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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 怪獣大戦争 昭和のゴジラシリーズの中でも一際完成度の高い本作。人類対X星人といった趣があり、肝心の怪獣ドラマが薄れてしまったような気もするが、「地球防衛軍」や「宇宙大戦争」で描かれた宇宙ドラマをゴジラ映画に取り込んだ姿勢は評価すべきである。また、軽快に展開される宝田明とニック・アダムスの掛け合いや、X星人・波川の悲恋物語、街のしがない発明家の意外な活躍、そして統制官のラストの名台詞など、ここまで人間ドラマが際立っているゴジラ映画は珍しい。そして、冒頭からギンギンに流される「怪獣大戦争マーチ」は映画史上に残る名曲。至れり尽くせりのゴジラ映画だ。[DVD(邦画)] 9点(2008-04-24 06:54:36)(良:1票) 2. 怪獣総進撃 悪いんだけど、こんなに低い平均点を見たら、この作品を愛するものとしては高い点数を献上せずにはいられない。小学生のころ、ビデオで初めてこの作品を見た時の高揚感といったら忘れない。とにかく怪獣がいっぱい出てくる、世界中を怪獣がぶっ壊す、という二つの条件が揃うだけで子供に対しては充分なアピールポイントを持っているのだ。最近久々に見返したんだが、「怪獣総進撃マーチ」に乗って颯爽と登場するムーンライトSY-3の描写はやはり鳥肌モノだ。確かにマンダ、バラゴン、バランが活躍しないだとか、伝説のキングギドラリンチだとかで悪名高い作品ではあるものの、ゴジラ以下壮絶な大怪獣群が、伊福部昭の音楽と共に大暴れする本作を、私はこよなく愛するのである。[DVD(邦画)] 8点(2007-08-20 23:48:44) 3. ガス人間第一号 今にして思えば、このタイトルは陳腐以外の何物でもないし、「ガス人間」という発想自体が荒唐無稽を通り越すほどの物なのだけれど、いやぁ、良かったです。ここまで辛く、悲しい物語が展開されるとは、全くもって予想していなかったし、描写の重々しさや力のこもった演出、そして何より全編に渡って展開される悲恋物語…。この辺りは、さすが本多監督といったところ。現在では、隠れたB級映画として、知る人ぞ知る映画になってしまっているが、今、また再評価されて良い作品だと思う。[DVD(邦画)] 7点(2007-05-28 00:24:16)(良:1票) 4. 海底軍艦 東宝特撮映画のファンならぜひ見ておきたい作品。轟天号の勇ましいカッコ良さと、バックに流れる伊福部マーチを楽しむこともさることながら、陰に流れている「反戦」という東宝特撮映画永遠のテーマを感じ取ることが出来る作品として、評価できる。正直、マンダの活躍をもう少し見たかった気もするし、冷線砲の効果音はもっと良いの無かったのかよ、とも感じるが、轟天号の突撃シーンに免じて許すとしよう。[DVD(邦画)] 7点(2007-05-17 19:57:12) 5. 怪獣島の決戦 ゴジラの息子 昔から「カマキラスとクモンガの操演が素晴らしい」ということ以外誉め言葉を聞かない作品だが、意外とマジメな人間ドラマは安心して見ていられる。明らかに子供向けを意識しているため、大人の目線で見ると少々厳しいが、童心に帰って気軽に楽しめばそれなりの作品。ただ、ミニラの誕生シーンはカワイイのかグロイのか判断に迷うとは思う。[DVD(邦画)] 6点(2008-05-03 12:43:01) 6. ガメラ対大悪獣ギロン 前作、「バイラス」に続き、怪獣映画大好きな私を(ひどすぎて)泣かせた作品。ここまでバトルシーンで燃えない怪獣映画も逆に珍しい。ってか、きっとギロンは前が見えないだろうなぁ。宇宙ギャオスはそんなヤツに負けたのか。そういえば、「ガメラ2」のレギオンってギロンを基にデザインされたんだよな。今、考えると信じられない。。あっそうそう。わざわざ果物を剥いて出してくれた宇宙人には笑えた。[DVD(邦画)] 0点(2007-08-14 22:43:59) 7. ガメラ対宇宙怪獣バイラス 怪獣映画は好きなので、大概の作品はアラがあっても許せるんだけど、何だこれ?私は「ゴジラ対メガロ」でも「オール怪獣大進撃」でも怒りを感じなかったのに、見ていて怒りを通り越して吐き気まで催したぞ。もうそれはガメラの造形だとか、子役の演技が大根だとか、バイラスのかっこ悪いデザインだとかの問題ではない。そうか。私が見たのが普及している海外輸出版だからいけなかったのか。だから前三作のハイライトを20分近く延々と見せられなきゃいけなかったのか。きっとオリジナルの72分版は面白いに違いない。うん、きっとそうだ。そうだと言ってくれ。[DVD(邦画)] 0点(2007-01-26 15:18:12)
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