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1. アルゴ探険隊の大冒険
これはレイ・ハリーハウゼンの行った仕事の中でも最高の出来栄え、映画としての面白さでは「シンドバッド七回目の航海」にも引けを取りません。何と言っても出てくるクリーチャー達が揃いも揃ってカッコ良すぎ!巨像タロスはそのあまりの大きさに、コイツが動き出すのかと思うと非常にワクワクしました。そして七頭の大蛇はデザイン、ディテール共に凝っていて素晴らしく、その牙から生まれる骸骨軍団とのクライマックスの死闘はハリーハウゼン・ダイナメーションによる極地と言えるのではないでしょうか。ここまで来るともはや無駄な人間ドラマが邪魔に思えてくる程…いや、この際ハッキリ言ってしまいましょう。邪魔だと(笑)。これを当時映画館の大スクリーンで観ることが出来た人たちが死ぬほど羨ましい…。くぅぅ[ビデオ(字幕)] 8点(2005-10-28 18:26:16)(良:1票)
2. 悪魔のようなあなた
《ネタバレ》 どこかからスピーカーでも繋がっているんじゃないの?と思っていたら、全くその通りだったので笑った。少なくともこれはサスペンスではないでしょう。差し詰めアラン・ドロンの優雅な生活が見られるプラベートフィルムといったところ。疾走感あふれるオープニングには引き込まれます。6点(2005-02-27 10:01:09)
3. 悪党(1969)
《ネタバレ》 まぁ仲の良い親子だこと。最初はイブ・モンタン演じる泥棒が奇人一家に振り回されて、次はその家族が泥棒に翻弄されるのが面白い。大笑いできる程の映画ではないですけどね。シャンデリアが落ちてくるというアイディアは良いけど、あのシーンはあらゆる意味でタイミングがずれていたような…。6点(2004-12-12 19:16:37)
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