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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アウトレイジ 最終章 《ネタバレ》 相変わらず日本映画界の実力派による超豪華な学芸会ヤクザ映画。お話は陳腐でいい加減そのもの。 1作目と2作目はよく似ている雰囲気だったが今回は細部を色々変えてきてた。韓国マフィアとヤクザの雰囲気のコントラストがなかなか興味深い。スーツの着こなしや銃声、演技や演出のディテールを楽しむのが正解。タケシと西田敏行とピエール瀧がこの映画の中心なんやけどこの3人の演技が変。わざとなのかはわからないが周りを固める役者が素晴らしかったぶんちょっと不満。[映画館(邦画)] 6点(2017-10-14 12:21:33)《改行有》 2. アウトレイジ ビヨンド 《ネタバレ》 前作とほぼノリは一緒。会話に関西弁がプラスされたくらいか。関東ヤクザのパートはいいんやけど関西ヤクザのパートに違和感がある。一人ひとりの演技というより掛け合いの問題。前回いい演技してたなと思った役者が軒並み死んでいたのでパワーダウンは否めない。 今回ちょっとタケシの役どころがいい格好し過ぎでバランスが悪い。[DVD(字幕)] 5点(2017-10-14 12:15:23)《改行有》 3. アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 公開当初劇場で観たけど内容をまったく覚えてなかった。 暴力を通してなんの主張もしないので観た後どんな映画だったか全部忘れてしまっていた。おそらく意図的に暴力から意味性を排除しているんだろう。 任侠映画にある情緒や実録物にある緊迫感は皆無。たまに笑いは交えるがひたすら乾いたザラザラ感が続く。なのでたいして面白くない。 ヤクザの手口や雰囲気がちょいありきたり過ぎる。ただ会話のテンポやったり、画の面白さでついつい観いってしまう。 バイオレンスも笑いも今メジャーな邦画でこんなに監督らしさが出せるのは北野武しかいない。[DVD(字幕)] 7点(2017-10-14 12:11:06)《改行有》 4. アジャストメント 《ネタバレ》 良質SFを能天気な作品に仕上げたせいかかなり評判悪いですね。 しかし僕はその能天気さに惹かれてしまったので、楽しめました。 なにより「運命」が話の中心になるものに弱い。 手垢のついた設定に、ベタな展開でもまったく気になりませんでした。 観たことありそうでない最後の扉を開けていくシーンも好きです。 NYの風景がとても綺麗に撮られているのも良かった。 ただ最後のモノローグはいらなかったなぁ。 作品のテーマをもろに語っちゃ余韻もクソもなくなってしまう。 下半身露出が伏線だと深読みしていたのですが、あっさり流されてしまって驚きました。 アメリカでは良くあることなのか。[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-30 08:50:05)《改行有》 5. アナと雪の女王 《ネタバレ》 評判なんで観にいったんやが、予想通り苦手な部類の映画やった。 アラジンくらいからかディズニー映画が夢の世界から現実の世知辛い部分を取り上げるようになってる。 今まではそれほど気にならない程度やったけどアナ雪はそれが過剰。 野暮なんよね。 そもそもピクサーアニメのキャラクターは苦手だ。 ただ雪や冬の表現は美しい。 [映画館(字幕)] 5点(2014-07-02 19:40:08)(良:1票) 《改行有》 6. アルゴ 《ネタバレ》 架空の映画スタッフに化けさせるってアイデアは突飛かもしれないけど、これといって奇をてらった演出があるわけではない。 それやのにグイグイ引きこまれてしまった。 緊迫感が半端ない。 どこでロケしてるのか分からないんやけど、1979年のイランの緊張状態と当時のアメリカの細かいところまですごくリアルに表現されていた(イラン革命に関して少し勉強したことがあるのでなおさらそう感じた)。 ラストの離陸は思わず映画館の椅子の端を握り締めてしまった。 社会派ドラマとしても楽しめるし、SF映画好きならちょっとニヤリとしてしまうネタもチラホラ。 日本人には興味ない題材やからそんな人入ってないやろな~と思ってたらほぼ満員でした。 [試写会(字幕)] 8点(2012-11-15 19:35:36)(良:2票) 《改行有》 7. 悪人 《ネタバレ》 上映当時、私の周りでは一般視聴者からは爽快感がない、映画にうるさい人からは薄いと酷評されという不遇な作品でした。 悲劇に悲劇をただひたすら重ねただけで、なんか映画としてコレといって観るべきとこがないんですよね。 でも私としては主役以外の悪人のような人たちに実際に会ったことがあるんで経験からちょっと点数が甘め。 メディアスクラムも近所で見たことがあるし、あんな男にも会ったことがあるし、健康食品には引っかかってないけどハードに勧誘されました。 まぁあんな女には引っかかったんですがね・・・。 映画的に誇張されてると思われがちですが、まんまこの悪人たちはこの現代社会に生息しています。[地上波(邦画)] 7点(2012-10-11 02:50:56)《改行有》
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