みんなのシネマレビュー
すかあふえいすさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 この傑作はどのジャンルに当て嵌まるのだろうか。基本はホラー映画だけど、殺人鬼に襲われる犯罪映画でもあるし、ところどころシュールな破壊力を味わえるギャグ映画でもあるし。 いずれにせよありきたりの材料をあそこまで上手く利用して1本の映画に仕上げる・・・その恐ろしい手腕が光る映画だ。 本編の内容も凄いぜ。 行って→襲われ→叫んで→逃げて→叫んで→逃げる。 大量の流血も、余計なスプラッタも一切無い。 あるのは血にまみれたチェーンソーの唸りと、無機質な扉の中に消えていく「いけにえ」たちの叫びだけ。 それが「テキサス・チェーンソー」という映画であり、実際に起きた猟奇殺人事件を下敷きにしているそうだ。 冒頭の不気味な“オブジェ”もまた、実際の猟奇事件の一部を“再現”したものらしい。 それだけに現実味もあるが、話が余りにぶっ飛んでいるのでそれも忘れてしまいそう。 不用意に近づいた者をあっと言う間に捕縛し、処刑台に連れ去りドアを閉じる。金切り声を挙げる悲痛な叫びを聴く者は誰もいない。今まで感じた退屈な空気を一気に吹き払う衝撃。 芸術的とも言えるこのシーンだが、その後のかなり突飛な展開や全力疾走で叫び続けるヒロインを見た後では、腹筋崩壊を禁じえない人も多い筈。もはやギャグ映画の領域。 それだけ俺が恐怖に慄いたからなのか、逆にギャグとして楽しむ方向に心境が変化してしまったのか。 俺がおかしいのか、世の中がおかしいのか。そんな事すら考え出してしまいそうになる。 ラストシーンのアレを見たのなら・・・もはや何も言うまい。 トラックの運転手とのやり取りで笑うなという方が無理だ。[DVD(字幕)] 9点(2014-08-01 22:30:21)《改行有》

2.  暗殺の森 《ネタバレ》 ベルトルッチ初期の傑作。人によっては「ラスト・エンペラー」ではなくこの作品がベルトルッチの最高傑作だという人もいるそうだ。確かにそれほどの作品なのだろう。俺は最後まで余り好きになれなかったが。 第二次大戦前夜のイタリア。 主人公のマルチェロはファシスト組織の一員として暗殺の任務をこなす日々を送るが、幼き日のトラウマと優柔不断な性格で冷徹な殺し屋に成りきれずにいた。 まあ、殺しを部下に任せている事・銃もまともに撃てないなんて随分「中途半端」な殺し屋だ。 新妻となるアンナはマルチェロの裏仕事を知らない。 マルチェロも何処かファシストから足を洗いたさそうな表情を見せる。殺し屋一筋のマンガニエーロはそんなマルチェロをため息をもらしつつ護衛する。 マルチェロを励ます(?)マンガニエーロの姿はちょっと応援してしまう。 当の本人は殺しよりも魅力的な人妻にメロメロだ。いや夢中なフリと言うべきか。いや本当に惚れていたのかも。 母親の情夫、恩師の人妻・・・まったく嫌な事件だったぜ。やるせない。 車の中から“あの人”を見つめる姿なんてもう・・・ね・・・。 マルチェロが見た「アイツ」はソックリさんか本物か。それは解らない。 戦争によって狂い、戦争によって心を“抹殺”されていったマルチェロは今後どのような人生を歩むのか。そんな事を思うラストだった。[DVD(字幕)] 9点(2014-05-20 23:12:24)(良:1票) 《改行有》

3.  アウトロー(1976) 《ネタバレ》 アメリカ建国200年記念の名にふさわしい堂々とした西部劇。 フォレスト・カーターの原作に、イーストウッドの西部劇に対する愛情と野心を詰め込んだ傑作。 「許されざる者」や「ペイルライダー」も良いが、やはり俺は二挺拳銃の唸りが熱い本作を推す。 強烈なファーストシーン、カスタマイズ銃やガトリングの唸りなどガンファイトに富んだ血のたぎる作り込み。 時代のうねりによって復讐者と化す「ジョージー・ウェールズ」の波乱の旅を描く。 アメリカの豊かな自然、 西部の厳しき大地、 大地に生きる人間の生活感溢れる力強さ、 染み渡る日本的情緒、 カッコいいオッサン・・・! 主人公は最初普通の開拓民で、家族を殺された事で復讐の旅を続ける無敵の唾吐きガンマンになっていく過程が面白い。おまえは何回ツバを吐くんだ(笑)また主人公も仲間に助けられながら窮地を脱する場面もかなりあった。仲間あって無敵が本作の魅力でしょう。[DVD(字幕)] 9点(2014-01-30 10:38:26)(良:1票) 《改行有》

4.  アンドロメダ・・・ 《ネタバレ》 ロバート・ワイズのSF映画は結構面白くて好きなのだが、流石に「地球が静止する日」や「スタートレック」等に比べると派手さに欠け題材も取っ付きずらい印象。 宇宙船やら宇宙人やらが出てくる映画を期待した人間はさぞかし肩透かしを喰らったと思う。 本作のSFは「少し不思議」なミステリー仕立てだ。 人々が全滅した街に残された「未知」。 生存者は? 何故生存したのか? 物語は淡々とした作りだが、徐々に「未知」の招待に近づいていく緊迫感が漂う。 近未来風のセットではなく、あくまで当時の技術で魅せる事にこだわった造り込み。 宇宙人はいるのか? 地球外生命体はいるのか? いずれにせよ、地球外生命体が本当に発見された時が再評価の時だと思う(スタートレックしかり)。 核で成長とかその発想はなかったわ。 そういやトランスフォーマーで「レーザーウェーブ」ってロボットがいるのよ。 好物が核燃料だぜ? 是非とも福島の復興に来てください(超切実)。[DVD(字幕)] 8点(2014-01-22 00:14:29)《改行有》

5.  ある映画監督の生涯 溝口健二の記録 《ネタバレ》 溝口健二、そしてその全てのファンに捧げられたともいうべきドキュメンタリー。 まあ溝口健二を余り知らない人が見ても楽しめるかどうかは解らないですが、多くが語られてこなかった溝口健二について知る事が出来る貴重なフィルムです。 溝口健二が何者なのか、溝口健二がどんな映画を撮ったのか。それを探るために溝口健二と関係が深かった人々に片っ端からインタビューしていきます。宮川一夫、川口松太郎、依田義賢、増村保造、それに伊藤大輔まで!そして溝口映画を彩ってきた女優たち。彼女たちの老いた姿は最初ショックかも知れませんが、当時を活き活きと回想する姿はじんわりしてしまいます。特に「祇園囃子」についてのシーンが印象的。「祇園囃子」は溝口健二に言わせると間に合せの作品だったそうです(えー!?間に合せであんな面白い映画を撮ったの)。「力を抜いて」なんて聞く兼人さんはちょっとデリカシーに欠けている気がします。モチロン悪気は無いと思います・・・ただ、命懸けで役を演じてきた人に対して「力を抜いて」は無いでしょう。聞かれる方は目が笑っていないんですもの。「おめえさんに何が解りますんや?」とでも言われているような冷たい目が怒りに似た心情を感じさせます。ただ良くも悪くも「祇園囃子」を始めとする溝口映画がまた見たくなるほど刺激のある内容です。[DVD(邦画)] 8点(2014-01-18 15:52:53)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS