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1. アラビアのロレンス
今更いうことじゃないけど、これぞまさに超大作。とにかく長いが、それでも全然気にならない(完全版でもそれは同じ)。とにかく砂漠をここまで描ききった映画はないでしょう。地平線いっぱいに広がるテント、顔も服も真っ白になってしまうぐらいの砂嵐、観ているこっちまで汗をかいてしまうような灼熱の太陽、どれをとってもため息が出るぐらいにすごい。『スターウォーズ・エピソード1』にも砂漠のシーンがありますが、全然迫力が違いますね。印象的な「絵」が多い映画ですが、特に好きなのはマッチの火が砂漠の夜明けに変わるシーン。『2001年宇宙の旅』における、骨が核衛星に変わるシーンなみの凄さがあります。[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-22 21:28:51)
2. 赤ひげ
三船敏郎が出演した最後の黒澤映画であり、最後のモノクロ作品でもある。確かに集大成的な感じはあるけれども、どこか説教臭いところがあってちょっと困った。特に佐八の臨終とかおとよのエピソードなんかは、過去の黒澤作品に比べてもちょっとお涙頂戴な感じがします。[DVD(吹替)] 7点(2005-11-20 20:00:58)
3. アパートの鍵貸します
なんとか「お客」がブッキングしないようにせっせと調整するシーンが非常に楽しいのだが、どうせなら「あわや鉢合わせ!?」と思わせる展開があった方がもっと面白かったかも。全体的に割と楽しめたものの、納得がいかなかったのが最後のキューブリックの決断。あれが当時の恋愛観なのかなぁ?[DVD(字幕)] 6点(2008-06-22 13:37:22)
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