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プロフィール |
コメント数 |
230 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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1. アニーよ銃をとれ
ベティ・ハットンが主演することによって、いい意味で全開子供向けに作られていると感じる楽しいミュージカル。やっぱり好きです、この手作り感。
曲名知りませんが、ザッツでも出てきたメチャ楽しい子供の喧嘩を歌にしたかのようなハワード・キールとの大熱演は見モノ。
ただスターのオーラとかシーンのオーラに期待は出来ないことと、必要以上に歌のシーンが多く、しかも曲の出来がイマイチと感じるものが多かったのがマイナス。
それでも "気ままな暮らし"と、これでもかって繰り返される "ショウほど素敵な商売はない"の、この感慨。
個人的にはジュディ・ガーランドへの思い入れ、そして本作に限ってはそれ以上にエセル・マーマンへの憧れがグルグルと頭の中を駆け回って、そういう思い巡らせてしまうことでも非常に感慨深い作品です。
[DVD(字幕)] 6点(2007-10-28 12:14:47)《改行有》
2. 悪魔のような女(1955)
終盤のスリリングな観せ方は、観る側に心臓の悪い嫁はんの身体を労わる心理をも巻き込んで容赦ないですね。マジで恐かったし、ラストもびっくりしました。これじゃ本当にお化け屋敷ですよ。シリアスでカビの生えそうなジメジメした要素がジンワリ染みてくる構成は素晴らしかったです。ただシモーヌ・シニョレの神取忍っぷりがちょっと強すぎて、"なんか、おっさんみたいな女やの~" って鑑賞中、何度も気になってしまいました。
[ビデオ(字幕)] 7点(2007-06-24 21:56:22)《改行有》
3. 雨に唄えば
すべてのレヴューシーンが健全でありながら爆発的な覚醒作用がある。ミュージカル映画だけに許される構成を逆手にとって、ミュージカル映画にみんなが期待しているもののすべてがあり、その醍醐味が凝縮されている。なぜここで唐突に歌いだすのか?なぜここで唐突に踊りだすのか?そんなお門違いな素朴な疑問の全部を吹き飛ばして、それでいてその全部に答えを出している。
個人的に最高なのは、滑り込んだジーン・ケリーの前に帽子をつま先にかけたシド・チャリシーの足が映される、そこから僅か数分の計算されつくした素晴らしいシーン。彼女の登場シーンは僅かではあるが、この最高傑作と言えるミュージカル映画へ残したインパクトは計り知れない。
[DVD(字幕)] 10点(2006-04-16 19:11:07)(良:1票) 《改行有》
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