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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アマデウス ディレクターズカット 史実モノは苦手だなーと思いつつも、見始めたら時間を忘れた。そしてモーツァルトが大好きになった。昔は、モーツァルトが共同墓地に葬られたのは才能が評価されなかったのだろう、と思っていたのですが、どうやら社会性や処世術の無さが問題だったようで。サリエリはモーツァルトを意識しすぎるあまり自分を見失ってしまったようだけど、彼は彼、私は私と割り切ることができていたら、モーツァルトには無い人望という財産が自分にはある、と気づけたかもしれない。勿体無い。10点(2004-02-12 17:45:13) 2. あの頃ペニー・レインと ペニー・レインたちの「私たちは単なるグルーピーとは違うのよ」って発言には、あーハイハイって感じでしたが、それすらもそのまんまひっくるめる懐の深さがある。それほど大した話じゃないのにいつのまにか引き込まれた理由は、やはりウイリアム君の静かで確かな存在感だろう。表情、雰囲気、全てが素晴らしかった。9点(2004-02-26 00:52:53) 3. アメリ 《ネタバレ》 「見終わったら幸せな気分になれる?そんなバカなことが・・・ホンマや!」という感じ。アメリが他人とは思えなかった(私は男ですが)。アメリだけでなく、出てくる人たちが皆どこか病んでますが、言い方を変えれば自分を持っているということで、少しうらやましかった。一つ難癖をつければ、アメリは幸せのために自分の世界を飛び出して行動したように見えますが、行動したのは7割くらいニノであり、アメリは受身です。女性が受身というのは恋愛の鉄則なのでしょうか。女は楽でいいよなーとひがんでしまいました。9点(2004-02-03 02:38:35) 4. アバウト・シュミット なぜ66歳のおじさんの気持ちが痛いほど伝わってしまったのだろう。誰からも必要とされず、することもない。孤独とやり場の無い怒りと焦燥感。そういうものを自覚してる人にはズドンと来る。ラストはジャック・ニコルソンと同じペースで泣いてしまった。8点(2004-01-22 01:00:27) 5. APPLESEED アップルシード RPGのポリゴンムービーイベントシーンで一本映画作ったような感じで、序盤はかなり不安になった。でも乳は良かった。キャラクターの人柄が定着しないまま話がどんどん進んでしまうので、終盤の展開についていけないところも少々。でも乳は良かった。プライドの高い軍人の考え、未来に絶望した老人の考え、情で動く若者達の考えと、立場の違う三者の分かりあえなさはとても良く伝わった。希望あるハッピー・エンドや泣かせどころも実にすがすがしいストレート勝負で、たまにはひねくれたところのない映画を見るのもいいな、と爽やかな気分になった。それにしてもいい乳だった。7点(2004-05-14 18:09:43) 6. アダルト♂スクール こんなにも心に響かない作品は珍しい。コメディの割りにあまり笑えるシーンも無かった。それでも見終わった後に何となく面白かったな、と思うのは登場人物がとにかく本音丸出しで行動している下品なまでのバカ正直さ。建前やキレイ事にうんざりしている時はおすすめの映画かも。6点(2004-12-08 10:29:34)
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