズプレイヤーになる!」 と真顔、いやドヤ顔で言われてもなあ。 「海賊王に、俺はなる」とか・・。かわぐちかいじの主キャラも悩み皆無のドヤ顔でうっとおしい・・ あんた、楽器持って2年程度だよ? どんだけ顔の皮厚いのか・・ もう恥ずかしいのなんの・・ ピアノの彼が4歳から弾いて来て、まだ悩んでるのに、サックス2年じゃ無理です。 原作の設定が無理難題で大間違い。 音楽家をバカにし過ぎだ。 ジャズプレイヤーは、即興が全て。相手が誰だろうが、どんな曲だろうが、自分の世界をその場で クリエイトして行かなきゃならない。他流試合が日常茶飯事の世界。固定の仲間とだけ練習してる うちはジャズメンとしては下っ端でしかない。練習量も必要だが、練習方法も他とは違う。 その下積みをスルーして「世界一の・・」とか、ふざけんじゃないってのよ。わかってない。  ドラムに至っては、経験ゼロでメンバーにしちまって、開いた口がふさがらない。 舐めてんのか? もうコキオロシ始めたら止まりませんよこの映画。 と、罵詈雑言を言いましたが、唯一嘘が無いのは、音楽、音です。 ここでは第一級の演奏が聴けます。 映画館に響き渡るジャズの音は、間違いなく本物です。 映像を無視して音に集中すれば至福の時間が・・ 日本の宝「上原ひろみ」氏のピアノが凄いです。 以前一度コンサートで見ましたが蘇りましたよ。 感動で、鳥肌が止まりません。 この映画の価値はそこだけです。 本来なら駄作映画です。 がしかし、唯一のソレ(音楽・音)が凄すぎて、評価が上がってしまうんですよ。困った映画・・。 アニメの出来だけなら作り直せば良いのですが、自信過剰のウザいキャラ設定については原作が アウトなので、もう無理でしょう。 残念なのに、もう一回見たい(聞きたい)困った映画でした。[映画館(邦画)] 7点(2023-03-09 19:05:47)(良:2票) 《改行有》

16.  君たちはどう生きるか(2023) 《ネタバレ》 何なんですかね?・・この映画。 大監督の映画製作者人生の集大成がコレですか・・?  しかも、売るために予告編も静止画すら極秘とした話題作りまでして 世間を煽って、ステマ評価で盛り上げ作戦までして・・ ジブリや駿信者じゃない層も呼び込んでおいて・・ で、この内容? 一言でいえば、お金持ちのお坊ちゃまが、マザコン特有のストレスで実社会になじめず 現実逃避の夢の中で、思ってたんとチャウ、カオスな展開に翻弄されてそれも嫌になり 目が覚めた後は普通に過ごせるようになりました。てな話。 中二病のファンタジー妄想を、アニメーションにしてみましたていう、それだけの中身。 そこかしこに、神隠しや動く城やもののけ姫で見覚えのある絵柄が使われていて、確かに ジブリの絵ばかりなんだけど、新しい感覚は見当たらない。 それどころか、以前の作品にあった、物語の持つメッセージ性が、今回は薄っぺらい。 声優も今一つ。せっかく呼んだ俳優さん達にアフレコして貰ったら雰囲気合わないからって 「チェンジ」と言えない大人の事情? 活舌も声質も不自然で、どう聞いてもボツなテイクばかり。 ジブリ全般もアメリカもそうだけど、声優使わずに俳優呼んで話題作りは結局失敗して終わり。 作画が凄いとか聞いたのに、画角が液晶テレビサイズになってて、映画館のスクリーンに 合わず、右も左も余白(黒色)になってしまい、結果コンパクトなスクリーンで見せられてしまう。 こんなんなら、前から3列目くらいに座ればヨカッタ。 鬼滅の刃も同じだったねえ。 かと言って、画面が緻密で凄いかという事もなく、期待したせいか、いつ凄い絵が来るのか 待っていたら終わってしまった。多分動きの描写に注力したのかも。記憶に残らなかった。 金持ちのボンボンを主役にしたのもアレだが、馬鹿親父が転校初日に田舎の学校の校庭に 当時は贅沢品の車で乗り付けて見せびらかしたせいで、地元の学生から忌み嫌われるという、 少し考えればわかりそうなタブーを犯すとか、主役サイドに感情移入できないキャラ設定。 まあ現実逃避して夢世界から帰りたくなくなるのもワカランではないが、この脚本は嫌いだ。 あのシーンにはこんな意味が・・とか、このエピソードはあの件の心情の投影だとか、 隠れキャラ探しの楽しみがあるとか解説する連中もいますが、伝わらない人が多すぎたら それは成功ではなく失敗であり、それをよしとするなら自己満足でしかない。 上辺しか見ることができない奴は見るなと言うなら、内容を極秘にして世間煽って 金払った観客を集めるなんて、詐欺になっちまう。 その罪深さで減点は大きい。 これから見ようとする人には、基本勧めません。  エンディング曲の米津玄師の曲だけが唯一ヨカッタとこは、シン・ウルトラマンと同じでした。 自分としては、神隠しとハウルの中間程度の出来かなあ。 同じく米津玄師の歌で終わる「海獣の子供」の方がまだ上だったんじゃないかな[映画館(邦画)] 3点(2023-07-28 00:32:53)(良:2票) 《改行有》

17.  ハドソン川の奇跡 不時着?着水?のシーンが何度も見られます。CGだと判っているのにリアルにドキドキでした。 高層ビルの窓から眼下の高度へ落ちていくジェット機が、鳥肌です。 まるで本当に一大事を目撃しているような体毛が逆立つ感じ。機内の頭を下げて!の絶叫が怖い。 クリント監督、一体どこまで昇っていくのか? どうして名作ばかり作れるのか? ハンクス氏の演技は、ある意味いつも通り。セリフより目(視線)で演技するタイプですが、 監督は最大限に生かしています。管制塔の担当者の視線もツボを抑えています。 懐かしのジョーズの、リチャードドレイファス思い出した。 もうさすがとしか言い様がない。シリアス物の撮り方の教科書的映画。そしてラストシーン。 「良かったあ」って心の底から混み上げるラスト。見終わって幸福感に包まれる。 クリント監督、次は何を見せてくれるのか、もう今からワクワクしてしまう。[DVD(字幕)] 10点(2017-02-06 21:02:35)(良:2票) 《改行有》

18.  女神の見えざる手 《ネタバレ》 前情報は無し、評判が良いので、とりあえずアマゾンで鑑賞。 途中で飽きてきて、リタイアしそうでしたが、後半の主役が追い詰められて行く過程が なかなか迫るものがあり、座りなおして見入ってしまった。 そして終盤の10分、全てを押し流す怒涛の展開に、唸りまくりでした。 こんな凄い女性だとは・・ 私生活がヤバイので嫌いになっていた筈なのに、拍手喝采です。 誰も信じず、仲間をも騙して、冷酷に計画を進める鉄の女・・だけじゃなかった。 最後に、洪水のようにあふれ出る彼女の人間性に、鳥肌がたった人多いんじゃないでしょうか? 「何故、仲間にさえも秘密にしていたのか?」の問いに「刑期は、5年よ?」とすかさず答える。 しかも経費は自分持ちで、成功報酬はゼロ。 いやあカッコ良すぎだよ、姉御! エンドロールかと思いきや、刑務所の出口で誰かを見つけたあの表情・・ サイコーの気分。 良い映画見ました。[インターネット(字幕)] 9点(2020-03-29 22:36:40)(良:2票) 《改行有》

19.  アリータ:バトル・エンジェル 《ネタバレ》 原作は読んでません。ネットに漂流しているアニメ動画は見ましたが、ヒューゴの死で終るあたりは良く似てました。 原作では、その先がある様ですが、この映画はアニメと似た部分で終了。期待したその先の展開はありませんでした。 ザレムとの対決は、続編にでもするつもりなのかなあ・・? 商魂が見えて幻滅・・・。 ただ、公開3日目の日曜に、客席が10人しか居ないという現状をみると、興業奮わずに続編の企画は消えるかもです。 半年前から、予告動画配信をこまめにチェックして期待値上げて来た自分には、この不人気ぶりにビックリしてます。 更に内容が判明した今、続編の制作も頓挫してしまう予感から、巨大な失望感に見舞われているというのが正直なところ。 なんでこんな中途半端にしてしまったのか・・もったいない。多分アニメ版と同じ轍踏んでます。 ただ、漫画の原作を知らないので、原作との比較はコメントできません。 なので、原作の再現率は評価せず、単独の映画作品として感想を書きます。結論は繰り返しですが、中途半端で消化不良! ブレードランナーとかで時代設定を2040年とかしていて、骨組みが腰砕けしてるのに対し、この映画は500年もの 余裕の設定。ただ、火星とか未知の技術とか飛び過ぎの科学設定がリアリティにはマイナスかなあ。 終盤は残念ですが、中盤まではスバらしい映像とスピード感。アリータが強く進化していく過程に引き込まれます。 戦いが好き過ぎて、引いてしまいそうですが、戦闘用に開発された兵士だから仕方ない。可愛らしい外見は意味不明・・。 弱そうなのに強いという存在感が、見てて気分がいい。日本男性のロリ嗜好がハリウッドで具現化した成功例になるのかな。 銃とかの飛び道具を禁じて、刃物類でしか戦えないとか、ザレムに来させない為に飛行機等の禁止が徹底とか、直ぐに 破られそうな規律に服従している地上の人類の、違和感がスゴイ。原作のせいなのだろうが、せっかくだから変えれば 良かったのに・・。一歩引いて冷静に眺めるとオカシナお話という違和感が盛り上がってしまう。 それでも、あれだけの強さ、そして最後の方では大怪我してもたちまち自然に回復(修復)されてしまうボディも手に入れて こちらの期待はザレムとの最終決戦へ・・・と、観る側の盛り上がりはバッチリでした。 でもここで終わりなんです・・ 予告編にあるシーンがまさにラストシーンでした。これはアンマリですう。 いずれ期待した完成度があって、テンポ良く2時間来て、まさかのあのラスト。 ホントは5点にしたい気分ですが・・ 実写化の完成度とか、演出とかはさすがに大御所のお仕事・・豪華な映像は満喫しましたし・・ 出来る事なら続編で ザレムとの壮絶な戦いから、地上世界の人々の真の解放を見せて欲しいと期待を込めて、加点しておきます。[映画館(字幕)] 7点(2019-02-24 23:01:58)(良:1票) 《改行有》

20.  るろうに剣心 最終章 The Beginning 《ネタバレ》 これは、いただけません。 いろいろとアングリな部分多いのですが・・ 切られて刺されて、重症負ってナントか勝ちましたが・・ 傷が癒えた後、桂と穏やかに今後の話をして家の中に戻ると・・ そこに、巴の遺体がある。 ワーオ! まだ腐ってないの? 防腐処理した?  北村一輝を切るときに、手前に飛び込んだ巴も切断したのに 奥にいた北村が即死で、手前の巴は死ぬまで時間があるとか都合いいよね。 今回も生への執着心で説明する気?  兎にも角にも、話が全体にスローペースで、いつものるろ剣を期待したせいか超ツマラナイ。 最終話にして、ついにヨロメキドラマに転落。  まあ原作のせいなのかもしれませんが、至極残念。 映画館で観なくて正解どころか、レンタルですら見る価値はありませんでした。[DVD(邦画)] 3点(2022-03-26 21:27:44)(良:1票) 《改行有》


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