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プロフィール |
コメント数 |
218 |
性別 |
女性 |
ホームページ |
http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/ |
自己紹介 |
正直、生まれは平成じゃないです。かなり、昭和なムード。昔みた映画を思い出しながらレビューしますので、記憶がずいぶんあやふやかも。なにか変なところがあったら、http://plaza.rakuten.co.jp/maika888/のほうにツッコんでおいてください。
好きな女優 「或る夜の殿様」の山田五十鈴、「近松物語」の香川京子 好きな男優 「お茶漬けの味」の佐分利信 好きなキャラクター グレムリンちゃんとマシュマロマン
☆評価基準 10点:超絶。ほとんど奇跡。 9点:傑作。かつ大好きなんだもーんッ! 8点:傑作だし、好きデス。 7点:素晴らしいです。好みの映画です。 6点:まあ、悪くないと思います。 5点:なにか気になるものはあります(~~; |
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1. CASSHERN
2004年度のキネ旬のベストテンでは10位内にも入ってなかったけど、もう少し畏れをもって評価すべきであって、それほど自信をもって無視したり切り捨てたりもできないと思います。
この映画が「2時間20分を費やしたプロモビデオだ」という言い方は、わたしも同感なんだけど、別にそれはこの映画を非難する意味でじゃなく、むしろ、それ以前にこの監督が作ってきたプロモビデオが、とても4~5分の時間枠にはおさまらないほどの豊かな作品性と思想性をもつものだったので、これを見ると、「あらためて2時間20分かけたプロモビデオなんだ」という気がします。ただし、この映画、「PV的」なわりには、意外に“音楽的なセンス”には欠けてる。使ってる音楽の問題だけじゃなく、ストーリーテリングそのものにも、いまいち音楽的な感性が足りない気がする。なんか、ガクガクしてる。一枚一枚の絵はとても感性的に作られてるのに、それが時間の流れの中では十分感性的にメロディを奏でられてない。本来なら、物語そのものにも激情と静寂があったり、抑揚とか緩急みたいなものって必要だと思うんですけど、なんだか、ずっと金太郎アメみたいに、同じ感情、同じ速さ、同じ重さが続いてしまうみたい。よくいえば、それだけ緊張が持続しているってことなんだけど、もう少し音楽的な膨らみとか感性的な豊かさがあったほうがいいと思います。つまり、この「2:20の Music ビデオ」は、映像そのものは頑張って作ってあるけど、むしろ音楽的な面においてあまり出来が良くないんじゃないかってのがわたしの感想です。
説明的なセリフがくどいという批判もあるけど、あそこまで各人物がグルグル語り続けるってことは、ほとんどポリフォニー的なものなんだと思う。そのへんの表現も、もうちょっと器用にできてればよかった。[地上波(邦画)] 6点(2006-02-13 05:25:02)《改行有》
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