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1. キッド(1921)
言わばチャップリンの出世作。『街の灯』と同様サイレントがこの作品を素晴らしいものへと仕立てている。
笑いと感動が内包された作品であり、チャップリンの映画に対する愛情そして厳しさが詰まった作品。警官に親子だとばれないよう息子を蹴飛ばすシーン、警官を追いかける時のフェイント・・・どれも絶品である。また子役の演技が上手いそして可愛い。1920年代にこれほどまでの映画が作られたいうことにもはや感嘆を禁じえない。[ビデオ(字幕)] 10点(2006-06-29 13:06:52)《改行有》
2. 禁じられた遊び(1952)
子供たちの十字架遊びは禁じられるにもかかわらず大人たちは戦争によって無数の十字架を立てていく。どこまでも子供の目線で描かれたこの作品は戦争の不条理を静かにそして痛切に訴える。まだ何も知らない少女が初めて別れの感情を抱くラストシーン。親の死を知っているのにママと叫ぶ。雑踏の中へ消えていくその姿は将来に対する深い余韻を与えてくれる。[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-21 01:59:02)
3. ギルバート・グレイプ
あまりに多くのテーマを含みすぎていてその一つ一つに重みがない。例えば身体障害者の弟と肥満で動けない母親、両方いなくてはならないのだろうか。それとギルバートの心理描写が弱いと思った。でもかといって悪い映画とは思えないし普通に楽しめたのでこの点数。[ビデオ(字幕)] 6点(2005-11-14 23:25:10)
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4 | 6 | 8.33% |
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5 | 5 | 6.94% |
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6 | 17 | 23.61% |
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7 | 11 | 15.28% |
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8 | 12 | 16.67% |
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10 | 6 | 8.33% |
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