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プロフィール |
コメント数 |
304 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
つたない文章力で自分なりのレビューを心がけます。映画館で観た作品は自然と評価が高くなりがちです。 |
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21. 甘い生活
《ネタバレ》 どうでもいい人達のどうでもいい内容の話で全ての言動は、最後のポニーテールの少女の美しさや尊さを引き立たせるためだけの役目でしかありませんでした。入り江を隔てた隙間がマルチェロ達と少女の住んでいる世界の差。向こう側に行こうと思えば行けた距離と水位であったにもかかわらずマルチェロは行こうとしなかった。それによって、彼が友人の死や日頃の退廃的な生活によって人と向き合い会話をしようという、記者にとって大切なものを失ってしまったという事が表れていた気がします。また、死してもなお何かを見続けようとする魚と友の死から目をそらしドンチャン騒ぎをして現実を見ようとしなかったマルチェロの対比。悲惨な描写ばかりでしたが、ラストの少女の満面の笑みからはそれらの憂鬱さを全て吹き飛ばすほどの力強い美しさ、希望を感じ、それが唯一無二の救いになっていました。今作が初めて観たフェリーニの作品でしたが彼が「映像の魔術師」と呼ばれている理由が少し分かりました。[DVD(字幕)] 5点(2008-02-12 11:23:45)
22. 蒼き狼 地果て海尽きるまで
《ネタバレ》 う~ん。なんか色んなものを詰め込みすぎた感が否めません。父と子の愛情を描きたかったのか、女性の誇りや存在意義を訴えたかったのか、友情や誓い、約束を描きたかったのか、それともチンギス・ハーンという人物を見せたかったのか、迫力ある戦闘シーンが見せ場なのか、はたまたもっと別のことなのか...。自分にはどれも中途半端な感じがしてしまいました。この映画を観る前にセリフが日本語とか、演技がどうとかは気にせず観に行く事に決めていました。確かに戦闘シーンや即位式など、日本映画ではあまりない迫力を感じることはできましたが「即位式でただ突っ立ているだけの人がいた」など細かい所にばっか目がいってしまう有り様。あの人数で、そこまで徹底するのは無理なことなんでしょうかね...[映画館(邦画)] 3点(2008-01-18 21:51:04)
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