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61.  カビリアの夜 《ネタバレ》 ジュリエッタ・マシーナ演じる主人公、どこまでも悲惨なことの連続!冒頭で行き成り、金を奪われた挙句に河に落とされ、それでも落とした相手を憎もうともせず、愛し合った男にはお金を持ち逃げされるわ、とにかく不幸の連続!ここまでされて、流石に涙するそんな彼女だが、これから先の人生を見つめて生きようとする。進んでいく姿、前向きに捉えて、笑っているラストの表情に人生に対する希望というものを感じる終わりに、単なる不幸なだけのドラマではないと、この映画を見て思いました。[DVD(字幕)] 7点(2008-01-02 18:26:49)

62.  哀しみのトリスターナ 《ネタバレ》 恐いなあ!もしも、自分がドン・ロペと同じように立場でいたらと考えると、本当に恐い。ただただ自分よりもかなり若い女に惚れて、愛して病まずにいられなかっただけで罪はないと思うのに、何も出来ずに殺されてしまうドン・ロペ、可哀想でなりません。一方で女の恐さ、それをあの美しい顔つきからは想像出来ないほどの恐さを見せつけるカトリーヌ・ドヌーブの女としてのやるせなさみたいなものに何か不気味なほどの恐さというものを感じられずにはいらない。カトリーヌ・ドヌーブが口の利けないもう一人の男に窓ごしから裸を見せつけるシーンでのあの不気味なまでの顔付き、足を病気による切断を余儀なくされたカトーリーヌ・ドヌーブ演じるトリスターナが弾くピアノ「革命」に人間の運命のようなものを感じると共にピアノの下から足だけを写すそのいやらしさ、足フェチである言われる監督の足に対する拘りを感じるのと、あの不気味なまでの鐘の音、本当に恐い恐い、愛なんて無い本当に恐い女を見せつけられた思いです。[ビデオ(字幕)] 7点(2007-10-26 21:19:22)

63.  ガス燈(1944) これは確かにどこから見てもヒッチコック映画の雰囲気を感じる。ただヒッチコック作品に比べると弱い。しかし、そんな弱さをカバーする俳優陣の演技、特に幻惑に惑わされ、苦悩する女を演じているイングリッド・バーグマンが素晴らしい。オスカー獲得も納得!そして、この映画、モノクロであるからこそ浮き立つイングリッド・バーグマンの白いドレス姿には男なら誰しもクラクラしそうになるだろう!サスペンス映画てよりは人間の苦悩を描いてたドラマとして見た方が良いのでは!これはこれでなかなか面白い。[DVD(字幕)] 7点(2007-09-22 21:15:16)

64.  河内カルメン 《ネタバレ》 これは内容としてはかなりドロドロした内容も、作品全体の雰囲気がミュージカルぽくて、暗さをあまり感じない。主演の野川由美子の可愛さ、抜群です。あの関西弁も良いです。好きな男に対し、とことん尽くすのに裏切られ、それでも最後まで愛し抜く女のどこか悲しさ、やるせなさが伝わってきます。どんどんどんどん可愛くなっていくのが観ていてよく解る。こういう女に男は弱いもんです。男の心の中を覗いているような野川由美子の演技の凄さに、そして、この映画、大阪のあの街の雰囲気、橋から見えるギラギラした川の映像も凄くリアルで、人間がそこにいるって感じが十分伝わってきます。タイトルにもあるカルメンの音楽もこれまた合っている気がする。[DVD(邦画)] 8点(2007-09-14 21:19:56)

65.  喝采(1954) 始まってからあれ?グレース・ケリーは?と思い、なかなか出てこないものだから、何かおかしいなあ?て思っていたら、出てきた時、これまたえっ?て思った。こんな普通のどこにでもいそうな感じの女性、しかも、少しだがふけて見える。しかし、その後の展開もグレース・ケリーの演技が本当に素晴らしくて、退屈はしない。その代わり物凄く面白いかと聞かれるとこれまた困ってしまう。グレース・ケリーの前半と後半との変わり方がこれまた良い方へ進んでいく。やはりグリース・ケリーは例え白黒の画面の中でもまるで色がついているように思えてくるから凄い。正しく美人、可憐とは彼女のような女性のことを言うのだろう![DVD(字幕)] 7点(2007-08-24 22:49:38)

66.  紙屋悦子の青春 《ネタバレ》 最近、作られる戦争(反戦)映画の多くはリアルな戦闘シーン、人が撃たれ、血だらけになったり、首が吹っ飛んだり、手足は取られたりと、やたらリアルな映像ばかりで、観ていても辛い。ハリウッドがよくやるそういう惨酷なシーン満載の戦争ものの真似ばかりしている映画が最近の日本の映画にも多い気がしてならない。その点、この映画にはそういうリアルな戦闘シーンは全く出てきません。まずはその点で私はこの映画が凄く気に入りました。好感も持てます。特別に何かあるわけでもない。戦闘シーンを描くことなく、それでいて戦争反対だとやたら叫び、声に出して言うわけでもなく、ただただ静かに静かに描いている。戦争というテーマが映画の背景にあるものの、この映画では戦争映画ではあるけど、どこにでもいるような一般の家庭、庶民の日常における生活、所々入ってくるユーモア溢れる会話とやりとりが観ていて気持ちの良いそんな映画になっている。何だか観ていて小津監督の映画にある会話、フレーズの楽しさ、特に原田知世演じる悦子におはぎは好きですか?と尋ねられたのに「私は、初めて貴方とお会いした時からあなたのことが好きでした。」と、とんちんかんな事を言う永瀬正敏演じる永与少尉には笑わせてもらいました。またその他の出演者、脇を固める俳優陣にしても皆、良い。人と人の心温まるそんな素晴らしい映画です。こういう映画こそもっと多くの人に観て欲しいし、こういう映画こそ単館扱いなんかではなくて、大きな劇場で公開するべきだと声に出して言いたい。黒木和雄監督、遺作にして素晴らしい映画を撮ってくれたことに心から感謝したい。これを機に他の黒木和雄監督作品も観たいと思う。[DVD(邦画)] 9点(2007-07-29 11:42:57)(良:2票)

67.  カンゾー先生 開業医は足だ!って?えっ?やっぱり足より腕でしょう!すいません。そんな捻くれた見方しか出来ず申し訳ない気持ちでいっぱいです。それにそんなに足が速いなら医者になるよりも陸上選手にでもなった方が良いと思うんだけど?でも、あれか?陸上選手じゃ大した金にもならないし、やはり医者の方が金になって食っていけるだけ良いのかもしれない。う~ん?やはり私は変な見方しか出来ないのか?まあ、それでも海外でも国内でもやたら絶賛されて賞を獲得した「黒い雨」や「うなぎ」よりは楽しめたし、好きだし、それに何と言ってもこの映画公開当時まだ新人だった麻生久美子のナイスなお尻を拝見することが出来たので良しとしたい。[ビデオ(邦画)] 6点(2007-07-19 23:20:02)

68.  学校の怪談4 《ネタバレ》 これは今の時期にピッタリの夏の風情、夏休みの体験、単なるホラーなんかじゃないきちんとした子供の気持ちというものを描いて見せていて感心させられた。兄が目の前から姿を消すことの妹にとっての哀しさ、恐怖、大人なら誰しも子供の頃に一度や二度は経験しているであろう、身近な存在が突然、居なくなる怖さ、そういうものをきちん描いているのと兄を思いやる優しい妹と妹思いの兄、人が人を思いやる姿を子供の視線で描いているところに単なるホラーではない、人間ドラマであり、また素敵なファンタジーとしても描いている平山秀幸監督の力量を感じさせられた。正に夏に見たい。夏にこそ見たい子供の為のそして大人も楽しめるファンタジーだ! [ビデオ(邦画)] 8点(2007-06-11 19:11:18)(良:2票) 《改行有》

69.  鍵(1959) 何か見てはいけないものを見てしまった気がしてなりません。何と言えば良いのか?京マチコをはじめとする出演者全員がとにかく怖かった。あの京マチコの何を考えているのかまるで解らない不気味な目付きと演技、そして、中村雁治郎のいやらしさ、変態ぶりと仲代達矢の医者の口調の不気味さ、ドロドロした人間関係、得体の知れない不気味な雰囲気漂う映像、物語、はっきり言って面白い作品ではないし、楽しい作品でもない。しかし、つまらないかと言うと、つまらなくはない。見終わった後の余韻の残し方の上手さは流石は市川崑監督!だと言える。本当に恐い恐い人間の持っている闇のようなものがこの作品の中から感じ取れる不思議な作品です。[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-04-04 22:26:19)

70.  関東緋桜一家 《ネタバレ》 ええ、うんちく的なことは、ぐるぐる大先輩にお任せして、そうだなあ!これが藤純子の引退、マキノ雅弘監督をはじめとする共演者全員にそして、それまで応援してくれた皆さんに向けてのメッセージと取れる終り「皆さん、ありがとうございました。」ていう時の藤純子、その他にもとにかく藤純子が本当に美しい。作品としてはマキノ雅弘監督にとってはこの程度の出来はごく当たり前のような作品なので、特別凄いとは思えない。それでも流石マキノ雅弘監督、主役の藤純子だけでなく、脇を固める俳優の描き方、魅力を引き出す演出力は素晴らしいものがあります。殴り込みのシーンなんて、お決まりと言えばお決まりのパターンなんだけど、それでもやはり殺気が漲っていて凄い。鶴田浩二を助けに来る高倉健なんて、どこか同じ監督の最高傑作の呼び声高い「昭和残侠伝死んで貰います」の花田秀次郎みたいで、凄まじいほどの迫力!それにしてもこれだけの豪華な顔ぶれが観れるだけでも作品の出来云々は別として、見て損のない作品だと思う。[ビデオ(邦画)] 7点(2007-02-16 20:57:24)

71.  會議は踊る ドイツ映画でオペレッタ映画とはこれまた新鮮!ヒロインを乗せた馬車がお城へと向う場面なんて、移動撮影によって撮られていて、この映画、とにかくどのシーンもワンカット、ワンカットがとても印象に残るような撮り方をしています。またヒロインと皇帝との二人だけのティータイムでの二人のやりとりとそれを見ている皇帝の家来にそして、あの猿が凄く笑える。そして、これはもう皆さんが既に書かれているようにあの音楽が良い。それにしてもドイツ映画って昔も今もレベルの高い作品が多いなあ!これは人間模様を楽しみながら音楽の素晴らしさをも一緒に楽しむそんな映画だと思います。ミュージカルが好きな人なら間違いなく楽しめると思えるし、そうでない人が見ても十分楽しめると思います。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-08 13:29:17)

72.  カバーガール これはもうリタ・ヘイワースを観る。それが一番の目的のつもりで借りてきた。いやあ、この女優さん、本当に凄い。物凄く美人でしかもナイスバディ、更には歌も上手くて踊りも上手い。言うことないです。この映画を観て彼女が好きになる男は私だけではないと思うし、いや、これでも駄目というならそれはもう男じゃないと言いたい。そんなリタ・ヘイワースの一つ一つの仕草がこれまた可愛いのなんのって、最初に出てくる所から物凄いオーラを感じる。アメリカ映画全盛期の頃の良きミュージカルの雰囲気十分の華麗なるダンスシーンの数々、話としてはそれほど大した話ではない。しかし、これはストーリーを楽しむというよりもリタ・ヘイワースにジーン・ケリー、その他の俳優達の華麗なるダンスと美しくて華やかな舞台を楽しむ為の映画だと思う。こういう優雅なタッチの作品はやはり観ていてそれだけで楽しめるので好きです。[ビデオ(字幕)] 8点(2007-01-01 20:08:57)

73.  海底王キートン これは、ヤバイでしょ!そこまでするかキートン!ここまでしなくちゃならんのか?てぐらい身体張ってます。とにかく笑いの為には死を恐れないキートンのキートンならではのキートンにしか出来ないコントの連続です。笑えることは笑えるんたげど、無茶し過ぎだってば!この作品は海底王てタイトルにもあるように正に海が舞台となって、繰り広げられるキートンのハチャメチャぶりが恐ろしいほどのハイテンションに単なるコメディなんかではない何かがあるそんな気が改めて思います。それにしてもキートンの凄さ、いやあ、原始人も私も本当にびっくりです。[DVD(字幕)] 7点(2006-11-17 21:45:01)

74.  河(1951) 最近の映画、特にアメリカ映画の多くは火薬、爆発音などといったものを多く使ってみたり、CGに代表される特殊技術を使ってのめまぐるしい映像などで観客を惹き付けようとしているように感じてしまう。それもそれで良いとは思う。だからと言ってそれだけでは観る側の想像力を低下させることに繋がると思うし、今の映画の多くはアトラクション化しており、映画全体の質の低下に一層、歯車をかけていると思えてならない。そんな中で今回、私が観た一本の映画、それがこの「河」という映画で、こういう作品を観ることが出来て本当に良かったと思える素晴らしい映画で、監督は世界を代表する名監督の中の名監督ジャン・ルノワール監督です。この監督の映画を観ているとどの作品も人間への愛、人間賛歌と言える美しいドラマが展開されて惹き付けられます。この作品、レンタル屋さんには置いてなくて、何ということか?たった500円という値段で発売されていました。昔の名作のDVDが今では500円で手に入る良い時代になったと感じる反面、これほどの作品がたった500円の価値しかないのか?なんて思う人がいるんじゃないかと思うととても悲しくなります。でもってこの映画、間違いなく名作と自信を持って言えます。まず、この映画の持っている色彩の美しさ、人間の心の美しさに、更に眼の覚めるようなドラマチックなストーリー、この映画の中で繰り広げられる人間賛歌、ジャン・ルノワール監督らしい厳しい視線と心温かい眼差し、その全てが見事に表現されていて、これぞ映画本来の持っている魔法の力とでも言えるべき素晴らしい傑作!いや、傑作どころじゃない。文句なしの大傑作です。[DVD(字幕)] 10点(2006-10-21 23:18:03)(良:1票)

75.  カッスル夫妻 フレッド・アステアとジンジャー・ロジャースのこのコンビ、二人が踊りだすと息もぴったりで、本当に上手いと思ってしまう。話としてはかなりご都合主義的な感じがしてならないものの、この二人の華麗なるダンスを見ているだけでも見て損のない作品だと思うし、テンポも良く、これもなかなか楽しめました。[ビデオ(字幕)] 7点(2006-09-18 14:56:13)

76.  学生社長 《ネタバレ》 学生なのに社長!社長なのに学生!こんな変わった話、設定もこれまたいかにも川島雄三監督作品らしいです。そんなこの作品の中で社長を演じている鶴田浩二が任侠映画で見せる雰囲気とは全然、違う雰囲気で、任侠映画での鶴田浩二しか知らない人が観たら驚くかもしれません。会社の金をスリに取られたり、そのスリの親父さんや子分達、娘を巻き込んでのあれやこれと色んな話の中で見せる親と子の物語などもっと感動出来ても不思議じゃないのに、イマイチ感動出来なかったのは何故だろう?川島雄三監督らしい部分とそうでない部分とが両方、見られたように思う。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-14 22:24:24)

77.  還って来た男 川島雄三監督に笠智衆という珍しい組み合わせに興味が沸くものの、川島雄三監督らしい才気がほとんど見られず不満の残る出来ではあるが、つまらなかったかというとつまらないとは思えないし、普通に楽しめる程度ではあるのですが、私のように余程の川島雄三信者でもない限りはそんなには楽しめないと思います。佐野周二に関しても「とんかつ大将」で見せたあの怪しくも善人という謎めいた人物像的な面白さや良さがここでは見られない。はっきり言って凡作ですけど、それでもこの監督の作品作り、映画作りに対する姿勢の素晴らしさを観ることが出来るという意味でもそれなりに評価しても良いような気がします。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-13 21:42:41)

78.  貸間あり 《ネタバレ》 この作品、どうしても観たくてDVD買って観ました。今の所、まだレンタル化されてない。そんなこの作品を観て思ったのは川島雄三監督の作品って、どの作品を観ても、本当に変な奴ばかり出てくる。この作品もそんな変人ばかりの作品ですが、人間の持っている欲望からくる哀しさを徹底して描きつつも、生きることへの喜びとでも言いますか?を川島雄三監督らしいホロリとさせる笑いを描くこの世界!これぞいかにも川島雄三ワールド!爆発の才気溢れる傑作です。大阪の或る町にある一癖も二癖も変わった人物ばかりが住んでいる小さなアパートで起きる人間模様、フランキー堺の名演、小沢昭一の学生に淡島千景の色気、その他とにかく出てくる人物がどいつもこいつも本当に変な奴ばかりで、その変な奴ばかりの世界をこれだけ楽しく描いて見せた川島雄三監督は素晴らしい!この映画の中に何度か出てくる「サヨナラだけが人生だ」というこの台詞があのラストシーンで一気にこれこそ川島雄三監督の世界だ!何と言うのかなあ?本当にこの監督の描く世界は一度、ハマルとやめられないものがあります。それにしても股引き姿にされてまうフランキー堺と変人だらけの中にあって、一際目立つ変人ぶりの小沢昭一の演技は凄い。[DVD(邦画)] 9点(2006-06-17 20:30:33)

79.  カルメン純情す 「カルメン故郷に帰る」に次ぐ高峰秀子主演による木下恵介監督の人情喜劇です。この作品、前作に比べるとややしんみりしずきているものの、どの登場人物にしても、なかなか面白くて、前作ほどの面白さはないけれど、なかなか楽しめました。戦争という背景を裏手に取った感じの内容で、それにしてもあのへんてこなババアにはやられた。ところで、これ、一人のコメントもないとは、ちょっと意外でした。[ビデオ(邦画)] 7点(2006-03-29 21:42:53)

80.  カルメン故郷に帰る 日本初のカラー映画というだけあって、何だか凄く新鮮味を感じるオープニングと色使い、色彩の美しさを感じることが出来るこの作品の一番の良さはどの人間にしても観ていて気持ちが良い。高峰秀子と小林トシ子、この二人の演技の面白さ、特に明るくて陽気な性格の高峰秀子演じるリリー・カルメンが良い。また父親役の坂本武とそして、何と言っても校長先生役の笠智衆が素晴らしい!何だかまるで寅さんに出てくる越前様のようなその人物像がとても良い味、出してて良かったです。全体的な雰囲気も良い。結構、笑えるし、木下恵介監督は人情劇も上手く撮るなあ!と思いました。[ビデオ(邦画)] 8点(2006-02-12 13:04:42)

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