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1. 火天の城
《ネタバレ》 幻の安土城を造った宮大工の話。と聞いて宮大工すきなんで、見に行きました。
最初のカンナをかけるシーンでおおっとおもったのですが、それで終わりでした。
あとはなんかだらだら。3級の人情芝居になっちゃった。
なんで織田が主人公をわざわざ選んだのかとか、そういうのは説明されないまま。
あっという間に引き受けちゃうし、ただの宮大工のくせに侍はもとより織田信長にまで口をきく始末。しかも何回も。普通ならあっというまに打ち首ですよ。
あと、なんかえらい大工らしいことをもっともらしくいってるんだけど、「もう工事すすんでるのにいまそんな基本的なことを??」っていう感じです。初心者のイチゾウにいうならまだしも寺島さん演じるのはもう中堅の宮大工っすよ?宮大工のことなんにもしらないやつらに工事任せんな!!って感じでもうだめでした。
娘は大工の娘なのにえらい奇麗な服着てるし、アップ多いし。
死んでる人生き返るし。あれにはもう閉口です。
意味の分からないワイヤーアクションにもビックリして笑っちゃいました。
このないようで2時間ちょっとはきつかった。ながい。もっとコンパクトにまとめてほしい。最初のタイトルまでのシーンは良かったので、2点。[映画館(邦画)] 2点(2009-10-04 22:20:21)(良:1票) 《改行有》
2. 崖の上のポニョ
最近の映画はとにかく、CMや「○○のブランチ」などでほぼ映画のストーリーやら見所やらを見せつけられてから映画館に行くことが多いので、みながら「あぁこれがあのシーンか・・・」とふと冷静になってしまうことがあります。ポニョはCMもさっぱりしたものだったし、情報がほぼなくて、予備知識なしで見に行ったので、映画を見る前と、見たあとでは全然印象が違います。
宗助を求めてポニョが全力でぶつかっていくシーンがよかった。
あんなにまっすぐに気持ちをぶつけられるってすごいよ。ストーリーはかなりむちゃくちゃしてるし、なんで??とか思う所もあるんだけど、そういうのを気にせずに受け入れてしまえば、見てる方も細かい所を気にせずに素直に映像のきれいさとか、幼い二人の気持ちの迷いのなさとか、そういうことに気持ちよく見れました。
しかし、いかんせん、やりっぱなし、だしっぱなし。回収しきれてないどころか、まったく回収する気のない終り方にはちょっと残念です。[映画館(邦画)] 7点(2008-08-14 09:31:10)《改行有》
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