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プロフィール |
コメント数 |
43 |
性別 |
女性 |
年齢 |
59歳 |
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1. アラフォー女子のベイビー・プラン
《ネタバレ》 恋愛の前に妊娠出産があるという逆転、しかも行為は無いのに生まれてきた子供は紛れもなく自分の遺伝子を継いでいる、という複雑な設定がまずは勝負のこの作品。普通の恋愛映画の要素をぜんぶひっくり返してやれ、ってな気概を感じる訳ですが、よくよく見てみると案外、真面目でオーソドックスな恋愛映画なのかなって気もしました。
そうですね、名作ラブコメ「恋人たちの予感」(89)の赤裸々21世紀バージョンといった感じ。長年付き合ってる親しい異性の友人が、実は運命の人だったことに気づくという、ラブコメ王道の物語でありました。そこに「精子バンク」を利用した妊娠・出産エピソードを絡めて、さらに精子の交換というアホアホな設定で笑かしてくれる。親子そっくりネタの数々もほのぼのと楽しかったですね。
主役のウォーリー(ジェイソン・ベイトマン)がただのイイ奴じゃなくて、神経質でイヤミなところがあって、ちょっと変人って感じなのが良い。そんな彼を一番理解してくれてありのままを受け入れてくれてたのがキャシー(ジェニファー・アニストン)だった訳で、まぁ、ありがちな話だけど結局、人生のパートナーは「親友」がいいんだよねって話。
子供を産んだ彼女が田舎に引っ越してしばらく疎遠になってしまったっていう、途中のエピソードが私は好きです。よくよくよくあるパターンで、「とにかく四六時中連絡取り合って、何がどうあろうともいつも一緒、だって私たちは親友だから」っていうオハナシが私は胡散臭いと思ってしまう。友達との間柄って物理的な距離で測るもんでもないと思うし、むしろお互いの不義理も承認し合えるぐらいの方が、根っこの絆は強いというかタフな関係性を保ってると思う。友達からメールの返信が半日来ないってだけでイライラしてる若い同僚を見てると、他者との距離の取り方の違いをつくづく感じてしまう昭和のオバサンです。
気がつけばラブコメ・ヒロインとしての地位を築いてきた感のあるジェニファー・アニストン。ラブコメの「女王」とまでは言わないけど、「小間使い」くらいでラブコメ宮殿に召し上げられても良いんではないでしょうか(笑)。[DVD(字幕)] 8点(2017-07-28 18:51:29)《改行有》
2. ある日モテ期がやってきた
《ネタバレ》 良いです、良いです。ダサダサのモテない男とルックスも性格もパーフェクトな美女との格差恋愛。下ネタもドタバタもあるけど、全体的にはなかなか誠実なドラマになっていて好感持てます。
主人公カーク役のジェイ・バルチェルという子が良いですね。若い時の松潤を2~3発殴って数日食事与えないで監禁して弱らせた感じのビミョーなルックスで、物語にリアリティを与えてます。で、いつも一緒にいる悪友たちがまた良くこういう顔ぶれを揃えたなっていう面々で、見ててとっても楽しかった。職場が空港で、荷物がぐるぐる回るところ(何て言うのかな、アレ)に並んで乗っかっておしゃべりしてる絵なんて、ホノボノしてて癒される。中でも大泉洋似の子は面白かったなぁ。ホール&オーツのコピーバンドをやってたのも個人的にツボ。名曲「kiss on my list」の熱唱には感激したし、ちゃんとジョン・オーツもいたし(笑)。
男同士ってこういう会話してそうだなぁと思ったのは、「彼女は10点、お前は5点。付き合えるのは2点差まで」なんてセリフ。バンドをやってると1点加点されるらしい(苦笑)。そういうバカ話の中で、見た目は1番冴えない既婚者の男が「誰かに愛されてたら、そいつは10点満点だ!」って真面目に言うのが私は好きですね。もう、臆面もなくそういう映画なんです。「Love Conques All.」愛は全てに打ち勝つっていう、ハリウッドが100万回言ってる金科玉条。最後に女の子が気持ちを話すその内容も、ホントに臆面もない素直な愛の告白で。いやぁ、アホみたいだけどウルッときました。ディープな昭和世代にはこの直球勝負がたまらん。女の生態丸出しな元カノも、愛すべきバカ・ファミリーの皆さんもブラボーです。[DVD(字幕)] 7点(2017-07-28 17:58:58)(良:1票) 《改行有》
3. アンストッパブル(2010)
《ネタバレ》 (もしかしたら、ものすごいネタバレ)
あ、しまった やべー だめだー あほう じゃ俺が止めたる 頑張れー 危ない お前いい奴じゃん よくやった。そういう映画でした。
誰かの悪意じゃなくて、うっかりミスの事故っていうのが良かったです。いや、良くないんだけど。でもさ、人間だもの。
兄貴のほうが偉大だと思ってた自分が、トニー・スコットもわりと頑固職人的な監督さんだったのねと、遅まきながら気付いた作品。ただ、画(え)がウルサイのだけはどーしても好きになれなくて、なんでそんなにカット割るのかなぁと、この度も思いました。[DVD(字幕)] 7点(2017-07-26 00:22:41)《改行有》
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