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プロフィール
コメント数 1047
性別 男性
年齢 30歳
自己紹介 とにかくアクションものが一番

感想はその時の気分で一行~何十行もダラダラと書いてしまいます

備忘録としての利用なのでどんなに嫌いな作品でも8点以下にはしません
10点…大傑作・特に好き
9点…好き・傑作
8点…あまり好きじゃないものの言いたいことがあるので書く

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【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  火宅 能「求塚」より 《ネタバレ》 イジー・トルンカに師事した川本喜八郎が、極限まで極めた人形アニメーションの傑作。「鬼」や「道成寺」等も必見だ。 能の「求塚」を題材に、人形、草、火、水、そして光と影が生物のように蠢めいていく。 ナレーション、霧の中の道を歩く旅人の脚、ふと編笠をあげて横を見ると、若い娘たちが談笑しながら農作業に精を出していた。 一本一本ものを取り、仕事仲間に微笑むような素振り。一本一本ものを取り、仕事仲間に微笑むような素振り。樹木といった風景は素朴な絵柄で描かれる。 セリフもナレーションによって語られる。 霧の濃い薄野原、ふと振り向くとその奥から現れる謎の女。 光の無い眼、不気味な黒髪がたわみ、男は薄をかきわける脚と彼女に吸い込まれるように誘われる。 項垂れた冷たき表情から、精気に満ちた過去を女は「告白」し始める。 籠の中で跳ねる鳥、木の下で眼を閉じ想いを馳せる者、馬に乗り木の枝を首元に差し込みながら想う者、桜の木々を飛び回る鶯。 迫り来る男たちの表情・視線、それに軽く挨拶をし流すように去っていく。恐ろしいが故に流してしまう。 口を開けたまま何を祈っているのか、両手で顔を覆い悩み、蝋燭の火が文を焼き尽くし、火の玉となってぶつかり合う男心、その間で揺れる乙女心。 吹き荒ぶ風、女を賭けた狩り、射抜かれるものから流れ出る鮮血が川を流れ、恐怖と哀しみが黒い影となって女の顔を覆う。 霧の中へ揺れ消えていく羽衣、闇夜の塚の前で抱き合う憎しみを超えた者たち、互いに抜き放ち、接近し、空間を真紅に染め上げる。 祈る者に近づく火の玉、火の玉は白い化身となって接近する。 漆黒の空間で輝く白装束、華、鮮血に染まった男たち、火の鳥は黒くなり、ついばみ血まみれにし何もかも焼き尽くす。 断崖に押し寄せる波、投げ出される命、海の底にまで拡がる火炎地獄。 強すぎる愛が、暴走する火炎となって愛した者に襲い掛かる哀しさといったらない。 白く美しい乙女は、最後まで両手を合わせて祈りながら去っていく。まるで相談を聞いてくれた旅人に礼を言うように…。 まばゆい夜明け、赤く染まる大地。[DVD(邦画)] 9点(2016-09-04 05:38:34)《改行有》

2.  家族の肖像 《ネタバレ》 こんな家族は嫌だ。 ・いきなり来て「部屋を貸せ」→「売るとか言ってないんだけど」 ・下宿人が家を破壊→「出て行ってくれ」 ・下宿人が謎の負傷→「いいからズボン履け」 ・下宿人と娘とその兄で3P→「いい加減にしろ!(怒)」 娘「人間は自由になるべきよ!」 ラ「いやいいから隠せよ...(色々と)」 ・下宿人と家族が「養子にして」→「俺を殺す気か」 ・家族会議で謎の主義主張→「少なくとも君らは自由(勝手にヤリたい放題)主義だね」 ・下宿人と兄が喧嘩→「我が家の問題に干渉するな!(怒)」 ラ「その前に俺の家を壊すな!!!!!(憤慨)」 ・下宿人が吹っ飛ぶ→「息子ですかあ...」 ・とにかくワケが解らない→「言語が違う(イタリア語と英語)」 ゴッドファーザー「言語が違う(バキューン)」 「?(・ω・)」て顔のランカスターが面白かった。 あの絵は伏線だったりするよな・・・多分。 ラストの涙は「息子」への涙か、「悪夢」から解放されたことの喜びか・・・。[DVD(字幕)] 9点(2014-03-15 18:12:39)《改行有》

3.  片腕ドラゴン カンフー馬鹿映画の傑作。 キン・フーの武侠映画に並ぶ人間はジミー・ウォングの兄ぃだけだぜ。 ブルース・リーもジャッキー・チェンも好きだが、やっぱこの人が一番好きだ。 アクション馬鹿ジミー兄貴最高!![DVD(字幕)] 9点(2014-03-12 16:02:35)《改行有》

4.  カッコーの巣の上で 《ネタバレ》 ケン・キージーの原作を元にしたこの映画。 マザー・グースの詩とアメリカ社会の本当の自由を題材にした原作は、インディアンであるチーフが主人公だった。 しかしこの映画の場合、アメリカ社会からツマはじきにされた一人の男「マクマーフィー」が主人公として展開される。 ジャック・ニコルソンの演じるマクマーフィーは単なる「異常者」ではない。 この世の何処にでもいる、社会の常識とやらに「嫌気が差した」男だったのさ。 仕事で面倒を起こし、刑務所での労働を避けた結果、精神病棟送りとなったマクマーフィー。 とにかく彼は「我慢」を知らない。 「頭をヘコヘコさせて長生きするよりは、好き勝手やって死んだ方がマシ」という男なのだ。 ただ、我慢が足りないというだけではない。 病院の規則に縛り付けられた患者に直接話しかけ、直接触れ合う。 時にはトランプや酒を酌み交わし、バスケや釣りといったスポーツで楽しく遊んだり。 言葉で言うだけでは解らない心の交流をしていく。 「精神病」というだけで患者の人間性や自由まで否定することが「治療」なのか? それを訴えるのがこの映画だ。 一見すると社会に拘束される事を拒むマクマーフィーは、協調性の無い非常識な男に見える。 だが、今の何でもかんでも法律でがんじがらめにして枠に中に縛り付けようとするこの世の中。 肌の色が違うというだけで蔑み、同じ言語を話さないというだけでツマはじき。 自分がそうされる立場に追い込まれた時の事など考えもしない。 そんな事が本当に正しいのか? 正しくないのか? それを嘲笑うかのように、言葉と体で訴え続けたのかも知れない(酒に酔って逃げなかったり、気持ちは解るがいきなり首を絞めにかかるのは単なる馬鹿としが言い様が無いが)。 そんな彼にも「運命の時」が訪れる。 勝手に生きて勝手に殺される。 それを覚悟の上で主人公は生きてきたのかも知れない。 いくら肉体が健康でも、心が生きていなければ意味が無い。 世の中には死にたいのに生かされ、生きたいのに殺されるという事が多々ある。 衝撃的なラストだが、「チーフ」にはそれが解っていたのかも知れない・・・。[DVD(字幕)] 8点(2014-12-11 04:20:44)(良:1票) 《改行有》

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