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【製作年 : 2020年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. アステロイド・シティ 《ネタバレ》 ウェス・アンダーソン監督は「犬ヶ島」の時に「この監督とは合いそうにないな」と感じたが「グランド・ブダペスト・ホテル」で「いや、結構いいかも」と思ってた。 この作品は結論から言うと「やっぱり合わないかも」だった。 内容はいつものウェス・アンダーソンの群像劇です。この監督の味が好きな人には至福の時間でしょう。 個人的には3人の姉妹が母親の遺灰をモーテルの裏庭に埋めてしまい何とか掘り起こそうとするトム・ハンクスにギャーピー怒るシーンは唯一面白かった。 時間的には長くないし作品的にそれなりの完成度ではあるので、自分なりに面白いシーンを探すのも良いかもしれない。[映画館(字幕)] 6点(2023-09-03 09:02:10)《改行有》 2. アバター:ウェイ・オブ・ウォーター 本作を見る前の予想は「おそらく水中の3D映像は物凄いのだろう。ここが良かっただけでも良しとしよう」でした。 で、その予想が寸分も外れてない事が分かりました。 水中の3D映像は確かに凄いです。こりゃ金も時間も滅茶苦茶かかっただろう。ここだけでも映画館に行く価値がある。 反面ストーリーは前作以上にスカスカです。ラストも引いてるんですぐに次作につながりそうです。 こりゃ3までは自動的に上映は決定でしょう。よっぽど売り上げが伸びなかったら話は別ですが。 映画ファンとして予想を裏切る展開を期待してたんですが、それが全く無かった事が返す返すも残念です。 「ターミネーター」「タイタニック」「アビス」と言った自作へのオマージュも数多くあるけど、オリジナルよりスケールダウンしたセルフパロディにしかなってなかったです。 本作は3Dビジュアルだけでも映画館で見るべき作品です。 そこを後押ししたかったので8点にするつもりだったのですが、どうしても7点以上は付けられないです。 まぁ、ここの読者はよもや配信で済まそうと言う方はいらっしゃらないと思いますが。 これは配信されないと思うよ。劇場上映に特化した3D映画です。 赤字覚悟のキャメロンの大放出と言う事でやっぱり8点にします。 2/1追記。 IMAX上映が復活してたんで2回目の鑑賞をしました。暇だったもんで。 2回目ではびっくりするくらい感銘を受けなかったです。 ビジュアル目当てではあるけど「えっ?こんなもんだったっけ?」と言う感じ。CGアニメだからか臨場感が全くない。 でもこないだネットで見た「ジュラシックパーク」はティラノザウルス出現シーンの迫力は全く変わってなかった。見せ方の差ですかね、これは。 1回は見るべきだが、2回は不要と言うのが結論です。 赤字にはならなかったようだし、点数はやはり7点に変更します。 2/9更に追記。 テレビで「アバター」やってたんで見ました。 見るとストーリーはつまらないと思っていた1作目も、この2作目よりは遥かに面白いと分かりました。 1作目の7点よりも評価は低いと感じたので、点数は更に6点に変更します。 どんどん下がってくるな。。。もっともファーストインプレッションでも「どうしても7点以上は付けられない」だったんで結局のところ6点が妥当かな。[映画館(字幕)] 6点(2022-12-16 14:54:19)《改行有》 3. ある男 《ネタバレ》 うーん、ミステリーとしては今ひとつだな。特に意外な展開もなく想定の範囲内の展開が続く。安藤サクラの家庭は丁寧に描かれているが、妻夫木くんの家庭のゴタゴタはサッと流す程度で描く必要性が感じられない。ラストの含みも描く必要があるか?柄本明の妻夫木くんへのイジメも見てて不快なだけ。どうにも納得できる展開がなかった。[映画館(字幕)] 6点(2022-11-20 18:52:38) 4. RRR 相変わらずのインド映画で1本で映画4〜5本は見たかのような密度の濃さです。3時間を超える長さもあり、見終わると家に帰ってしばらく横にならないといけないくらい疲れます。特に今回は英国統治下のインドが舞台であり、コメディ色は低く全般的にシリアスなので余計に疲労が大きいです。また支配者である英国の残虐さが目立ち完全なヒールとなってます。見た率直な感想は「もう充分。お腹いっぱい」です。子供が銃を持ち戦うシーンは個人的になしなんで得点は低めです。[映画館(字幕)] 6点(2022-10-22 19:24:11)(良:1票)
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