みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アフタースクール 《ネタバレ》 濃密な102分でした。「運命~」同様、二転三転するストーリーに舌を巻きつつ、「あのなあ、学校なんてどうでもいいんだよ。お前がつまんないのは、お前のせいだ」って、こういう、い~いセリフが胸にしみるのが、内田監督作品。ファンです。[DVD(邦画)] 10点(2010-02-04 13:10:51)(良:1票) 2. 愛のむきだし 本作については、「満島ひかり」。女優誕生の瞬間を見届けた4時間だったと思う。[DVD(邦画)] 9点(2011-09-23 14:10:55)(良:2票) 3. アイアンマン 《ネタバレ》 先日、ロボコップを観たときには、ぎこちないロボットの味わいは今どきの作ではありゃしめえとか書いちゃいましたけど、最近のヤツもこれはこれで面白いですね。空飛ぶときは、手でバランスとるんだ。ふーん。開発シーンがよかったです。続編があるかと思うと楽しみ。でもすぐ見なくって、スカッとしたいとき用にとっておくんだ。[DVD(字幕)] 8点(2013-09-01 22:24:00) 4. アヒルと鴨のコインロッカー 《ネタバレ》 原作未読。ずいぶんと素早くて、小さくなっちゃた生まれ変わりだったワケですね。しかし、「河崎」にとっての「椎名」は来るべくしてやってきた運命の人。前半、椎名を振り回しっぱなしに見えた河崎が、ラストあたり、逆において行かれて、彼を目で追い続けるシーンが印象的。良作。[DVD(邦画)] 8点(2011-08-12 15:00:21) 5. アキレスと亀 《ネタバレ》 分からないのは、絵で世に認められたいのか、描き続けられれば満足なのか。また、シャッターペイントされた商店街の皆さんに、「あいつら、芸術が分かってないんだよ」。言葉数が少ない主人公が、絶対言わないセリフです。必ず否定されることが分かっているのに、足繁く怪しい画商のもとに通うシーン。理解者が欲しいのだとは思うが、画商にこうまで振り回されて、なぜ絵を描き続けられるのか。唯一無二の人に去られて、空き缶に20万円の値段を付けるシーン。正気を失い、缶にそれだけの価値をみたのか、今までのことを否定しているのか。空き缶を放り投げるシーン。絵を描くのをやめたのか、そうじゃないのか。そもそも、なぜ「アキレスと亀」。でも。分からないことづくしなんですが、ろくでなしの真智寿のことが気になってしょうがない。つまり、うらやましいんです。北野作品はバイオレンスなヤツより、この系譜の方が好きです。また、こんなの撮って欲しい。[DVD(邦画)] 7点(2012-11-18 11:29:17) 6. アバター(2009) それらしい効果が発揮されるシーンが出るたびに、「お、今のコンソール、すごく3Dだった」とか、「このクラゲみたいなやつも、結構いいぞ」と、あたかも3D賃(+300円)の元を取ろうとするがごとく、見てしまったワタシは貧乏くさいです。でも、今商業ベースで最高のレベルの3D技術の限界をみた感じです。死ぬまでに、メガネなしで3D映画を見たい。 [映画館(吹替)] 7点(2010-01-07 17:04:26)《改行有》 7. 歩いても 歩いても 《ネタバレ》 なんかとてもうまくできているなあという印象はある。向田邦子作品のような家族あるいは夫婦の描写。チリチリした痛み。でも、何かこう、ガツッと引っかかってくるモノがない。ちょっと喰い足りない。この登場人物たちの知らない、この家族の事柄があるんじゃないかと思ってみたり。長男の元嫁がドラマを抱えて画面の外にいるんじゃないかと思ってみたり。[DVD(邦画)] 6点(2013-10-06 19:32:06) 8. 明日、君がいない 《ネタバレ》 『100日後に死ぬワニ』みたいでもあるよね。しかし。やっぱり彼女が死んだ理由がわからない。恋心を抱いていた彼が、とんでもないヤツだと気づいてしまったから(メロディとの争いを目撃してしまった)? いつどんな人もふと魔が差してしまいかねない、憂鬱なハイスクール生活だから?彼女のことも朝からモノローグ付きでフィルムにおさめていれば、なぜあんなに気分が落ちたのかわかるはず。誰でもない人が、突然死ぬことはないんですよ(と思いたい)。6人の物語がそれぞれ狭い空間で、時間戻したりしながらちょっとずつ進んでいく構成は面白かったです。【追記】オーストラリア版『桐島、部活やめるってよ』みたいでもあったな。[DVD(字幕)] 5点(2020-03-20 17:27:28) 9. 相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿 《ネタバレ》 萩原聖人のムダに力の入った演技が、図らずも六角精児の魅力を引き立てています。ギターを弾く米沢守、米沢守のお宅拝見、別れた妻との再会を妄想する米沢守、など。米沢守全開。米沢好きには、たまらない作品ですね。なんか少なからずいると思うんですけどね。そういう人。いやいや、だからこそ作られた一作なのでしょう。[DVD(邦画)] 5点(2010-03-28 21:43:42) 10. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン 《ネタバレ》 「トリック劇場版」でも感じましたが、この手の作品は、テレビドラマのファンの人たちがレンタル店で借りて見る2時間バージョン版を想定して、あらかじめ作っているのだと思う。家族みんなで楽しめましたので、+1点。しかし、犯人が自供してからのくだりが長すぎる。「Sファイル」の公表は、最後のサービスカットとして、タイトルクレジットを回しながらやった方が、カタルシスがあったんじゃないかなあ。[DVD(邦画)] 4点(2009-02-22 07:42:51) 11. RPG 《ネタバレ》 どうしようもない女に愛想を尽かされ、他の男に走られつつも、ただ陰気に追いかけていく主人公。本作は、徹頭徹尾、お話しが暗い。この手のものは、本来、徐々に陰惨な方向へエスカレートしていくタイプのものじゃないでしょうか。この設定なら、前半部分でいくらでもお笑いパートも入れられたはず。メリハリなく、辛気くささの一本調子。カタルシスなし。頼むよ。こっちも、現実逃避のために映画見てるんだからさぁ(泣)。[DVD(字幕)] 2点(2011-11-17 16:17:22)
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