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プロフィール
コメント数 2604
性別 男性
自己紹介 単なる鑑賞備忘録・感想文です。


※2014年11月10日高倉健逝去。人生の大きな節目。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  アゲイン 28年目の甲子園 泣く子も黙る重松清原作で安定感はある。人生は中々決着をつけることができずに曖昧なまま過ぎていく。それが、心残りになったり後悔となって段々と心の澱として蓄積してくる。それは青春時代の思い出のみならず、その後の仕事や家庭問題等々様々なものがある。そういったものがマスターズ甲子園をキッカケに、解消されていくカタルシスみたいなものが感じられたのはよかった。難点は登場人物が多くて群像劇のようになってしまい、アレコレ盛り込み過ぎた結果、個々のエピソードが深堀出来ずに浅いものになってしまったこと。[CS・衛星(邦画)] 7点(2022-06-07 14:45:16)

2.  あん 《ネタバレ》 期待を持たせる前半だったが後半失速した印象。問題が何も解決していない。戦う事もしていない。ドラマがない。「世間って怖いよ。でも世間よりヒドイのは俺だ。守れなかったんだ」という自責の念に駆られるシーンは胸を打つのだが、ならそこから具体的な行動をして欲しかった。でもこれが実際には行動できない人間の弱さの実情なのかもしれないが。慰謝料を肩代わりしてもらっている弱味もあるだろうし、正義を貫く難しさもある。その辺の葛藤の描き方が弱い。 療養所訪ねてアレコレ説明するだけじゃ「差別はいけません」という視聴者への啓蒙作品にしかなっていない。ならドキュメンタリーを見た方がよいわけで。ハンセン病は過去にいくつかドキュメンタリーは見たが、こういう説明的描写では映画は負ける。もう法廃止から20年経過しているわけだから世間との対立や融和を物語にして、現代的な新しい視点が欲しかった。これじゃ昭和の物語にしか思えない。役者の演技は総じてよかった。特に永瀬の演技は沈んだ中での喜怒哀楽表現の使い分けが非常によかった。[CS・衛星(邦画)] 7点(2017-02-02 12:34:48)《改行有》

3.  アルゴ 話としては地味な救出劇で、実話だから仕方ないとしてもこれでも脚色は結構あるようで。派手なドンパチがあるわけでもなく、何か感動があるわけでもなく(命令に逆らって救出しちゃう所はヒーローモノ的要素はありますが)、それが返って静かな緊張感の持続に繋がったような。役者陣もヘタではないが、皆地味で存在感もないところも作戦に焦点を当てるにはシンプルで逆によかったのかな。ベンはミスキャストだとは思うが。他方、人質の苦悩の描写がもうちょっとあってもよかったのではないのかと思ったり。[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-10 17:39:44)

4.  アントキノイノチ 前半の重くて、暗くて、痛々しい雰囲気はよかったんだが・・・。人を傷つける事の罪深さ、傷つけられた人の辛さ、周囲の無関心と無神経、そして破壊された心。主演の男女は難しい役どころを好演していたと思う。「生きるという事は恥ずかしい事だ」という原田の台詞も印象的。 死んだ人間は元には戻らないし、時間も元には戻らないが、死んでいった人がいて、今があり、そして生きているという事の無常観というか人生の儚さみたいなものは伝わってきたので、(映画なので後半はこうなってしまうのは仕方ないのかなという気もするが、それを割り引いても)全体としてはよかったと思う。原作も読んでみたい。[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-03-04 00:30:41)《改行有》

5.  アンロック 陰謀のコード 出演者が結構豪華なワリには肝心の主演女優に華がないというアンバランス。ストーリー的には題名通りの陰謀モノで中々楽しめるものの、マイケルダグラスの最後がちょっとマヌケだったのが残念。よくこんな役を引き受けたなと。とはいえ、全体的にはそれなりの見ごたえはある。[地上波(吹替)] 6点(2022-10-06 11:36:17)

6.  アデライン、100年目の恋 「老いない」というと一般的には幸福のように思われるが、政府の標本にされるので逃亡し続けなければならないから不幸というという設定。不老の苦悩はそれなりに描かれてはいるが、展開がかなりご都合主義だし恋愛にフォーカスしてしまったので設定を上手く活かしきれなかった印象。とは言え、他者と共に老いて生きるとは何かを考えさせられる。[CS・衛星(吹替)] 6点(2022-09-24 17:52:59)

7.  アトミック・ブロンド 冷戦終結でスパイモノは成立しにくくなるという点で、ベルリンの壁崩壊時に時代設定するというのはプロット的にはよいと思うのだが、変にオシャレ?なテイストにしてしまったのでちょっとリアリティーが欠如してしまったのが残念。もっとガチでハードな感じでやった方がよかったのではないかと。あとは回想方式というのも緊張感が欠如してしまって、折角の体を張ったアクションも結局無事に生き残って聴取されているという現実から一歩引いて見てしまうという難点がある。ラストへのもって行き方上こうなってしまったのだろうが、もうちょっと工夫できたのではないかと。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-01-03 15:41:04)

8.  アメリカン・アサシン マジメに作ってるんだかフザケテで作ってるんだかよくわからない作品。だからツッコミどころも各所にはあるが、全体的にはムダなくダレないスパイアクションで、主人公が未熟かつ未完成なのもいい感じ。ただし、鬼教官はちょっと脇が甘いような気もするが。[地上波(吹替)] 6点(2020-09-17 17:04:38)

9.  アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング 《ネタバレ》 自己評価は高いと傲慢になるし、低いと卑屈になるし、かといって「ありのままの自分!」と開き直る事にも問題がある。結局のところは何事も「中庸」が大事ということだろう。ちなみに、傲慢と卑屈の中庸は「謙虚」だが、これが結構難しいわけで・・・。だから、本作の開き直り系オチには少々問題があって、この手の作品には結構多い展開ではあるのだが、そういった問題点に気がつけるかどうかがポイントなのかと。[地上波(字幕)] 6点(2020-09-15 12:06:55)

10.  アジャストメント 《ネタバレ》 決定論と自由意志の対立を描いているが、最終的には議長の裁定?が下っているので、結局は自由意志などなく決定論からは逃れられないという結論で終わったような。となると、終盤の「運命の扉」を開け続けるのは自由意志のようでいて実は決定論だったという事になるが、アメリカではそう描くしかないのかもしれない。 本作で興味深かったのは結婚相手に恵まれるとそれで満たされてしまって職業的には大成できないという所。男の方は大統領より女を選んだ(選ばされた?)格好になったが、女の方は男の選択はした(させられた?)が、それによって著名なダンサーへの道を失う事は知らないので、後からあんな衝動的な事するんじゃなかったと後悔するのか、それとも幸せな結婚生活で満足するのだろうか。幸福感といった内面にまでは神の意思は働かず、自分の考え方次第という事になるとは思うが、強固な決定論だと行為だけではなく思考までも決定論により左右されてしまうのかもしれない。[地上波(吹替)] 6点(2020-09-04 15:39:44)《改行有》

11.  あやしい彼女(2016) 多部未華子の演技力により面白可笑しく見る事はできるし、基本的には「よい話」ではあると思う。ただし、冒頭でオチのネタバレしちゃっているのはどうなのか。また、若返り願望を叶えるのはいいとしても、「女は若い方がいいのか?」という問題提起を放置したままになっているのは、結局それを肯定しているようにも思える。もうちょっと年齢を重ねる事の価値みたいなものが提示されるとよかったのではないだろうか。子育ての苦労なんてのは20年程度であり、人生の1/4でしかないわけで、それが人生の全てみたいな考えには基本的に疑問がある。[CS・衛星(邦画)] 6点(2020-08-18 11:44:16)

12.  アバウト・タイム 愛おしい時間について 《ネタバレ》 人生には「タラレバ」というものがあり、それをタイムリープを駆使して修正できるなら、という古典的な願望を映像化。前半はイギリスジョークは合わないなあと思いつつもどういうオチに持っていくのだろうと思ったが、後半以降で「家族の絆」というベタベタな説教臭い展開に。タイムリープの矛盾も他作に比べると大きくて、マジメに鑑賞したらツッコミ所満載すぎて設定が破綻している。 ただし、本作はタイムリープを用いつつも、それを否定する形で「今が大事」という逆説を示唆しているとも言える。とは言え、<今>とは何か?とか、時間論における記憶をどう扱うべきなのか?といった事は完全に無視されており、そういう事が気にならない人は楽しめるのかもしれない。生命の誕生と死に家族の絆を絡ませて綺麗な展開とも言えなくもないが、見方によっては全体的なバランスは悪い。 最終的に主人公は<今>を生きる事を未来からタイムリープした事とし、タイムリープする事を止める。つまり<今>を生きる事はやりなおしの人生を生きている事と解釈変更する。このスライド的な解釈が、かけがえのない<今>を浮き彫りにする。この辺の描き方には唸らされるものがある。と、ゴチャゴチャ書いてしまったが、結局は「今日は残りの人生の最初の日」という事を肝に銘じて生きていくしかないという事なのかもしれない。[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-31 23:02:36)《改行有》

13.  アイアンマン3 《ネタバレ》 スーツ依存の不安神経症となり、開発に没頭する主人公がどのように成長し克服するのか?が底流にあるハズなのだが、そこが蔑ろにされてハデなドンパチでいつのまにか克服してしまった。敵はターミネーターもどきで手ごわいし、確かに娯楽作品としては見応えはあるのだが、折角の中年ヒーローモノとするのであれば、その内面にもうちょっと切り込んで欲しかった。前作の政治的テーマが不完全燃焼のまま、政府・軍とは個人的友好で大統領救助という、テロとの戦いに双方協力の形で曖昧な決着になってしまったのも、ヒーローモノの限界を感じた。世界の警察であるアメリカの是非を問うて欲しかったがこれで終了らしいので残念。[CS・衛星(吹替)] 6点(2016-07-26 18:26:00)

14.  アーティスト 《ネタバレ》 題名と話の展開から2人を通してアーティストとしての大衆迎合や時流に乗る事の是非みたいな話に展開し、問題提起するのかと思ったら、甘ったるいラブストーリーであっさり完結してしまい拍子抜け。が、白黒・サイレントという作品形式そのものが大衆迎合しないで、やりたいようにやるというアーティストの矜持とも取れるし、逆に時代に逆行する体裁をとりながら、実は所謂映画通相手に狙っているとも取れるし、何とも評価しにくい作品ではある。という事を考えずに、単純に見ればそれなりに楽しめるのだろうけど。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-17 16:43:50)

15.  あなたへ 《ネタバレ》 原作未読。全体的なテーマ・ストーリーは悪くない。 2組の夫婦の時間・生と死のクロスオーバーを手紙・メモ書きや写真といった道具を巧みに使い、夫婦(の時間)とは何か?を問うている。 が、脚本に無駄多くバランスがよくない。 まず、ビートたけしや草なぎは必要なのか?岡村・浅野も同様。大人の事情での出演なのだろうが、作品のテンポ・リズムを崩しており、登場人物として余計だ。道中での有名人の起用によるネタ仕込みより、前作のような素人の町人相手かマイナー俳優でよかったのではないか?また、ヘタなロードムービーにしたため、ワザワザ観光地を挿入しているが、高倉健主演でそんな観光地の風景に頼るような演出が必要なのか?これも余計だ。海や湖をバックとした高倉健の後姿のシーンが3~4回あるが、定番でカッコイイんだけれども、カッコ良すぎてちょっと浮いているし、果たしてこの作品に必要なシーンなのか?そして最後の冗長な説明臭いオチ解説の長台詞が最悪だ。このオチになることは観客の誰もがわかっていること。お互い黙って見つめあい、写真だけ渡して立ち去ればいいんじゃないのか?大俳優2人の折角の演技の見せ所なのに、ハトがどうだのクドイ説明させるなよ。これじゃラストが大無し。 逆に、夫婦2人の物語があまりにも淡白で時間軸も滅茶苦茶で説明不足であり、どのような夫婦関係であったのかがよくわからない。よって「大切な思い」というのが、非常にわかりにくくなっている。田中裕子はいいのだが、年齢的に釣り合わないのは気になる。 一方、平戸のシーンは風景・俳優4人の演技も素晴らしく、大変よいものに仕上がっている。特に写真館のシーンは説明できない感動がある。 高倉健は高倉健なので、まあいいんだけれども、この役が高倉健に相応しいか否かは疑問だ。もう80歳を超えており、真っ直ぐ普通に歩けない姿を見るのは少々辛かった。もう20年以上前に山田洋次が「高倉健には笠智衆のような俳優になって欲しい」と言っていたのを記憶している。2人とも演技力は低いが存在感や味があるという点では共通しているが、ある種の老いぼれ爺さん役を高倉健が演じる事への不安や悲しみがないわけじゃない。映画人は高倉健をどうしたいのか?映画界の至宝・高倉健で何を撮りたいのか?もう残された時間もない。真剣に考えて欲しい。 [映画館(邦画)] 6点(2012-09-02 06:51:35)(良:5票) 《改行有》

16.  悪人 《ネタバレ》 クズな人間を描かせたら日本一の吉田修一。役者は大変だと思います。頑張ってはいたけどやはり映像では吉田修一の世界を表現するには限界があるかなと。原作では冒頭の女3人の人間関係の描写が秀逸で、そこでイッキに引き込まれるのですが、映画ではそれがサラリと流され、まあ映画化ってこんなもんだろうな。という気持ちにさせられ、それが最後まで続くという感じ。原作では被害者家族への世間からのバッシングがあったのですが、それが全くないのはなぜ?ネットで正義を声高に叫ぶ一般人も悪人になる可能性があるというのは重要な部分だと思いますが。よかったシーンは紳士服屋を素通りするところかかな。あの現実と非現実の対比は映像ならではだなと思いました。[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-08-28 03:02:52)

17.  アウトロー(2012) 《ネタバレ》 どんな壮大な陰謀があるのかと前半は楽しめるんだが、結局はショボイ利権絡みの事件で後半が萎える[地上波(吹替)] 5点(2023-07-05 12:25:43)

18.  アリー/スター誕生 才能ある女と結婚するのはいいが、同業者はヤメトケってことだろうな。同業者夫婦あるあるで時々言われることではあるが。会社員夫婦でも奥さんが出世しちゃうとギクシャクするらしいけどね。[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-06-06 12:46:19)

19.  ANNIE/アニー(2014) オリジナルはよく知らないのだが、良くも悪くもアニーが世間ズレしていて物怖じしないので富豪と「対等化」しているように思えた。そこが、皆さんのおっしゃるアニーに魅力を感じないという要因ではないだろうか。経済的な格差拡大はあっても自由主義と(人権的な)平等主義が台頭した現代社会を投影しているのかと。その結果として、配役の人種的なバランスにも配慮しているんだろうし。[地上波(吹替)] 5点(2020-09-29 01:20:41)

20.  アイアンマン2 《ネタバレ》 「世界平和の民営化(但し、武力による)」一番の見所は公聴会シーンで、ここに反応できるか否かでこの作品のテーマ性の理解の有無が問われる。もうアクションいらないから延々と公聴会や裁判をやって欲しいぐらい。不完全な人間の操る武器(補助装置?)と無人ロボットはどっちがマシなのか?というサブテーマも中々考えさせらるところではある。難しいテーマをアレコレ考えているウチにドンパチアクションで終わってしまうのだが、最後に軍人と一緒に勲章もらって笑顔で終了。ってはどうなのよ。なんだか消化不良でスッキリしないなあ。これじゃあ、結局、アイアンマンは国家の犬って事になりはしないか?どうしても「アメリカ=正義」で終わらせたいんだろうか・・・。[CS・衛星(字幕)] 5点(2016-07-25 13:04:18)

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