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プロフィール |
コメント数 |
123 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
新作をどんどん観に行く、というよりも好きな作品を何度も繰り返し観るタイプです。 よろしくお願いいたします。 |
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1. アメリカン・グラフィティ
《ネタバレ》 これは憧れてしまうなあ。今となってはこの映画の全てが夢の中の世界のようだ。何と言ってもピカピカでキラキラのアメ車たちのカッコよさ。そして流れる音楽はまだアメリカがビートルズを知る前の所謂オールディーズと呼ばれる音楽たち。もちろん、「オールディーズ」なんてのは後付けでできた言葉で、当時の最新の音楽が流れ続けているわけだ。高校を卒業して大学に入るまでのある一晩を描いた作品だがジョージルーカス自身が言うように、この映画の主役は車であり、音楽である。しかし60年代は町中こんなカッコ良い車だらけだったなんて、本当にすごい時代だ。今ではアメリカを代表するような俳優になっている人達の初々しい姿を見れるのもとても楽しい。脚本が良くできているので、派手な展開をするわけでもないのに最後まで飽きずに見れることも素晴らしい。見方によっては小さなネタの寄せ集め的な映画でもあるのだが、それがまた、良い。セックスを匂わせる場面もあるが、全然いやらしくなく終始とても爽やか。クラシックな作品の割にはこちらでのレビュー数があまり多くないのが気になったのだが、意外とあんまり見られていないのだろうか。。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2018-09-09 22:44:41)
2. アニー・ホール
《ネタバレ》 とても素敵なコメディだと思う。主人公がお笑い芸人という設定からか、少し斜に構えた目線で世界を語る男と、その彼女を巡るかなり神経質な会話劇という様相。とにかく「今までに無い物、新しいものを作りたい。」というウッディ・アレンの気概が画面からビシビシと伝わってくる。実際この映画にはそういったアイディアが詰まっていて、突然スクリーン越しの観客に話しかけてきたり、突然アニメになったり、心の本音が口頭で話している言葉とは別に字幕で出てきたり(笑)…といった仕掛けがあらゆるところにあり、顧客を楽しませようとする。その実験精神というか、チャレンジ精神は天晴れなものだ。おそらく映画史にはある程度の間隔で、こういった今までの常識を壊そうとする作品が出てきていて(タランティーノの「パルプ・フィクション」など)、そしてこれらの作品が教えることは「何をやったって良いんだ!」という自由の概念であり、それが次世代のクリエイター達を刺激していくのだと思う。最初と最後が漫談のネタであるというのも、所詮全部笑い話にしていくしか無いのだという芸人の性(サガ)を表しているようでおかしい。1977年アカデミー作品賞、脚本賞など受賞。[DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2017-05-19 12:55:31)
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