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41.  神阪四郎の犯罪 《ネタバレ》 森繁久彌に左幸子と日本映画の歴史において、演技の上手さにおいてはトップスリーに間違いなく入るであろうこの二人、更には新珠三千代に轟夕起子って、このキャストを見て私は真っ先に川島雄三監督の顔が浮かぶ。この四人の共通点は全員が川島雄三作品に出演しているということ!それだけで興味深い上にサスペンスもの、裁判ものであるというだけでも観たい。どうしても観たいという思いが強く、どこの店にもレンタルされてない。偶々昨日、この映画のDVDを売ってるのを見つけて迷わず買ってきた。これは本当に人間誰しも持っているエゴイズム、他人から見たら解らない真実、真相とは何か?という問いに応えた力作です。これだけの作品に出来たのは何と言っても森繁久彌と左幸子のこの二人の名演技、演技力があればこそ成り立つ作品だと観ていて感じずにはいられない。森繁久彌に対し心中を迫る左幸子の狂気、凄い演技はまるで有名な落語「品川心中」のお染めを想像せずにはいられないし、男に弄ばれながら殺されしまう女を演じると余計、凄み、上手さというものを発揮する凄い女優さんだ!これを観て改めて日本一、演技の上手い女優は左幸子であるという思いにさせられた。そんな左幸子に心中と聞いて川島雄三ファンなら誰もが「幕末太陽傅」を思い浮かべるだろう!左幸子に心中を迫られ、もがき苦しむ森繁久彌もこれまた流石の名演技ぶり!裁判のシーンでの最後に真相とは何かを語るシーンの息詰る演技力、裁判を終えて輸送車に乗り、去っていく神阪四郎(森繁久彌)を遠くから見つめる妻、新珠三千代もこういう女、駄目な男を愛して病まない哀しい女を演じると本当に上手い。いや、上手いというよりはそういう女が何故かよく似合う。いずれにしてもこの作品は人間とは何か?やはり自分が一番、可愛いんだというようなものを感じせずにはいられなくなるそんな作品です。[DVD(邦画)] 8点(2008-05-11 10:22:20)(良:1票)

42.   《ネタバレ》 フェリーニという人の描く世界、見つめる視線の先には人間とは如何に惨酷な生き物、運命には逆らえない。この映画の主人公三人の悪人達、社会から完全にはみ出してしまったどうしようもない人たち、人を騙し金を奪うことを商売にしている奴ら、そんな奴らの苦悩、悲しみ、そんな中で三人のうち、一人の男、アウグストが別れた妻と娘との再会、その瞬間に見せる彼の一人の父親としての娘との幸福感、更に小児麻痺の一人の少女との出会いによって、今までの自分のしてきたことへの償いの意味を込めての仲間との別れ、純粋な少女の優しさ、会話の中で生まれる本当の人間愛、この映画が描いているその人間愛こそフェリーニ監督の持ち味、人間の心の中にある悲哀、人間の弱さというものを感じられずにはいられない張り詰めた空気、最後の最後に良心を見せて死んでいったアウグストを演じて見せたブロデリック・クロフォードの名演技に誠意と意地を感じることが出来る。[DVD(字幕)] 8点(2008-04-13 21:21:18)(良:2票)

43.  かくも長き不在 《ネタバレ》 第二次世界大戦の真っ最中に夫をナチスドイツ軍に連れ去れらた妻を演じているアリダ・ヴァリの心の美しさ、人間的な温かさが染み入る。これはどこから見てもいかにもフランス映画らしい優しさのあるドラマ!戦争映画ではあるけど、戦争シーンを描くことなく戦争の傷跡、傷みというものを描いている。ここらがいかにもフランス映画らしくて良い。ハリウッド映画がよくやるようなドンパチ、ドンパチの戦争ものとは違う。記憶を失い放浪者となってしまった夫の記憶を取り戻そうとカフェで思い出の曲を流しダンスをするシーンが何とも言い難い印象を残しそうなほど心に染み入る。フランス映画を見ていて思うのは、こういう映画作り、ムード作りの上手さを毎度ながら感じます。[ビデオ(字幕)] 8点(2008-02-27 20:29:35)

44.  ガス人間第一号 《ネタバレ》 ガス人間?何やタイトルだけ見ると下手なB級SFホラーものかと思うが、とんでもない。これは明らかに恋愛映画だ!それもそこらの生温い恋愛ものなんかとは全く違う。人間の持っている矛盾、身勝手さが描かれている。あの博士の自己満足の為だけに犠牲にされてガス人間となってしまった水野(土屋嘉男)の怒り、その怒りの先が自分をこのようなガス人間へと変貌させてしまった博士を殺し、そして、自分をまるで何かの見世物のような眼でしか見ることの出来ない周りの者への怒り、その怒りが観ていてもよく解るし、誰だって、水野と同じ立場になったとしたらきっとそうする筈です。そんな中で出会った一人の女性、八千草薫演じる藤千代との恋、自分がもう普通の人間でないことを知り、それを藤千代にもばらすあの牢屋の場面、藤千代の水野に対する思いが伝わる最後の能の場面、観客の汚い野次にも屈することなくガス人間である水野の為に藤千代が踊りを見せる場面、そんな踊りの横で黙々と太鼓を鳴らす左卜全の老人の姿もやたらと悲しい。例え、恋する相手がガス人間だろうと最後の最後まで踊りを辞めずに死んでいった藤千代こそ本物の人間とてしの愛情を感じることが出来る。タイトルだけでつまらない作品だと決め付けて見ない人がいるのではないかと思いますが、これは間違いなく人間ドラマとして、また恋愛ものとして見応え十分の作品です。個人的感想としては出来ることなら藤千代とあの老人の二人だけでも最後は助けて欲しかった。いや、ガス人間となってしまった水野も元の普通の人間に戻って藤千代と目出度く結ばれてくれたらと願うし、心からあの二人が結ばれることを望んで見ていた。その点が残念ではあるが、それでも素晴らしい映画に間違いはないと思う。最後にもう少しだけ言わせてもらうと、あの歌舞伎の場面、能の音楽を聞いてたら川島雄三監督の「しとやかな獣」が観たくなってしまった。[DVD(邦画)] 8点(2008-02-17 13:26:45)(良:2票)

45.  河内カルメン 《ネタバレ》 これは内容としてはかなりドロドロした内容も、作品全体の雰囲気がミュージカルぽくて、暗さをあまり感じない。主演の野川由美子の可愛さ、抜群です。あの関西弁も良いです。好きな男に対し、とことん尽くすのに裏切られ、それでも最後まで愛し抜く女のどこか悲しさ、やるせなさが伝わってきます。どんどんどんどん可愛くなっていくのが観ていてよく解る。こういう女に男は弱いもんです。男の心の中を覗いているような野川由美子の演技の凄さに、そして、この映画、大阪のあの街の雰囲気、橋から見えるギラギラした川の映像も凄くリアルで、人間がそこにいるって感じが十分伝わってきます。タイトルにもあるカルメンの音楽もこれまた合っている気がする。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-14 21:19:56)

46.  学校の怪談4 《ネタバレ》 これは今の時期にピッタリの夏の風情、夏休みの体験、単なるホラーなんかじゃないきちんとした子供の気持ちというものを描いて見せていて感心させられた。兄が目の前から姿を消すことの妹にとっての哀しさ、恐怖、大人なら誰しも子供の頃に一度や二度は経験しているであろう、身近な存在が突然、居なくなる怖さ、そういうものをきちん描いているのと兄を思いやる優しい妹と妹思いの兄、人が人を思いやる姿を子供の視線で描いているところに単なるホラーではない、人間ドラマであり、また素敵なファンタジーとしても描いている平山秀幸監督の力量を感じさせられた。正に夏に見たい。夏にこそ見たい子供の為のそして大人も楽しめるファンタジーだ! [ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-11 19:11:18)(良:2票) 《改行有》

47.  會議は踊る ドイツ映画でオペレッタ映画とはこれまた新鮮!ヒロインを乗せた馬車がお城へと向う場面なんて、移動撮影によって撮られていて、この映画、とにかくどのシーンもワンカット、ワンカットがとても印象に残るような撮り方をしています。またヒロインと皇帝との二人だけのティータイムでの二人のやりとりとそれを見ている皇帝の家来にそして、あの猿が凄く笑える。そして、これはもう皆さんが既に書かれているようにあの音楽が良い。それにしてもドイツ映画って昔も今もレベルの高い作品が多いなあ!これは人間模様を楽しみながら音楽の素晴らしさをも一緒に楽しむそんな映画だと思います。ミュージカルが好きな人なら間違いなく楽しめると思えるし、そうでない人が見ても十分楽しめると思います。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-08 13:29:17)

48.  カバーガール これはもうリタ・ヘイワースを観る。それが一番の目的のつもりで借りてきた。いやあ、この女優さん、本当に凄い。物凄く美人でしかもナイスバディ、更には歌も上手くて踊りも上手い。言うことないです。この映画を観て彼女が好きになる男は私だけではないと思うし、いや、これでも駄目というならそれはもう男じゃないと言いたい。そんなリタ・ヘイワースの一つ一つの仕草がこれまた可愛いのなんのって、最初に出てくる所から物凄いオーラを感じる。アメリカ映画全盛期の頃の良きミュージカルの雰囲気十分の華麗なるダンスシーンの数々、話としてはそれほど大した話ではない。しかし、これはストーリーを楽しむというよりもリタ・ヘイワースにジーン・ケリー、その他の俳優達の華麗なるダンスと美しくて華やかな舞台を楽しむ為の映画だと思う。こういう優雅なタッチの作品はやはり観ていてそれだけで楽しめるので好きです。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-01 20:08:57)

49.  カルメン故郷に帰る 日本初のカラー映画というだけあって、何だか凄く新鮮味を感じるオープニングと色使い、色彩の美しさを感じることが出来るこの作品の一番の良さはどの人間にしても観ていて気持ちが良い。高峰秀子と小林トシ子、この二人の演技の面白さ、特に明るくて陽気な性格の高峰秀子演じるリリー・カルメンが良い。また父親役の坂本武とそして、何と言っても校長先生役の笠智衆が素晴らしい!何だかまるで寅さんに出てくる越前様のようなその人物像がとても良い味、出してて良かったです。全体的な雰囲気も良い。結構、笑えるし、木下恵介監督は人情劇も上手く撮るなあ!と思いました。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-12 13:04:42)

50.  家族(1970) 九州から北海道へと移り住むある家族の物語を山田洋次監督らしい実に丁寧な語り口と描写で描いた秀作です。一見、重苦しい雰囲気の中に見える山田洋次監督ならではの人情味溢れるドラマを見ることが出来ます。寅さんシリーズの常連さん達が沢山、出てきてホット出来るのもこの作品の良い所です。出番はほんの僅かではあるけど、森川信さんと渥美清さん、この二人がここでも凄く良い味出していて良かった。現代の余りにもうるさくてCGだらけの映画ばかりが作られる中で山田洋次監督が描く世界は人間的で温かく、けしてCGなどでは出すことの出来ない優しさがあって観ていて癒されます。[ビデオ(字幕)] 8点(2006-01-08 22:08:08)

51.  怪談(1964) この映画、タイトルこそ「怪談」とホラー映画のようなタイトルですが、中身はホラーてよりも日本文学的な美を追求した完全なる時代劇です。例えるなら溝口健二監督の「雨月物語」のような雰囲気のある美しくもあり、又どことなく怪しげな雰囲気の作品というのが観ての感想です。何年か前に一度だけビデオで観たものの、今は近所のレンタル屋さんどこを探しても置いてなく、頼むからどこでもいいからビデオ屋さんに置いてくれ!出来ることならこの美しい映像をもう一度、DVDで拝見したい。[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-13 10:14:33)

52.  顔(1999) これ、良いです。役者が何と言っても良いです。特に藤山直美、凄い。さすがは名優、藤山寛美の娘だけのことはあると思える。本当に素晴らしい演技しています。そんな藤山直美という女優の魅力を十分に引き出した阪本順治監督の手腕もお見事です。個人的には「どついたるねん」と同じぐらい好きな作品です。この年のキネマ旬報での日本映画部門第1位も納得の出来栄え、単なるサスペンスとしてでなく、社会派の映画としても見応え十分の力作だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2005-08-03 22:32:14)(良:1票)

53.  風の歌が聴きたい 例えば同じ障害者を扱った映画でも「半落ち」のように障害者に対して馬鹿にしたかの様に撮らないこの作品、やはり大林宣彦監督は素晴らしい監督だ!視覚障害者の夫婦の愛の物語りを大林宣彦監督らしい優しい眼で見つめながら描いています。2人の主人公の美しい物語に感動しました。ただ、どうしても気になるのが天宮 良の中学生役は違和感がありすぎますので減点材料としますが、それでも良い映画なので一人でも多くの方に観て欲しい作品です。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-24 12:38:09)

54.  ガメラ2  レギオン襲来 前作が予想を上回る面白さで観に行こうか、それとも続編となるとほとんどの場合つまらなくなるから辞めようか迷ってたけど観に行って良かったと思ってます。公開当時、かなりの評判でしたが、評判通りの面白い作品でした。怪獣映画はこうあるべきだと思いました。とにかくこの平成ガメラシリーズ、最初の二つは面白い。ストーリーが良く出来ているから面白いんだと思います。[映画館(字幕)] 8点(2005-07-14 22:20:13)

55.  ガメラ 大怪獣空中決戦 平成、ガメラシリーズの記念すべき第1作は、予想以上に良かったです。観るまではどうせ子供だましの作品だと思ってたけど、この映画、そんなことは全然ない出来栄えです。娯楽映画としても十分楽しめる上に深いテーマが散りばめられていて、色々と考えさせられます。そういう意味でもこの映画は高く評価したいと思います。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-14 22:13:45)

56.  隠し砦の三悪人 「スター・ウォーズ」の基ネタとして有名な作品だが、はっきり言って「スター・ウォーズ」よりも私は好きですし、楽しめます。黒澤明監督らしい力強い演出とその演出に応えた俳優陣の演技も素晴らしい!ただ、同じ黒澤作品の中にあって「七人の侍」「用心棒」「椿三十郎」といった時代劇の傑作よりは落ちる気がします。けど最近の時代劇なんかと比べるとかなり上です。[DVD(字幕)] 8点(2005-07-02 19:01:46)

57.  隠し剣 鬼の爪 世間一般の評価、国内外での評価も前作「たそがれ清兵衛」の方が上みたいですが、個人的には今回の作品の方が圧倒的に好きです。山田洋次監督のファンであると共にそれ以上に寅さんファンの私からしたら絶対に「たそがれ清兵衛」よりも「隠し剣 鬼の爪」の方が遥に上です。前作との比較でよく耳にする。または聞いたりするけど内容が似ているとか、二番煎じで新鮮味が無いとか、それは違うと言いたい。山田洋次監督はこの作品の中に「男はつらいよ」の世界、つまり人情というものを入れて心温まる人情喜劇的な作品にしようとしたかったに違いない。私はそう思っています。主人公にしても前作よりも今回の主人公の方が人間味があると思います。ラストシーンでの松たかこ演じるきえとのやりとり、会話、これは山田洋次監督らしい優しさに満ち溢れていて、どう考えても「たそがれ」よりも今回の作品のが良いと思う。山田洋次監督らしさという意味でも今回のがある。そんな気がしてなりません。「たそがれ清兵衛」派の人には申し訳ないけど「たそがれ清兵衛」のが良いという人の気持ちが私には全く解りません。[映画館(邦画)] 8点(2005-06-19 20:34:04)(良:2票)

58.  学校 《ネタバレ》 山田洋次監督による学校シリーズの記念すべき最初の映画。田中邦衛のいのさんが他の生徒、仲間達の前でオグリキャップの引退レースとなった話をする度に、オグリキャップ!オグリキャップ!と連呼する度に2着メジロライアンと3着ホワイトストーンの馬券を買っていた私は違う意味でちょっと切なくなり、あぁぁ~大川慶次郎さんの気持ちがよく解った。そういう意味においてもこれは私にとっての切なくてほろ苦い思い出の映画として忘れることが出来ない。[映画館(字幕)] 8点(2005-06-11 08:01:56)

59.  かがみの孤城 辻村深月の原作は殆ど読んでるぐらい大好きです。そんな辻村深月の数ある小説の中でも最高傑作であるかがみの孤城の映画化て事で期待半分、不安半分、監督は原恵一監督だからよほどでない限り酷くはならないと思い見ることにした。元々素晴らしいストーリーだから話は面白い。あの素晴らしいストーリー、世界観を素晴らしい映像として残してくれた事に感謝しつつも、原作程の感動を感じることは出来なかった。 何度も言いますが話は良いし、あの世界観を上手く表現してはいる。ただ、アニメーションとして見た場合、躍動感、原恵一監督がクレヨンしんちゃん映画で味合わせてくれたワクワク感、そう言ったものがこの作品ではあまり感じられない。上手く言えないんだが、無難に作った感が歪めない。 素晴らしいストーリー、素晴らしい映像、素晴らしい音楽、どれもが合格点付けられるだけのものはある。下手に原作をいじってないから原作ファンも納得する作品にはなってるし、原作を知らない人、読んでない人にも楽しめる様には作られているから、そういう意味では高評価して良い。それでもやっぱり原作と映像では感じ方、感動の度合いが原作のが上。原恵一監督ならもっとアニメとしての躍動感、ワクワク感を表現出来た筈です。決して悪い出来ではないし、楽しめたからこそこの点数ですが原恵一作品ファンとしてはやや不満も残る。他の原恵一監督作品程、大絶賛は私にはできませんでした。[CS・衛星(邦画)] 7点(2024-02-11 20:17:31)(良:1票) 《改行有》

60.  監督・ばんざい! 《ネタバレ》 これは、最近、流行りの作品に対する批判を描いている。北野武の持つ人間性がよく描かれている。受け狙いなど何処にも感じられない。だから当然、コケる。ヒットもしないし、好き嫌いも分かれるし、評価も割れる。つまらない。駄作だ!という意見のが圧到的である。しかし、この作品はだからこそそこが武の狙いであることを感じて見る作品だ!作品の中でどうすれば大衆に受ける作品を撮れるか?という事を模索しながら、俺は俺のやり方で映画を撮る。だからコケようが馬鹿にされようが金儲け主義には走らない。そういう作品を北野武としてもコメディアン、ビートたけしとしても色んな場面で見せてくれている。あの、ラーメン屋でのバトルなんて如何にも武らしく、ラーメンにゴキブリとか、空手の道場でのやり取りの馬鹿馬鹿しさも武ならではです。北野武自身が本当にやりたい、自由で何処までも馬鹿な、正に監督万歳!北野武万歳な作品です。[DVD(邦画)] 7点(2016-09-16 19:12:46)(良:1票)

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