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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 穴(1960) 文句なしの満点。1回目は6人目の脱獄囚として背中に汗をかきつつスリルを楽しみ、2回目はガスパールの立場から究極の選択に苦しんでみる。本作の実直すぎるほどのリアリズムは、いとも容易く観客を映画の中にひき込んでくれる。ところでハリウッドの娯楽映画が大好きで、「ええ~っ、また白黒ぉ~?」と嫌がっていた彼と一緒に鑑賞、途中、彼が「う~っ、胃が痛いっ」と、映画に没頭している様を見て、私はひとり勝ち誇った。これが名作の威力だ。[ビデオ(字幕)] 10点(2007-09-12 01:03:24)(笑:1票) 2. アラバマ物語 力強く信念を貫く優しい父親アティカスが、2003年に「最も偉大な映画のヒーロー」として選ばれたことは、こんな世情だからこそ、本当に喜ばしいことだ。 「相手の靴を履く事」言葉でいうのは易しく、実行は困難を極めるこの言葉を、体現してみせる父親を持つ、スカウトは本当に幸福だと思う。 人種差別を扱った法廷もの、ではあるが、重苦しくなく爽やかな感動を呼ぶという稀有な作品。9点(2004-05-18 12:20:53)(良:1票) 《改行有》 3. アパートの鍵貸します ビリー・ワイルダーのソフィスティケートされた演出には、今さら言うべきことは何もないくらい素晴らしいが、本作では、脚本もまた素晴らしい。 何気ないセリフが伏線になっており、そのどれもが後の場面で効果を発揮する。 さらに、レモン演じるバドは、正にワタシのタイプ、「直球ど真ん中」。その悲哀溢れる表情に悶絶状態なのだ。 さて、気になるのは、キュートなフランと優しいバドのその後だが、、、友人(オンナ)曰く「弱み握られたオトコとの結婚ってのは考えものよぉ~」 ああ~、年をとるってイヤだ、イヤだ。9点(2004-04-23 17:43:19)(笑:1票) 《改行有》 4. 明日に向って撃て! ロイ・ヒル監督が、永遠に色褪せない名コンビを生み出した名作。キャサリン・ロスに激しい嫉妬心を覚えながら鑑賞いたしました(笑)。どのシーンを切り取っても絵になりますが、ラストシーンは切なさとともに、心に焼きついていつまでも消えることはありません。9点(2003-04-29 11:46:41)
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