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【製作年 : 1920年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. キートンの探偵学入門 《ネタバレ》 ハイリスク、ハイリターンな上にハイセンス。自分の中のモノクロ、サイレントのイメージを根底から覆されたのがバスター・キートン!全部素晴らしいけど、特に暴走するバイクの疾走間、そして最初に映画内映画のアイデェアを発明した上にこんなラストで締めくくられては、後からやる人がとても太刀打ちできません。[DVD(字幕)] 9点(2006-11-20 06:38:17) 2. キートンのセブン・チャンス 《ネタバレ》 前半の細かなギャクを散りばめた展開も味わい深いですが、ギアが入った後半の圧倒的なこと!走って逃げて泳いで走る、そしてとにかく笑える。驚きと爆笑で満ち足りたこの鑑賞後の余韻。1920年代のこの作品を観ると、映画の進化とは一体何なのか?ということさえ考えてしまう。[DVD(字幕)] 9点(2006-11-18 21:57:24) 3. キートンの大列車追跡 《ネタバレ》 メカニックで言うとさすがに危うい。列車も大砲も、小道具一つに至るまで現代の感覚で見ると玩具のようだ。しかし、この発想とアクロバティックな動きは、この手作りの感覚でこそ驚きを増す。例えるなら戦前のプロ野球選手のバットやグローブの写真を雑誌で見たとき、(よく、このようなグローブで硬式球の弾丸ライナーをさばけるな・・・)と疑問に感じたことが、次々と、想像を遥かに超えた技術でもって、鮮やかに目の前で証明されるような感じがする。その卓越した技術と、それに裏付けされたこころざしの高さが、画面の中から煮えたぎっている。[DVD(字幕)] 8点(2009-02-15 08:58:53) 4. キートンの恋愛三代記 《ネタバレ》 正直爆笑と言うよりも圧倒と呼ぶに相応しいギャクの連打!ほとんどが後のアニメーションとも言えるアイデェアを実写でやり倒しているこの凄さ。映画に体をはっていることが恋愛に体をはっていることにオーバーラップし、もう様々な感情が揺さぶられっぱなしです!受身を取らずに地面に倒れる小さいカットに土俵際の攻防で顔面から落ちる若乃花を彷彿とさせる(逆か!)凄みを感じ、勝手な想像だけど些細なシーンで見せる気の遠くなるような訓練に裏づけされた超一級の芸の凄まじさ。キートン、カッコイイ![DVD(字幕)] 8点(2006-11-18 21:56:17)
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