|
1. 或る夜の出来事
古さを除けば、これほど面白可笑しく、楽しい映画は他にありません。主役の2人がとっても魅力的です。この映画のコルベールの写真は、変な眉毛でおかしな顔と思ってました。ですが、映画が始まり、笑ったり泣いたり怒ったりしている彼女を見ていると、とってもかわいく、美しく見えてくるのです。ゲーブルはイメージどおり、タフで男臭く、その中に優しさを持っています。この映画をリメイクするという話は聞いたことがありませんが、この映画に影響されたロマンティックコメディやロードムービーがいかに多いか、数え始めたらキリがありません。ヒッチハイクのシーンなんかは、吹き出してしまいます。[DVD(字幕)] 9点(2012-12-15 23:42:19)
2. 嵐ケ丘(1939)
《ネタバレ》 遠い昔に原作は読んでいましたが、内容はすっかり忘れてしまい、粗筋だけしか思い出せませんでしたが、殺伐としていた様な気がします。けれども、その原作のイメージと違い、この映画は純愛版とでも言いましょうか、ヒースクリフとキャシーがいかに別れ結ばれ(どっちだ?)るかをメインテーマにしています。原作が好きな人には受け入れられないでしょうが、1つのロマンス映画として見れば、ヒースクリフの一途さに心打たれます。[DVD(字幕)] 8点(2007-08-17 23:03:48)
|