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コメント数 542
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評価順12
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21.  家庭 《ネタバレ》 アントワーヌ・ドワネルもの第4作目。この時代のフランス映画の色調はかなり好き。ストーリーも、大きな起伏がなく平凡で、これはこれでまたいい。 二人の結婚生活はとても幸せそうで、近所付き合いも良好。しかし、すべてが上手くいっているにもかかわらず、アントワーヌの気持ちは何故か横道にそれてしまう。 アントワーヌが他の女性に気移りする理由が描かれていないようだが、もちろんそれは意図的なものによるもので、それは、駅のホームの赤ちゃんの看板を見て子供を作るのを思い立ったりといった行き当たりばったり的なドワネルの生き方みたいな感じ。 一方のクリスティーヌの方は、ドワネルの浮気が発覚した時は涙を流すほどに怒ったけど、しばらく経てば落ち着いて対処していてドワネルを手玉に取っているよう。実に良く出来た奥さんである。和服を着て化けてでてきた時はゾッとしたけど、世の中の旦那に浮気された女性の気持ちというのは、まさにあのような気持ちなんだろうなぁ~。 若干、無駄な脇役が多かったのと、オープニングのテーマ曲がミスマッチだったのを除けばさらにいい。ハッピーエンドで上手く締めくくったけど、次作は・・・“逃げ去”っちゃうの?? [追記]解釈を間違えてました。看板を見て子供を作ったのではなく、あれは、クリスティーヌが「服飾デザイナー・婦人科医・公訟人」のビルにそれとなく入り、ドワネルが看板を見て初めて子供ができたことに気づくという尺だそうです。DVDの特典にて発見。[DVD(字幕)] 8点(2007-12-22 18:41:35)《改行有》

22.  カトマンズの男 《ネタバレ》 投稿ゼロから推測される相当の駄作と思いきや、観てみたらこれが面白い。 ヨーロッパやアメリカの人が東洋を舞台に映画を作ると、大抵は変な違和感があるのですが、この映画はコメディ色が強く、そのおかげで西洋人の表現するヘンテコな東洋かぶれっぷりが妙にマッチしているように思えます。 この映画はとにかく見どころが満載で、書きたいシーンは山ほどあるのですが、海に飛び込んだアルチュールが吊り上げられて煙まみれになったり、何台もの車が交差点に向かって突っ込んできたりするド派手なシーンも、今まで観たベルモンド主演の映画では決して見られないものですし、馬鹿デカいベルモンドのモンタージュ写真も吊り橋のシーンも女装も、みんな非常に楽しんで観ることが出来ました。 もちろん、ベルモンドだからこそ面白いというのは言うまでもなく、ハリウッドのアクションスターが同じことをやったら失敗作になるのは間違いナシです。 [2021.5.21追記] 改めて観てみて良かったのが、アレクサンドリーヌ役のウルスラ・アンドレス。 持ち味の美貌のみならず、終盤で殺し屋のセスナ機に飛び乗って格闘したりする身のこなしの軽やかさは必見。 終盤の盛り上がりに一役買っているのを完全にスルーしてしまっている昔の俺(笑)。 それと、建物の馬鹿デカいモンタージュ写真をよく見ると、こっちは髭が生えていて面白い。付け髭してからいつ撮ったんだ?[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-12-06 18:27:04)《改行有》

23.  カビリアの夜 《ネタバレ》 ジュリエッタ・マシーナ扮するカビリアの、娼婦生活から足を洗おうとする一生懸命な姿、特に、教会で涙する彼女の姿に心打たれました。 一歩一歩順調に階段を上がっていくなぁと思いながら見ていると・・・やられました。このまま上手くいくはずなんてないとは思っていながらもあのラストですからね。衝撃でした。 フランソワ・ペリエの目のドアップのワンカットなんかを見ると、“映像の力”ってやっぱりあるよなぁ~って思います。 エンディングのワンシーンもジュリエッタ・マシーナだからこそあのように望みあるエンディングを迎えられるわけで。こういうのって彼女の発するオーラですよね。 けど、何回聞いても“カリビア”って言っちゃうんだよなぁ。是非、また観ます。*[映画館(字幕)] 7点(2006-12-03 05:31:37)(良:1票) 《改行有》

24.  顔のない眼 《ネタバレ》 まず、クリスティアンヌの仮面を外した顔を出さないのがいい。それによって、見る側の想像力を駆り立て、より恐怖心が増すように描いたのが功を奏したのだと思う。 そして、この映画一番の注目ポイントは、何といっても女優エディット・スコブの天才的な演技力であると断言したい。眼の動きと立ち振る舞いだけで心に傷を負った少女の心情を完璧に表現し切っている!ここまで演じられる役者はそうはいない。途中、素顔で演じる場面もあるのだが、この時の顔がまたそれまでにイメージしていた顔とピッタリ重なって、本当に適役というに相応しい演技だった。 全体的に面白い映画なのだが、オープニングでのやや明るい調子の音楽がマッチしていなかったのと、終盤での警察の立ち入りの場面で、実験台の女が眼を覚ましそうになっている映像をカットバックで入れればより一層の切迫感が生まれた筈だけに、惜しいと思う。 最後、手術台の女を逃がし、ルイーズを刺し、自分のために実験台になった動物たちを解放して出来る限りの罪滅ぼしをしたクリスティアンヌ。そして、彼女は森の中へ歩き出す。恐らく、自殺を図るのだろう。わずかの救いも感じられない映画だけど、こんな悲しい映画もたまにはいい。[映画館(字幕)] 8点(2006-07-04 00:52:58)《改行有》

25.  會議は踊る 《ネタバレ》 ナポレオンって、実際には国に帰って来たんでしたっけ?確か、そのまま地中海の島で余生を送ったんじゃなかったかなぁ・・・と思い調べてみると、ナポレオンは一度フランスに帰ってきたらしいです。しかし、またもや敗戦し、今度は脱出不可能な大西洋の孤島に送られて、そこで生涯を終えたそうです。 私はといえば、世界史はほとんど勉強したことがなかったので、この映画の背景に関する知識も全くなく、しかも理解力にも乏しい為、何故ナポレオンがフランスに帰ってくるとロシアの皇帝がウイーンを去らなければならなかったのかがわかりませんでした。それほどナポレオンが恐れられていたということでしょうか? ↓のレビューを拝見すると、先に書かれている方々が仰るとおり、「ただ一度だけ」の馬車のシーンの延々と続く長回し撮影は、よくもまぁこんなに長々と、しかもちゃんと表情を捉え続けたまま撮ったなぁ~と、このシーンは妙に印象に残りました。あと、もう一つ個人的に好きなところは、メッテルニッヒオーストリア首相が水をグラスに注ごうとした時にロシア皇帝が現れ、驚きの余りピッチャーを傾けたまま固まってしまっているところを元に戻したのがロシア皇帝だった、というシーンです。 トータル的には、華やかなシーンあり、ユーモラスなコメディあり、楽しく歌を歌うシーンありで、素直に楽しめた映画だったと思います。欲を言えば、幼なじみの彼と一緒になってハッピーエンドで締めて欲しかったんですけどね。[映画館(字幕)] 7点(2006-02-26 23:05:24)《改行有》

26.  怪物團 私が観たのも「フリークス」(デジタルリマスター版)というタイトルでした。 まず、この時代にこんな映画が存在したというのがすごいと思いました。こういうのって、映画が世に満ち溢れ、映画に対して飽きが来るころになって作られるような印象があるのですが、映画創世期のこの時代から早くもこんな作品を作ってしまう、という事に驚きました。 さて今の世の中ですが、バリアフリー化が進んだお陰でひと昔前よりも身体障害者の人たちが社会に出ることが多くなってきたと思われます。そのせいか、この映画の中のフリークスの人たちにはさほど驚きもなく、ストーリーもやや退屈に感じられました。よく考えてみればわかりますが、この映画のストーリーって、健常者同士に置き換えて考えてみれば(例えば、美女とブ男)普通に映画やドラマなんかに出てきそうなストーリーではありませんか。おまけに、ラストの復讐劇でもさほどスリル感を味わうことができなかったので、ここは控えめに5点とさせて頂きます。もし仮に、あと10年昔に観ることができてたとしたら、今よりも衝撃を感じることができたのではないかと思います。[映画館(字幕)] 5点(2005-12-24 15:58:17)《改行有》

27.  勝手にしやがれ 《ネタバレ》 これはまぁ、2本立てで一緒に観た「男性・女性」よりかは幾らかマシかと言ったところ。 ここでも出てくるイライラさせるシークエンス。ベルモンド扮するミシェルに何度も電話させては一向に繋がらない。数えてないが、一体何回電話させたのだろうか? 自分より前に投稿なされた方々が仰る、カット割りの細かさや手持ちカメラを用いた大胆な撮影方法というのはさほど気にはならなかったが(気づかなかった部分もアリ)、自分はむしろ、ストーリー中盤でのベッドでの会話が特に印象に残った。会話だけであれだけ長いシーンが出てきたのはちょっと驚きである。会話の内容そのものは特別な面白味がある訳ではないが、ワンシーンの長さにビックリさせられたと思う。 あと、ラストでパトリシアの言った「最低って何?」というセリフとその時の表情には何か背筋が凍るような感覚に襲われた。 【2022.10.10追記】 17年ぶりにたまたま劇場公開されていたので再鑑賞しましたが、点数は変わらず。 再見して感じたのは、カット割りの独特さと照明の拙さ。 カット割りについては17年前にも違和感を感じていましたが、今回の再見で照明が酷いことに気が付いた。 映画序盤でのベルモンドの車中でのセリフ「海が~、山が~、都会が~、勝手にしやがれ!」というシーンなど、折角の名シーンなのにベルモンドの顔に光が当たっていなかったり、ジーン・セバーグがカフェの奥を歩くシーンでも同様で、これについては疑問が残るところ。 車内や屋内のシーンなのだから照明はいくらでも何とか出来た筈なだけに、勿体ないなと思いました。 ただ、オープニングで深々と帽子を被ったベルモンドと女優の顔を画面のセンターに据えたショットとのクロスカットは“ゴダール”を感じさせてくれ、あの2枚のショットだけでゴダールの映像と分かるって、やっぱり偉大な映像作家なのかなとも感じました。[映画館(字幕)] 5点(2005-10-08 03:38:20)《改行有》

28.  哀しみのトリスターナ 《ネタバレ》 どのように撮ったのか全くわからない。ドン・ロペの生首、片足のドヌーヴの撮影トリックには舌を巻くしかありません。本当に想像もつかない。その映像テクニックにドヌーヴのリアルな演技がかみ合って実にリアルな映画に仕上がっています。 話の前半は、養父である筈のドン・ロペが「私はおまえの養父であり夫である」などと言ってトリスターナを束縛し、都合よく体を求めてきたりと息苦しさが伝わってくるような毎日。画家と結ばれて好転すると思いきや、病気を患い再び元の家に戻ってきてしまい、後半に入るとトリスターナの人生はますます転落していくのですが、圧巻なのは、ドン・ロペがホットチョコレートを飲んでいる間のトリスターナの廊下の往復シーン。ドヌーヴの表情を執拗なまでに何回も見せているところがとにかく気味が悪い! この表情も不気味で不気味で仕方ないのですが、街中で車椅子に乗っているときにその隣を乳母車が通り過ぎると、自分自身も乳母車の中の赤子のような気分になり、見せる屈辱の表情。そして、口の利けない若者に自身の裸体を晒したときの表情には思わず息を呑みます。 タイトルは“哀しみのトリスターナ”なのですが、実は哀しむべきはもう一人の登場人物ドン・ロペではないかという見方もできると思うのであります。というのは、この映画が作られたのがブニュエルが70歳の時。しかも、彼自身も無神論者とのこと。と言うことは、この映画のドン・ロペはまさにブニュエルそのものである、という解釈も可能なわけです。私は、彼は原作の中のドン・ロペに自らと共通する何かを見出し、映画の人物設定にも自分自身の姿を組み込むことにより自らの苦悩を描き出したのではないかと思いました。この映画にとても自虐的でマゾヒスティックな一面をブニュエルのプロフィールを見てから感じました。[映画館(字幕)] 7点(2005-03-29 23:06:51)(良:1票) 《改行有》

29.  風の谷のナウシカ 《ネタバレ》 環境問題云々よりもむしろ人間同士で争うことが如何に愚かな事か、ということをこの作品から感じ取りました。他の映画(宮崎アニメのことではない)でも訴えられていることなので以前からわかっていたつもりだったのですが、人間同士・国家同士の争いというのは、相手を必要以上に恐れることにより自己をより強固に防衛することから始まるものだということを改めて思い知らされました。ナウシカの「あなたは何をおびえているの?」や、クシャナの「巨大な力を他国が持つ恐怖ゆえに・・・」というセリフは実によく的を得た表現だと思います。 ところで、本作がアニメという媒体をとった以上、子供にとってわかりやすい内容であることは絶対条件だと思うのですが、この映画ははたして本当に子供にとって理解できる内容なのか・・・大いに疑問です。まず、映画の中の三国間の情勢をちゃんと理解して観てた子供がどれだけいるでしょうか。また“王蟲”なんていう言葉、当時映画館で観た人の中で、音声だけでその言葉を理解できた人がどれだけいたでしょうか。私なんかDVDの字幕を見てやっとスムーズに物語に入り込めたくらいですから。“腐海”もまた然りです。だって、パソコンでその言葉を変換しようとしても変換リストに出てこないですよね。そんなパソコンでさえ出てこない言葉がアニメで使われているというのは非常に摩訶不思議なことです。 そういった言葉の使い方とは対照に、序盤にジルが殺されるとき突然他国の軍隊が押し寄せてきてどえらい高圧的な態度で住民をねじ伏せるくだりなんか、子供心に見れば歯ぎしりもののシーンなのかもしれませんが、あんなこと絶対にありえないわけですよ。それに、最後の方で巨神兵が出てくるシーンもあれだけ期待させておいてほんのちょっとで崩れ落ちちゃうし。そもそも、あの巨神兵には理性があるわけでもないのに、蘇らせて自分の言うことを聞かせようと考えているところもかなり馬鹿げています(「蘇らせてくれてありがとう御主人様」だなんて、言ってくれるとでも思っているのか・・・?)。このように、言葉の使い方とは対照してストーリーにかなり幼稚な場面があったことを考えるとこの映画はかなりチグハグな印象を受けるのです。 それにしても、あの子供が唄ってる歌はヤケに怖かったんですけど・・・。ホラー映画に出てくる歌みたいでした。キモチワルゥ~。[DVD(邦画)] 5点(2004-11-28 15:26:02)《改行有》

30.  鏡の国の戦争 《ネタバレ》 戦争の非情さが痛いほど伝わってくる重い映画だった。 戦争の悲しさや無常感を描いた良作は他にも多々あると思うが、それらに決して劣ることのない出来だと思う。エイブリー演じるアンソニー・ホプキンスの言葉一つ一つが痛切で心に重く焼きついてしまった。本作のタイトル通り、国境を境にしてそれを鏡に見立てたサブプロットも興味深い。 途中で出てきた自転車の集団や羊の群れは一体何を意味していたんだろう・・・。 ちなみに、原題The Looking Glass Warの“looking-glass”は鏡という意味で、mirrorよりも上品な言い回しだそうだ。※ 7点(2004-08-31 17:51:06)《改行有》

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