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1. 狩人の夜
《ネタバレ》 そんなに面白いですか、これ? 中盤まではサスペンス映画らしい雰囲気だし、ロバート・ミッチャムのキャラクター設定と川底で揺れる死体の描写には感心しましたけど、後半はグダグダじゃないですか。あれだけ周囲を欺くのが得意だった男が、急に正面突破を図ろうとする馬鹿に変身。撃たれた後も捕まるまで納屋でじっとしてるって、どーゆーこと? ラストにしたって巧いエンディングが思いつかなくて、リリアン・ギッシュに説教臭いことを語らせて無理矢理締めてる様にしか見えません。有名な“LOVE”と“HATE”の刺青のインパクトも消え失せました、3点献上。3点(2004-12-15 00:17:03)(良:1票)
2. 海底二万哩
私の経験した数少ない他の50年代SF映画と比べると、相当ハイレベルの特撮と大作映画っぽさにまずびっくり。巻頭からいきなり歌い始め、以下徹底的に軽い主役を颯爽と演じるカーク・ダグラスにもびっくり。シリアス部門を一人で引き受けていたジェームズ・メイスンが、唯一人浮いてるような感じも個人的にはツボです。巷の評判がいくら名作・傑作と持ち上げていようとも、この頃のSFってどうしても間延びした感じが否めませんでしたが、本作は想像以上に良く出来たSFアドベンチャーでした。現在観ても色褪せてる等ということはありませんので、ご家族で是非、7点献上。7点(2004-03-12 16:47:21)
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