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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
21. 記憶にございません! 《ネタバレ》 『デーヴ』と設定が似ているが記憶喪失ではインパクトが弱くて(というかスリルがなくて?)二番煎じの劣化版という印象。終盤のオチも不倫の言い訳というチマチマした話題でシラケル。実在のA夫人の言動の方がオモシロイし。個々の役者は頑張っていたとは思う。[地上波(邦画)] 4点(2021-01-10 00:01:31) 22. 帰郷(2019) 《ネタバレ》 映像はキレイ。役者も熱演している。ただし、全体的に物語上の年齢と役者の実年齢がふたまわりぐらい違うので終始違和感がある。音楽が仰々しく、ストーリーもイマイチ。そもそも最後の最後まで九蔵が宇之吉に気がつかないってのはかなり無理があるんじゃないのかと。[CS・衛星(邦画)] 4点(2020-09-28 11:30:25) 23. キツツキと雨 息子と同世代の映画監督との交流を通じて、最終的には息子と和解していくという話なのだろうけど、ちょっと説明不足でわかりにくい。息子の存在感が監督に比べて弱いし。「映像で感じろ」という事なのかもしれないが、もう少しストーリーに抑揚があってもいいような。ちょっとアッサリしすぎてるし。父子の葛藤ってこんな簡単なものではないし、そう簡単に和解できるものでもないでしょう。[CS・衛星(邦画)] 4点(2015-04-16 10:31:46) 24. 北のカナリアたち 《ネタバレ》 安っぽい脚本を映像美でごまかしてるだけですね。中盤まではよかったのですが、除々ににストーリが破綻してくるし、ラストが強引な感動になってるし。原作はホントに湊かなえなの?と疑いたくなるレベルです。そもそも狭い島で教師と警官が不倫まがいな事してたら旦那の事故が無くても、島にはいられないでしょうよ。その時点で生徒を裏切ってるわけです。で、旦那の方も自殺まがいの死に方すれば、妻や生徒に大きな影響がある事ぐらい大学教授の学があるならわかりそうなものを、それをあえてやったという事は、犬への暴行が示しているように、死期が近づいて、もう正常な判断ができなくなっており、残される者達に嫌がらせ的な事やって自分を記憶に留めて欲しいという単なる身勝手にしか思えません。(病弱な体で咄嗟に飛び込み単純に事故死したとも解釈できますけど、浮かんで敬礼しているのが謎というか余計です。)その意図はまんまと成功して20年間苦しめるわけです。なんだかよくわからない夫婦です。人間とはそういうわけのわからない、愚かでクダラナイ生き物なのかもしれませんが、映画なんですからもうちょっと一ひねりというかドラマ性というかエンタメ的にしてくれないと。だいたいミステリーにもなってないし、別に明かすべき真相があったわけでもないし、これで「解放」ってわけにはいかないでしょうよ。苦悩は時間が解決してくれるだけの事です。 これだけの若手俳優揃えといて、各々役割は果たしてはいるものの(障害児の煙突登りってデカプリオの真似?)、たいした見せ場もなく出演してる意味がまるでないし、吉永小百合は役に合ってないし、まあいろいろと滅茶苦茶ですね。こんな作品を業界で評価してるから邦画は駄目と言われるんですよ。[地上波(邦画)] 3点(2014-01-03 18:39:41)《改行有》
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