みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 1950年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 禁じられた遊び(1952) 《ネタバレ》 特殊な演出効果がなくても伝わる物を作れるといういい見本のような映画。幼少の頃に観た時は、墓を作って遊ぶという行為と重く暗い画面が恐くて直視できなかったが、ラストのポレットがミッシェルを探してどこかへ行ってしまうというシーンはなんとなく覚えていた。それだけ印象的なラストなのだろう。おびただしい数の十字架が無造作に立てられた風車小屋の墓地のシーンは圧巻。死の意味をまだ理解できずに、無邪気に感情のままに行動するという少年特有の性質と初恋のせつなさがよく描かれている。8点(2003-11-13 06:05:43) 2. 強迫/ロープ殺人事件 《ネタバレ》 オーソン・ウェルズ演じる弁護士がすごい存在感。 警察に一泡吹かせてやるといった割には、 おそまつな計画殺人。 ロープも特に出てこない。 完全犯罪のサスペンスと言うよりは、 死刑制度への批判映画といったほうがいいかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2006-09-10 21:45:56)《改行有》
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