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プロフィール |
コメント数 |
604 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/ |
自己紹介 |
2004年から映画専門サイトをたちあげました。 ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。 リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ ザフューチャーなどのアンブリンもの。 十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・ 自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ 思いも変わると思います。その中で、共感できる人が 多ければ売れるのでしょうね。 たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・> と、マニアックな映画にも手をつけますが、 できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、 子供時代に帰ってるみたいです・・ それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・
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1. 恐怖の館(1972)<TVM>
《ネタバレ》 別に高評価つけるのもなんだけど、この話は悪くはない。
映像演出も、おや?と思わせるものがある。
うまくリメイクすればよいホラー作品になったかも。
まずカメラワーク、好きだな・・
1シーンで、ガラスに映る去っていく男と見る女を撮るの。
何回かその手法は出てきたし、光の使い方もまばゆいくらい
使う使う(笑)車のガラスの使い方や階段や・・きりがない。
さすが若くても演出はうまいですよ。ホラーなのに品もあるし。
子供が壁にボールをぶつける音と、母親がきれて物を
壊す音との重ね方とか、赤ちゃんの鳴き声の使い方・・
正統派のホラーです。ただし、あの変なモノ(悪魔?)
は一回だけでいい。二回目は怖くないから笑うくらい
大げさなものに変えたほうがいい。
キューブリックのシャイニングを思い出したくらい、
惜しいところがある。
子役がかわいくないのは欠点。というか、うまくない。
母親はうまくて、目立っていた。
演出は大人なのにエンディングが子供じみてる!
これはわかりやすくしたのか、時間都合か現場の意見か・・?
物語は、ポルターガイストみたいなんだけど、
わりと見せる映像も多く不思議な映画だった。
この監督はホラーに向いてるとは思うけど、
ラストに親子の愛を入れたがるのね。
せっかくよいものを持ってるのに感動作にしちゃう・・
感動作にするには脚本も練り直さないと。7点(2004-04-01 07:48:08)《改行有》
2. キャリー(1976)
《ネタバレ》 マジ怖かった!あらすじを(かなり)聞いていたので、早送りしたシーンもあるが、それでも怖い。精神にくるホラー。生きてる人間が一番怖い。この映画では、全員生きてる人間で、死霊や悪魔は出てこない。超能力を持ついじめられ少女の復讐劇なのだが、ラストのインパクトある映像に思わずホラーとしてしまう。最初のシャワーシーンの初潮の血、ラストの生き残った級友の夢にでてきた手首のリアルさには、死霊のはらわたを見て以来久しぶりに、大声で叫んでいました。キャリー役のシシー・スペイセクのうまさに同情、共感し、冥福まで祈ったのに、あの最後まで化け物扱いはショックで減点。母親も怖かった。実はトラボルタ目当てで観たけど(頭悪そうな不良役)みんなキャリーの演技で飛んだ。キング原作、デパルマ監督という濃さですが、確かにデパルマは、うまい。けど満点じゃないのは、血のパーティの惨劇の分割映像。意見分かれますが、しらけました。ロープの撮りかたはいい。ぐるぐる回るスロー映像は、酔いそうになった。 8点(2003-12-07 12:43:54)(良:2票)
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