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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. CUBE 《ネタバレ》 「アイデア一発!」という映画なのですが、そのアイデアが素晴らしいので、引き込まれて見てしまいしました。私はこの映画のテーマは密室の恐怖状態における人間心理のあり方ではないと思いました。「常に絶対的な解が存在する数学的謎解き」と「不条理で種明かしのないシナリオ」の対比ではないでしょうか。あの警官、子供を愛し、実生活では善良な市民(または善良な市民を演じる人)だったのでしょう。しかし、途中からの狼藉ぶりは何だったのでしょう?外に出たら訴えられること間違いなしです。世間体を大事にする性格なのに、彼の行動は腑に落ちないですね。単純に疲労と恐怖で頭が回らなくなったのか、或いは外に出る前に全員殺そうと決めていたのか。もう一つ、多くの方がKazanは助かったと考えているようですが、ほんとにそうでしょうか?あの真っ白な世界は何?あそこが現実世界への出口だとしたら、Worthは何故外に出ようとしなかったのか?「What is out there?」に対して「Boundless human stupidity」と言っています。単純に現実世界に失望してニヒルになっていたというのは考えにくいです。だって、それまでは一応助かろうとしてたじゃないですか。やはり彼は何か知っていたのでは?...てな感じで考えを巡らしても、映画自体が答えを提供していないので埒があきません。数学的にキューブの仕組みが解明されても人間の行動は解明できないわけです。7点(2004-01-20 04:37:54) 2. 機動戦士ガンダムF91 これを観て「俺もいい大人なんだからガンダムから足を洗おう」と思いました。富野氏もいつまでもガンダムを見ちゃいけない、と語っているとおり、新しいガンダムは新しい世代が評価すれば良いと思います。しかし、冨野発言はファーストガンダムに亡霊の如くこだわり続けるガンダムファンが、彼の新しい発想の妨げになるのを念頭に置いているのかもしれません。だったらガンダムの冠を外して全く新しいものを作ればいいのに、とも思います。3点(2003-12-12 11:21:31) 3. 機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光 デラーズ・フリートの話自体は、世界観としては好きですが、ニナやコウのキャラが好きになれません。できることならファーストとZの間の歴史を基に自分で撮り直したいくらいです。さらに、OVA12巻を2時間に縮めるのは無茶がありすぎます。ガンダム辞典じゃないですが、ガンダム世界の史実を検証するための映像資料としてなら観れなくもないですけどね。2点(2003-12-12 11:13:23) 4. 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート まず、「第08MS小隊」シリーズ自体に満足できません。これだけだと4点ですが、全10話のOVAを53分に縮めるのは幾らなんでもあんまりなのでマイナス2点です。2点(2003-12-12 11:03:28)
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