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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アイアン・ジャイアント 《ネタバレ》 人間と人間以外との心の交流を描いた映画はいくつかあります。この映画もその1つに数えられます。言葉は通じなくても、お互いの行動で意思疎通を図るところなんかは、いつの時代も同じなんですね。ところで、この映画を見て、アメリカは簡単に軍隊を派遣してしまうのだと、改めて感じました。製作されたのは湾岸戦争の後、警笛の意味を込めているのかもしれませんが、この映画を見た小さな子が、将来指示する立場になった時、簡単に軍の出動を命じてしまうのではないかと考えてしまいました。しかも、原爆の発射もあるのです。多民族国家のアメリカが、違う民族とも仲良くしようとする姿は感心できますが、ちょっと話しても理解できないとすぐに命を奪おうとするところは、恐ろしく思えます。考えすぎなら良いのですが。[DVD(字幕)] 7点(2014-10-05 17:36:25) 2. あなたが寝てる間に・・・ 最初から最後まで、微かな可笑しさが漂う物語でした。当時「スピード」で一躍時の人となったS・ブロックが、生き残りをかけて出演したこの映画と「ザ・インターネット」でヒットを飛ばし、スターになったことが懐かしく思えます。「スピード」の役とはガラッと違うおとなしい役でも、良質な演技ができることを証明した、記念碑的な映画です。一般的にはロマンティック・コメディということになってますが、ロマンスに偏らないストーリーが、この映画の成功の秘密だと思いました。[DVD(字幕)] 7点(2008-06-16 22:36:13) 3. アメリカン・ビューティー ブラックユーモアとはこういうことなんですね。そんなことをネタにしていいのかの、と思わせます。ストーリーは良くできています、あまり魅力は感じませんでしたが。世相を反映している分、時代が合わないと、つまらないと言われてしまいそう。赤が印象的でした。[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-12-15 18:32:04) 4. アモーレス・ペロス 先行き不透明な2人の、3つの物語から成り立っている映画でした。共通しているのは"欠落感"でしょうか。愛情を持ているにも関わらず、何かが欠けているため、幸せになりきれない不条理さが感じられます。人間が本来持っている、醜い部分まで描かれていました。[DVD(字幕)] 6点(2006-12-30 23:20:54) 5. アウト・オブ・サイト 《ネタバレ》 ジョージ・クルーニーに対するジェニファー・ロペスの態度が、ホテルのラウンジで向かい合っているときに、もっとハッキリしてくれれば、もっと楽しめたと思うんですけど。本当に好きになっているのか、嘘ついて逮捕するつもりなのか。演出としては、曖昧にして観客の興味をそそる作戦だったのでしょう。[DVD(字幕)] 6点(2006-07-30 00:51:53) 6. アルマゲドン(1998) 《ネタバレ》 SFの主人公が格好良くない映画って、初めて見ました。普通、あーゆーストーリーなら、隕石壊しに行くのは、宇宙船のパイロットでしょ。穴掘り屋が、「地球を救うために穴を彫ってやる」と言っても、全然格好良くない!緊迫感もないしね。ただ、ラストで爆弾のスイッチを押す瞬間に、幼かった日の娘をフラッシュバックさせるのは反則技的な演出です。娘のいる身としては、涙なしに見られませんでした。でも、映画自体の評価は×××。[映画館(字幕)] 2点(2006-02-02 00:39:22)
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